2005年09月

昨夜から今朝までの夜を徘徊
会場打ち上げでビールを流し込み、ちよいとふらふらになつて、チームバズラで場所を変えて打ち上げ。
ここでもビールを飲みながら、馬鹿話ししながら呼吸を少し整えたなら、ひようろくだま以来の仲のタカミキオと飲む。
空想の話し、夢の話し、響きだけの言葉遊び。
すつかり酔つぱらつちまつたはずなのに、どうやら俺は夜に急かされるようだ。
そのあと夜を徘徊。
しかし、頭はすつきりしている。
俺は、はつきりしている。
誰に殺されるのを待つているわけでもなく、誰に生かされるのを待つているわけでもない。

俺は生きるために行く。

少し散文めいちまつたな、まあ…夜がそうさせるんだ、仕方ない。
俺は夜に、うずうずしながらもじもじ埋まる。

大魔王が心地好い。

なんのこつちや、読み返したところでわからなくなる日がくるのかしらん。
それは、今をきちんと生きてる証し。

俺つてば、そのまま朝まで感覚を研ぎ澄ませていく。
東京行きの飛行機まで眠ることはなかつたのだが、
俺は、はつきりしている。
はつきりしているんだ。

気持ちが爆発して、よじれて粉々になつては、くつついていく不死身の破片がうごめく太陽のコツプごしの世界。

それは、ただひたすらに烈しく。熱く。優しく。

胸が苦しくなる世界。

飛行機で眠りにつけば、到着したことにも気付かずに、隣りのお婆さんにお腹を叩かれ起こされる始末。

それが、午前から午後の俺。


今夜は綺麗な泥の中に沈んで眠る。

バタンQ。

鉄平
(2005年 9月 30日 [金曜日])

ビージヤム
俺らはエキサイテイングなステージをした。
いや、毎回全力を尽くすのだけどもね…。
歌いながら感動するつてのは、なかなかないものだよ。
俺は歌いながら、何かこの日、感動していた。
今日はそんな素敵なライブだつたんだ。

こういうライブが最近増えてきている。

この日のライブみてえな感覚が当たり前になつてくれば、また次のゾクゾクするステージのカタチがみえてくる。
そうやつて、どこまでもいくんだ。

俺は、感じた心が動いたその先に行きたくてたまらない。

一緒に行こう。

鉄平
(2005年 9月 29日 [木曜日])

おかえりと言われたい

明日はゼツプ札幌だ。
朝の飛行機で出発して、着くなり会場でリハ、それから本番となるわけだけども、俺、

おかえりと言われたい。
爆発しよう。

鉄平
(2005年 9月 28日 [水曜日])

ビージヤムの為のリハ
リハのち、媒体に配る紙資料用に新曲の曲解説を3人でそれぞれ書いたりした。

ザは、やはり天才だな。
面白い文章だ。
しかし、ダークホース現る!
その名も、謙太郎。
面白い文章…というか、可笑しい文章だ。
やるな!

これアルバム発売後にでも、HPにアツプしたら面白いかもな…とか、あと他のことを色々考えながら、冷たくなつてきた夜風にさらされて、俺、タクシー乗り場のベンチの上に寝そべつてみたりしている。

「猫んーじやつた」

声がよく響くなあ。

うつすら夜が明ける。

綺麗だ。

寝付けない夜は、起きてるに限る。

あはは

鉄平
(2005年 9月 27日 [火曜日])

無題
昔から書きためていたノート、やり場がないので、処分処分。
今、手元にあるのは二、三冊。
新しいアルバム用の歌詞だけ。
毎日何か書いていないと、気が狂いそうになる。
音楽することも、詩を書くことも、俺にとつちやあ大事なこと。
生きることと直結してる。

あきらかに書く量が減つたのは、より自分自身を晒しているからだと思う。
だけど、これから書く量が増えていく気がする。

独りの人間として、遅まきながら覚悟を決めたから…自然と増えていくものだと思う。

俺は自分自身を晒していこう。

「運命」は予言めいた曲でもあつたわけだ。


ああ運命をつかまえて
暗闇を灯していこうぜ


鉄平
(2005年 9月 26日 [月曜日])


時間をぬつて描いてた絵がいつぱいになつたので、そろそろどうにかしなきや。
飾りきれなくなつてきちやつた。
ハイラインのフリマで売るかな…。
その前にいろんな人にみてもらいたいから、なんか催すかな。
残つたら冬はそれで焚き火しようかな。

