忌野清志郎
Little Screaming Revue





こんな「君が代」もありますよ、ということをみんなに報せたかった。以前から、あまりにもリズムが無くて暗い感じがしていたからです。僕だったら、このようにアレンジして歌うよ、という一つの提案です。いったい、どこに問題があるのか分かりません。なぜ、このことが問題になるのか、ニュースになるのかも不思議です。正直なところ、そんな事を思っている人々は多いと思います。当たり前のロックン・ロールが問題になったり、ニュースになるなんて、ちょっと変な感じがしませんか?〈忌野清志郎〉

冬の十字架
【SWIM-C003】
\1995(税込)
(SWIM RECORDS)
1999.9.22 out

MEMBER
三宅伸治(G)
藤井裕(B)
富岡“GRICO”義広(Dr)

収録曲【33:09】
1.「俺がロックン・ロール」
2.「君が代」
3.「来たれ21世紀」
4.「人間のクズ」
5.「こころのボーナス」
6.「明日また話そう」
7.「おもしれー」


プロフィール
1970年、高校3年生の時RCサクセションとしてデビュー。だがしかし、90年の武道館公演を最後に無期限活動停止に。その後、ソロ活動を始める。HIS、THE 2・3´s、スクリーミング・レビューと活動範囲を拡げていった。96年、94年から活動を続けていたスクリーミング・レビューをシンプルなバンド形態にしたLittle Screaming Revueとして活動開始。97年アルバム『GROOVIN TIME』を発表。98年、“フジロックフェスティバル”に出演し、一番の盛り上がりを見せ健全ぶりを披露。10月には2ndAL『Rainbow Cafe』を発売。99年に入ってソロ・アルバム『ラフィータフィー』を発表し、立て続けにリトルのサードアルバム『冬の十字架』を制作。しかし、所属レコード会社が収録曲「君が代」ロックバージョンに難色を示し、発売中止に。そして、UKPより9月22日に発売となる。