寒いなあ、と独りごち。
秋がしんしんと近付いてきてる。

「緑色の体毛に憧れるぜ。」
枯れない体毛。

う毛毛毛。

鉄平
2005年 9月 25日 [日曜日]

ダイマス日記スペシヤル後記
ダイマス日記で企画考案したものが、周りの人を巻き込んで、フエスになつちやつた。

「おーい、フエスになつちやつてるよ、ダイマス!?」
と、思つた俺。

凄え…、人が沢山いる。
なんか、クラブにしか行きませんみたいな人も沢山いるぞ。
これ野外だつたらもつと気持ちいいのに。
渋谷AXは大きいけど、小さく見えた。
窮屈な感じがした。
外ならもつともつと気持ちがいいはずだ。

外は生憎の雨。
俺は楽屋で渡されたビデオカメラでみんなを撮つたり、馬鹿話したあとステージに立つた。
気持ち良かつたなあ。
セツテイングの時も、会場をじろじろ見渡してた。
バズラタオルを掲げてくれてるお客さん。
嬉しくなつちまつたよ。
なんだこいつら?つて顔のお客さん。
ちよいと待つてくれ、今演奏すつからよお…、楽しくなつちまつた。

俺らの順番がきて、演奏を始めたけれど刹那刹那なものではなかつたな。
大阪の音魂と同じような雰囲気、感覚。
そこにある空気をなぞる…つうかね。
空気を共有するつうかね。
暖かい感じ。
俺これ嫌いじやあない。こういう雰囲気嫌いじやあない。
むしろ好きだ。
けど、俺ら同じこと繰り返しやるなんてつまらない。
もつと食い込んでいきたい。
俺は、そんな欲求が芽生えてきたよ。
もつともつと爆発してえんだ!

ダイマス日記スペシヤルで、そういうことを思えたのが良かつたな。
俺個人としては。

それから、
なんつうかな…、一回のイベントで終わつて欲しくないつうかね、ん…もつといこうぜ、ダイマス!みたいな気持ちになつてんだ、みんな。
それが感じられて、なんか俺が言うのも可笑しいかもしんねえけど嬉しかつたよ。

俺らは俺らのやり方で、ダイマスはダイマスのやり方で、
みんなはみんなのやり方で、
なんかしようぜ!つう空気が満ちてきてる今、
ほんと事件起こせそうでわくわくしてる。

打ち上げでさんざ酔つ払つた後、ロストの海北と一緒に芽葱を食べながら、お茶飲みながら興奮したよ。

話は変わるけどジヤパンの森くんは、いい男だ!
美男と野獣で撮つた写真を載せておこう。

すつかり足腰に力が入らなくなつて、事務所に段ボールを敷いて眠る、俺。

「ダイマス万歳!」

鉄平

2005年 9月 24日 [土曜日]

ダイマス日記スペシヤル前日
PVの打ち合わせ。

コインランドリーの乾燥機による子守歌でいつの間にか眠りにおちていた俺は、少し遅れて事務所へ。

曲も決まつていて、イメージもワンマンの打ち上げの時に監督の太郎つちに伝えていた。

コンテと概要が書いてある紙を渡される。

ただならぬ予感。
期待せずにいられない。

その夜、

苦しいから幸せ。
苦しいから幸せ。

何度も繰り返し呟く。
響いてくる。

ジヤケデザインしてくれてるヨツシー、太郎つちと「6」でご飯を食べたあと、環七沿いの六階でフアンクのコンピを聴いた。


苦しいから幸せ。
苦しいから幸せ。

雨が降つている。


明日はダイマス日記スペシヤルだ!

音楽できると思うと、ゾクゾクする。


俺は車輪の下でパンツ一丁で眠つていた。

鉄平
(2005年 9月 23日 [金曜日])

ダイマス日記スペシヤルの為のリハ

ライブリハ。
今日の煙草はセブンスター。
それから、ハイライト。
エコーが売り切れてるなんて…。

ダイマス日記スペシヤルがあさつて渋谷AXある。
俺らは、どんなライブにするべきかを話し合う。
結局、新曲中心のセツトリストを組んだ。

ダイマスに、来てくれるみんなに、バズラの今を感じてもらおう。


リハが終わり、真夜中、俺は行き着いた場所で、なんとも情けない…申し訳ない気分になり、自分に残念がりながら、
俺には音楽しかない、と改めて痛感したのだつた。

「やあ、太陽がのぼりそうだ…。」

鉄平
(2005年 9月 22日 [木曜日])

これが俺らの
リアルな音だ。
これが正真正銘、バズラの音楽だ。

本日マスタリング工程終了。

アルバム「BAZRA」がまた一歩発売に近付く。

限り無く心臓に近いところで鳴つている、リズムやメロデイ。

早く届けたいぜ。


渋谷の道玄坂の片隅に身を置く。

「やあ、月が見えらあ…。」


鉄平
(2005年 9月 21日 [水曜日])

船から降りて
ようやく陸地を踏み、
あ、酔い酔いなどと酔狂な声を洩らすこともなくなつた、俺。
夕方やつとこさ東京へ着き、脱力した身体に気を入れる。
俺は船でもバンでも眠るだけなので、移動中疲れることなんかしちやあいないんだけどな…。
とりあえず脱力。
しかし、そのままじやあいられない、トウデイ。
今日は札幌からスモールフイツシユというバンドがライブで下北沢にきているのだ。
うむむ、見に行かなければ。
俺はスモールフイツシユの「珈琲讃歌」つう歌が好きなのだ。

チームバズラは、北海道から帰つてきたその足で、ライブが行われる下北のカフエへと向かつたのだつた。
タフだぜ。

俺らは、下北沢クラブQで東京初ライブを演つたんだけど、その時は凄かつた。
ギターの弦が1本、また1本…とライブ終了までに5本が切れ、俺はわめき散らすだけ。
ドラムのザは鬼神、奇人?のようになつて、バカバカ叩きまくり、ベースの謙太郎は平然と曲を演奏している始末。
東京初ライブは、今までで一番壮絶で最悪のライブだつたんだ。
今じやあ笑い話だけれど当時は、苦笑いも出来なかつたよ。

そんな苦い経験をしてるもんだから、俺らなんとか力になりたくてスモールフイツシユを見に行つたのだつた。

俺は空きつ腹にビールを流し込み、胃がくわつと熱くなるのを感じながらライブを見た。
あきらかに緊張してたようにも見えたけど、凄え楽しそうだつた。

ああ、なんか、
いいなあ。
と、思つた。

俺はくるくる回る頭で沢山の事を考えながら、
家に帰つていつた。


家が家じやあなくなつた日。

俺は、くるくる回る頭になる前も、くるくる回る頭になつてからも、沢山考えた。


真夜中の世田谷通りを歩く。

鉄平
(2005年 9月 20日 [火曜日])

あ、酔い酔い。
帰りの船の中、二日酔い&船酔い。
あ、酔い酔い。
約十四時間?の長い船旅、一時間も起きていられないだろう、俺。
ザと謙太郎は例によつて呑んでいる。
凄いなあ、と感心しちやうな。

疲れきつた身体。
思考だけが健全で、思考が妄想をよんで、妄想は現実味を帯びて、残像が瞼に浮かぶ。

胸が張り裂けそうだ。

バタンQ。

鉄平
(2005年 9月 19日 [月曜日])

カウンターアクシヨン10周年!
運命が弾けた夕方5時。
カウンターアクシヨン10周年イベントで、俺は絶唱したよ。
俺ら絶唱しまくつたよ。

コウさんおめでとうございます!
洋平、俺ら頑張ろうな!
イベントを締めくくつた、怒髪天の最高のライブの余韻に包まれながら、
バタンQ。

早くから集まつて聴いてくれたみんな、どうもありがとう!

運命が弾けた夜だ。

鉄平
2005年 9月 18日 [日曜日]

昨日の興奮がガソリン
心地よい疲労感に包まれながらバンに乗り、俺ら、今さつき北海道に上陸して函館から札幌に向けて走つてる。
右側ガードレールの向こうは、すぐ海だ。
真つ暗だ。
だけど目を凝らしてよく見てみると、水平線と空の境界線がはつきりしてんのが見えた。
一見、ただの真つ暗なんだけど、そこには確かに何かがあるつてこと。
海もあるし、空もある。
同じ真つ暗だけど、慣れてしまえばはつきり見分けられるくらいの合図がどつかに落ちてつかもな。
札幌へ向けて走つてる。

鉄平
2005年 9月 17日 [土曜日]

下北Qワンマン ー1
やつた、やつた、気持ち良かつた!!
気分がいいよ。
今、夜風に吹かれて歩いてたところ。
みんなありがとう!!
あの空間は、一回こつきり、あの場所でしかないからな。
もちろんまだまだこんなんじやあ終われない。
そうだろ?
俺らもつともつと高みにいくぜ。
ついてきてくれよ!

…ああ、でも今日は最高に気持ち良かつたな。
徐々に自我が失われて、音楽に溶け込んでいく感覚。
空間を共有するみんなとの一体化。
ぶつ倒れそうなくらいエネルギーを燃焼させて、ぶつ飛んでいけるつうのは、最高に気持ちがいい。

余韻に浸りながら、
これから札幌に向かうぜ。

今日は最高!
次はもつと最高を目指して、走り続けるさ!!

うおおお!!!!

鉄平
(2005年 9月 16日 [金曜日])

夕方すぎて
空が見事に朱く染まつたなあ、秋空か…と思つたら、俺、サングラスしたままだつた。
秋よ!まだ一日待つてくれ。
明日、今年の夏、最後の打ち上げ花火をあげるから。

カウントダウン1

カウント0は会場で刻んでくれ!
さあ、楽しもうじやあねえか。

鉄平
(2005年 9月 15日 [木曜日])

俺は今
ジミヘンが死んだのと同じ歳。
ジミヘンを聴いて、身体中にエレクトリツク衝動が湧き上がつてきたのは、俺が15歳の時。
それから12年間痺れつぱなし。

レツトイツトビーを創つた頃のジヨンと同じ歳。
ライナーノーツを読んで知つた。
マジかよ?
同じ歳かあ、すげえな。

俺は今、27歳。
もつと早くに生まれてれば、そんで外人に生まれてれば、ジミヘンとセツシヨンできただろうか。
ジヨンと歌えただろうか。
ウツドストツクにも出れただろうか。
下らない絵空事かしらん。
けど時々そんなことを思うんだ。

色褪せることなく、エネルギーに満ち溢れた音楽を、俺、創りてえなあ。

俺は今、生きてる。
生きてんだけど、それに甘んじないで、もつともつとぎりぎりまでやつてみる。

カウントダウン2

見たことのない景色を見にいこう。

鉄平
(2005年 9月 14日 [水曜日])

ワンマンに向けて剥けていく俺ら

本日、ワンマンのためのリハ。
このままいけば、ずる剥けになつていくだろう、リハ。
おまえらをずる剥けにするためには、まずは俺らがずる剥けにならなければ!

剥きい!!

めきめき剥けてきた俺、ずいぶん光、放つてます。
   キテます。

カウントダウン3

ノツクアウトまで、あとたつた3だぜ。

ぎやあ

鉄平
(2005年 9月 13日 [火曜日])

写真撮影


本日アーテイスト写真の撮影。
ネーゼがネーゼしてるシロガネーゼ、白金台のとあるスタジオにて。
個性的なカメラマン、チームバズラ、みんなで意見など交換しながら、パシヤパシヤ。
写真は撮影の合間に山ちやんが撮つたもの。
ザの姿は、合間のふぬけきつた俺らのこの姿とは一線を画すもので、茶化したりせずCDでその勇姿を見せつけたいと思う。

カウントダウン4

鉄平
(2005年 9月 12日 [月曜日])

Da−Ri
俺は昔、札幌の古着屋で働いていたことがあつたのだけど、そのときの後輩が渋谷に店を構えたので、その宣伝をするぞ。
渋谷のオーウエストとかあそこら辺に向かう坂道の途中にある「Da−Ri」(東京都渋谷区道玄坂2−22−7)は、リメイクもの中心の洋服屋だ。
アクセサリーも充実しているので、是非チエケラしてくれ!
店名は画家のダリからとつたものらしく、服も、狂気を慕う正気つぷり爆発。
リメイクものなので全て一点物。
俺は着るぞ。

降つたり止んだりの雨に象徴される、せわしない一日でずぶ濡れ。

イギーポツプの赤いTシヤツも、きつと濡れる。

カウントダウン5

ああ、まだまだ残暑。
バタンQ。
2005年 9月 11日 [日曜日]

朝粥が灰の日

飛び起きた、午前四時二十七分。
布団からずるりと抜け出して台所に行き、蛇口をひねりそのまま水をがぶ飲みした。
また布団に入る、が、その後まるで眠くならなかつた。
もうすぐ朝陽がやつてくる。
じりじり迫り来る朝をやりすごそうと、手を伸ばして布団、衣類、ありつたけの布を頭までかぶつた。
まだ月はでているものの、朝が近づいてくる気配が感じられる。
朝がむかつく日。
朝を殺したくなる日。
できれば夜の闇に白く太陽が浮かび上がらないか、このまま夜を続けられないか、目を突き刺す反射もなく、ただ黒に吸い込まれる世界にならないか…そんなことを思う日は、大抵、朝を殺したくてたまらない。
とうとう我慢できなくなつて灰皿の吸い殻と灰を含めるだけ口に含み、
ドアを蹴飛ばして外にでると、思い切り吐き出してやつた。

うん、幾分か良くなつた。

台所に行き、口をゆすぐと吐き気がした。
その場で吐く。
漠然とした期待や、漠然とした混乱、すがりつかなくても勝手に進んでいつちまう時間の流れに気付けば恐れを抱いている。
夢みる病に冒されて、
慢性化しちまつてるし、末期だから、手の施しようがねえつてよ。
…そんな気分の朝がある。
自らに傷を科して、生きる実感を得たりするのも、歌うことも大して変わりはしない。
誰とも共有できない本人だけにしか分からないものがある。
曝けだしても見えないもの。
見たくても見えないもの。
それ自体が漠然としていて、何にせつつかれてんのかも分からないままだから焦つちまう。
気が滅入る。
誰もが焦つちまつてる。
位置づけや、理解した振りで安心しようとする。
そんな気分は、朝に象徴される。朝を殺したくなるのも当然だ、と俺は思うよ。

それは、焦りを消してえから。
下心を本能と呼びてえから。
正当化して優位に立ちてえから。
朝に自分を重ねてなくしちまいてえんだ。

…かと思えば朝焼けの力強さに、ぐわあつ、と持つてかれたりもする。
午前四時五十三分、まさに、ぐわあつ、と持つてかれてる自分がいる。

上品かつ下賎なデリケート。
魂がずる剥けになる。
包茎の魂がずる剥けにされる。
痛いわけだ。

要するに、自我を保つ為には、早いとこ慣れつちまうてことが大事なんだろう。

嫌いだけどな、得意なんだ、そういうの。
そういう局面で、俺、度、思うんだわ
やあ!くそつたれな俺!…つて。
気持ち良いし悪いよ。

服を注文しに行つたり、本の情報交換したり、あけすけな、魂のシースルー。
会話会話会話、夜遅くまで、魂のシースルー。
脳がそれを指示する。

つきましてわ、バタンQのことで…。
おほほ

カウントダウン6

鉄平
2005年 9月 10日 [土曜日]

皆まで言うまい
俺は、酒は飲まない。
正確にいうと飲めない。

ビールならジヨツキ一杯で、ジンなら二口ほど舐めれば愉快な気分と絶望的な気分の双璧に挟まれて、まるで理性がトンじまつて、はしやぎまわり、すぐ後、ベンキに顔を突つ込むハメになる。

だから飲まない。

そのかわり、飯をたらふく食う。
俺は食べ物が好きだ。
好き嫌いもない。
大抵の食べ物が好きで、あとは大好きだ。
好きか、大好きその二つしかない。

だからなんだ?
それだけだ。

皆まで言うまい。

全てがうまい。


カウントダウン7
(2005年 9月 9日 [金曜日])

増殖する
俺も君も彼、彼女らも一度ならずなんども増殖する悲劇を持つている。
故に喜劇の舞台に立つことを許される。
しかし、実際の感情はそのどちらでもなく、只に流れる水のようなもの。
如(によ)は瞬間ごとの覚醒と沈黙の摩擦だ。

恐がらなくていい。
間違いなんてどこにもないのだから。
  跳ぼうぜ。

カウントダウン8。
(2005年 9月 8日 [木曜日])

先駆けインタビユー
アルバム発売が決定したので、さつそく色々なことが動き出したよ。
今日は発売に先駆けて各媒体の方々に配つてまわる資料用のインタビユーを行う予定だつたのだ。
詳しい話は聞かされていなかつたので、とりあえず事務所に向かつた、俺。
テーブルに座つていたのは、『マツドプロデユーサー誠』ことホンネさんと、金髪のお初にお目にかかるイカしたお方。
ちよいと遅れて着いた俺は、小便をシバいてからお二方の待つテーブルへ。
「どもども…ど〜おも!」
なんて遅れてきたことを悪びれる素振り一切ナツシング。
社会のつまはじきもの…つうか、今社会に放り出されたら行くあてに困ること必至の駄目つぷり、俺。
そんな第一印象を与えちまつたかどうかは定かではないけど、ま、よくないね。
一秒反省。
今日、インタビユーしてくれるのは、お初にお目にかかります金髪のイカしたナイスガイ「中川五郎」さん。
ん?聞いたことある?
そんな人も多分大勢いらつしやるかと思うよ。
だつて、自身大阪のURCから音楽を発信していたり、かの有名な酔いどれ詩人「C.ブコウスキー」の翻訳してたり、ライナーノーツやエツセイでしよ…いわゆる大先輩なわけだ。
そのことを聞かされて、がぜんテンシヨンあがつちまつたよね。
インタビユーの内容は面白いことになつたよ。
後は、資料が出来上がつてくるのを待つのみ!

帰りに商店街の本屋で、五郎さん訳の「詩人と女たち」を購入。
本屋のお婆さんに褒められて帰るなり爆読!!

そして目がしぱしぱするなり、バタンQ。

鉄平
(2005年 9月 7日 [水曜日])

漫画熱中症
漫画が好きだ。
漫画ジヤンキイ、俺。
続きはどうなるんだあ!?
週刊、月刊、単行本、もう待ちきれないよ!
と、心のどこかでオールウエイズ続きが気になつてもじもじ中毒症状。
そうそう、そんな漫画熱にさらに拍車をかける出来事があつたのが、先月だつたかしらん。
今日発売の月刊マガジンで連載中の「カペタ」がアニメ化決定!
そいからなんと、エンデイングテーマに俺らの曲が流れることが決定したつんだからど肝ぬかれたわけだ!
毎月楽しみにして読んでた「カペタ」がアニメになつて、しかも俺らの曲が流れるつて…!?
え〜!!凄え〜!!!
昨日の日記で書いたカート大会は、この「カペタ」製作に関わつている方々と行われたのだつたわけよ。
わはは。

「シヤカリキ」「め組の大吾」「昴」それに「カペタ」と、最高に熱のこもつた作品たちを、いやああ鳥肌たつちやいます状態でヨダレたれてんのも気付かないくらい熱中して読んできた俺にしてみれば、このエンデイングテーマ決定は相当ハツピーな事件だつてんだよ!
  あー、嬉し!!

そんなこんなで、仕事の合間に月刊マガジンを読んでいたら、俺らの写真小さくでてんじやん!
ひや〜、びつくりしちまつたよね。

そんな嬉しいびつくりがあつたので、1〜8巻までまた読み返した、俺。
  あー、嬉し!

喜びに浸りながら、昨日の後遺症でやつぱり身体痛えや、つて独り、にんまりしながら

 バタンQ。

鉄平
(2005年 9月 6日 [火曜日])

カートでバーン
いやいや、全く何が起こるか分からないぜ人生つてやつは。
今日は、なんと!
カート大会つうものに参加してきたのだよ。
びつくり、あわわ。

結局、昨日夜遅く大阪から家に帰つた俺は、一度眠つてしまえば起きることができないと確信していたので、一睡もせずに本日の大会に向かつたのであつた。
ああ無謀だつたかしらん。しかし、俺、無我夢中。

新宿集合朝7時。
勝手に思い込んで、6時半すぎには到着しちやつていた。
実際は、7時半だつたので待ち惚け。
おほほ。
しかもサツクに電話して確認したところ、台風の影響で雨天決行とはいつたものの開催するかどうしよ?分かんない…。といつた状態とのこと…。
も一度、おほほ。
「気合いが空回りつてやつですな。」と独りごち、しかし帰る気なんてまるでなしのお構いなし、俺、すつかり夢見がちなドライバー。
「まだ布団にくるまつてるよ。」と、サツクが受話器の向こうで話していたけれど、「待つてるから。」の一点張り。
どんより曇り空の下、新宿西口で俺は謙太郎を電話で起こし、その後サツクがくるまでの約30分を少年ジヤンプを読んでやり過ごしていたのだよ。

それからみんなが集まつた7時40分頃、貸し切りのバスに乗つて大井松田のカート場へと向かう、俺ら一向。

どんより曇り空は、高速道路にさしかかつたあたりで突然金切り声をあげはじめ、小雨から土砂降りへ…。
不安は現実のものとなるのか?
今日はカート大会中止?
答えは、否。走るのさ、たとえ雨が降つていたとしても。
おおう、いえいいえいいえーい。

見事小雨に落ち着いたので、大会開催!
初めてカートに乗つた、俺ら。
濡れた路面は滑りやすいけれど、それはスリルを生んだね。
フリーランの3周目にはコーナーを曲がり切れずに第1ヘアピンで衝撃を吸収するスポンジに全速回転しながら激突。
カートが壊れた。と、同時に俺の心は爆発。
最高じやあねえか!!
時間の限り、走りに走り抜いた。

雨の中何度も滑りながら、同じコースをなるたけ早く全開でまわる。
あんまり無我夢中で無心になつていく。
腕がしびれるけど、気がつけば土砂降りになつていたけど、気持ち良い。
良かつたなあ。

最終ラツプで自己新を記録。
ぐわあ、めためたにエネルギーを使い果たして
今日は気がつけばバタンQの予感。

これを書きながら意識が2、3回トンだ。

背中が痛いけれど、なんか誇らしい。
馬鹿みたいだなあ…、と客感的にもみれてんだけどね、どうしたつて…
やつぱり馬鹿なので。

曲がりくねつた道も、アクセル全開で走り抜きてえな。
そゆう夢がみれますように。
正真正銘バタンQ。

鉄平

(2005年 9月 5日 [月曜日])

帰路
あちやあ、雨が降つてきやがつたぜ。
きつと、昨日の汗が降らせたんだぜ。

帰り道でBBSみたよ。
感想ありがとうな!
伝わつたんだなあ、つう実感が湧いたよ。
またライブで会おうな!

しかし今日は雨降りすぎだよな。

移動だけで一日が終わる、というこれまた珍しい日だつた。

雨にヤられちまつたぜ。

バタンQ。
2005年 9月 4日 [日曜日]

音泉魂参戦後記
朝の7時、目覚ましの音で起きた。
珍しい、貴重な朝だ。
だつて普段は目覚ましなんかじやあ絶対に起きないから。
まだ頭も働いてなかつたし、寝ぼけてたんだけど…「はやく起きなきや勿体無いよ。」と身体が言つているようだつたな。
そりやあそうさ、だつて今年最後の夏フエス、楽しまなきや、バチがあたるぜ…つて速攻で風呂にはいつた、俺。
昨晩はなかなか寝つけなかつたので、正味4時間くらいしか眠れなかつたけれど、大阪は湿度が高くて、心配してた喉の調子も、あれ?なんか絶好調じやあねえ!?てな素晴らしい朝だつた。

ホテルのロビーでチームバズラと朝の挨拶を交わし、いざ泉大津フエニツクスへ。

到着して楽屋に荷物を置いたら、すぐステージにあがつた。
「広いなあ〜気持ちいいなあ〜。」と、ふたつならんだステージの片つぽから、まあるく取り囲むように会場を仕切るテント、その先の海、でけえ船を、今思い返せば随分ありきたりな感想なんだけど、「でけえ!きもちいい!」つぶやきながら見渡した。
今日はここで演奏すんだなあ。
そう思つたら、ふがふがつともしてきた。

サウンドチエツクをして出番を待つ間、楽屋まわりをぷらぷら。
背中に哀愁を、そして言いがたい愛らしさを背負いながら飯をくらう男の写真の主は、PAの扇長さんである。

「朝が似合わないねえ〜。」という声に、「俺もそう思うよ。」と笑いあつたり、心地よい緊張感の中でなんか、ゆつたりした空気の中にいた。
音魂は、今回が一発目のフエスだ。
んでもつて、俺らはその一発目のフエスの一発目の出番。
いわば音魂の産声みてえなもんだ。
なあ、最高じやあねえか!!
バンド冥利に尽きるつてもんだぜ!!!

やや曇り空の11時半に俺らは演奏しはじめた。

正直な感想ね、
なんつうか、楽しんじやつた。
演奏すんのがすんげえ気持ち良くてさあ〜。
音魂の空気をなぞつてる…つうか、いつもライブハウスでイメージするようなのとは全く違うイメージをもつて演奏をしてたな、俺ら。
それは新鮮だつたし、すごく良かつたと思う。
俺らの刹那刹那に演奏したときに起こる音楽の爆発は起きなかつたけどな。それは事実。
でも、それが良かつたのか悪かつたのかは分かんないや…、それより音魂を鳴らすつてことがもしかしたら前提であつて…いや、きつとあつたんだ。
それを演奏をはじめた瞬間にみんなが感じてさあ、なんか、会場の雰囲気とかバンドの高揚感とかがまざつて、音楽に魂が宿つていく感じつうの?それを創つて楽しむつてのを最高に興奮しながら表現したよな。
うん、そうやつて俺らが楽しんでんのを感じてくれて、みんなも楽しくなつてるのが分かつて良かつたし、嬉しかつたよ。

俺らが産声なんて…。
ありがとう!

俺は、目っ茶苦茶に楽しみながら、目っ茶苦茶に刹那刹那に爆発する音楽を演奏していこうつと。

ステージでのライブが終わると、ビンテージのテントで弾き語りを演つたり、セツチユーのテントでダイマスの娘&ザを引き連れて…引き連れられて(?)ゲリラ弾き語りを演つたり(写真は楽屋に於いて2人のやりとりを写したものである)、物販で煙草吸いながら人間ウオツチングしてみたり、勿論沢山ライブもみたよ。
それから、ビールを飲んだり、踊つたり、そんではしやぎすぎて気分悪くなつたり、
復活して楽屋でバンドの人とお喋りしたり、最後の花火をセツチユーの千葉さんと眺めながら叫んだり…一発目の初つ端から最後の最後まで楽しんだんだ。

「すげえ良かつたねえ〜!」
つう声がそこらかしこで聞こえてた。
俺らも口を揃えて言つてたしな。

これ、来年もでたいなあ。
すごくでたいなあ。

と、思つた。
これが感想。

ひとつだけ、心残りあるんだけどさ、
フエスの間、はしやぎすぎて打ち上げに参加できなかつたんだよな。
ホテル着くなり、ぐぶうと鳴いてバタンQだつたから…。

でも、逆に余韻が身体に刻まれているよ。

こんだけ興奮してんのが伝わりますように。
音泉魂の火は消えねえな。

最後に音泉魂の入浴剤として俺らを呼んでくれた清水さん、それからスタツフ、関係者の皆様方に心の底からお礼を…、
ありがとうございました!!
んでもつて、心の底から楽しんでくれた音泉魂入浴者の皆様に一言、
「ありがとう、また会おうな!」


予備タンクもカラカラに使い果たして、
ぐぶうとひと鳴き…
バタンQ。


鉄平

2005年 9月 3日 [土曜日]

清水音泉魂前日記
一日早く大阪へ着いた俺らは、各々ぶらついていたわけだ。
泉大津というところにきてんだけども、ホテルの近くに海がある、と聞いたので、海を探してぶらつく、夜、俺。
フロントで聞いたとおりに歩いていると、真つ暗闇にライトの粒が浮かんでるのが見える。
おお!港に着いた。
フエリーとか、クルーザーとかが、タールみてえな海にぶらんぶらん浮かんでる。
柵に寄りかかつて、水面を見つめてた。
周りには誰もいなくて、水の音と、クルーザーをつなぎとめてるロープのきしむ音しかしていなくて、凄え気持ち良かつた。
少し海風にあたつて寒くなつたので、帰ろうと歩き出したら、道に迷つちまつたじやあねえか。
いやん、まいつちんぐ。
急にさつきまで気持ち良かつた暗闇と水の音が、不気味に聞こえてきちまつて肝冷やしたぜ。
すつかり途方にくれた俺は、ホテルにいるはずのドラゴンに電話をかけて、道を聞こうとしたんだけれど、俺が今どこにいるのかさつぱり説明できねえもんだから、
「××ホテルです。…頑張つて下さい。」つて言われちやつて、
まあ、当たり前なんだけど、とほほ…な気分でホテルまでの道程を探したのだよ。
いやんいやん、まいつちんぐ。
なんとかクルーザーの明かりと、ようやく聞こえてくる車の音を頼りに明るみに出て、道行く人に道を尋ね、ホテルを探しだした、俺。
なんともいえない空しさと、達成感をおぼえる。

部屋に入り、こちよこちよ明日の用意などをして、さあ寝よかしらん…てな時に、どうしても髪の毛を切りたくなつてしまい、鞄の中からハサミをとりだして、おもむろに赴くままに髪を切つた。
そしたら、切りすぎた。
いやんいやんいやん、まいつちんぐ。
明日はライブだつうのに、変な髪型になつちやつたなあ。
まあ、いいか。

鉄平
(2005年 9月 2日 [金曜日])

ブルー
色々なブルーがあるのか、世界には。

鉄平
(2005年 9月 1日 [木曜日])

もどる
バックナンバーリスト
Powered by HL-imgdiary Ver.3.00