神戸ライブを終えて |
22日、早朝出発。 連休の初日だもん、多少の混雑は予想していたんだけどね、案の定の渋滞に、まさか事故渋滞まで重なるなんて。 通行止めだっつうので高速をおりて、初めて旧東海道なる道を走った、俺ら。 古い家屋や、芭蕉の句が神社の鳥居のすぐ横にたてかけられてたり、そらもうバケーションで走ってたら最高に嬉しいシチュエーションだったんすけどね。 そんなにのんびりしてるわけにはいかんのです。 焦る。 この時点でやっと愛知県。 あと数時間の後にはリハなんだけど、間に合うかどうか、ドギーマギーするしかない状態。 神戸へと続く国道1号線は遥かなる大渋滞、車は動かない。 はやる気持ちをおさえつつ、ゆっくりとしか踏めないアクセル。 エンジン音に、美声で歌うザの旋律が絡まる。 ハイエース男4人組は、きつくなる午後の陽射しを浴びてジリジリ気持ち焦がすように、ただ、とにかく1号線メビウス、ど真ん中。 ようやく車が流れる頃には、リハは絶望的に。 果たして出番に間に合うのかっつって、またまたどぎまぎスルー。 結局、神戸に着いたのはライブが始まったのと同じくらいの時間だった。 俺らは1番目の予定だったんだけど、出番を2番目に変えてもらっていて、けれどまだ油断ならない状態。 朝から夜までを車の中で過ごし、30分のステージがえっらい遠かった…。 会場に入ったら、つばきが演っていて急いで準備。 そんでそのまんまライブ。 勢い。勢い。 あの渋滞を抜け出したい気持ち。 あまりに遠かった神戸とつながりまくりたい。 気持ち、ぶつけよう。 そんな演奏をしたよ。 グッド ドッグ ハッピーメンのレコ発ツアーってことで、前回の名古屋が初めてだったんだけど、2回目にしてご迷惑おかけしてすみませんでした。 つばきには出番まで変わってもらっちゃって、オガワくんは「リハしたまんま片付けなくていいから、楽じゃん」とまで言ってくれたみたいで、毎度その男気に感謝です。 つってドタバタ。 すったもんだのあげく、俺らをあたたかく迎えてくれた神戸のみんな、嬉しかったよ。 エキサイトしたわ〜。 ほんとに着いてすぐゴーだったからなぁ。 貴重な体験ができたよ。 いや、これね、罪滅ぼしってわけじゃないけれど、 ザ、いわく、一人でガチャピンとムックを合体させたかのような色使いで、なおかつ縦じまと横じままで合体させた不思議感覚お洒落着をまとってリラックスした謙太郎の楽屋での写真を載せておきます。 それから、これだけじゃ満足しない貴方の為に、大奮発しましょ。 ライブを終えた夜、わさびをたらふく含んだ刺身を食べさせられ…いや、否、自らを戒める為に食べた謙太郎の悩ましげな姿を写した写真も載せておこう。 最後に、 ライブが終わり、物販のところにいたら「餃子のにおいがしたんですけど」とお客さんに言われ、少なからず動揺した俺。 ステージと客席まで柵もあったし、距離もあった…つうか、今日なんて餃子食べてる余裕なかったつうの! …のに、なんでだろう?と思っていたら、俺らの友達が差し入れでもってきてくれた肉まんを振り回し、ノリノリで踊ってくれていたので、楽屋で多分そのせいじゃないか、と、判明。 しかし、客席とステージを越えて伝わった俺のパブリックイメージは「餃子のにおい」だったのか…と、ガク然。 俺からは、餃子のにおいはしていないですよ〜と弁明したかったけれど、口にすればするほどドツボにはまっていきそうで、ほろり、悲しかったりして。 でも、まぁ無事に神戸でライブを終えることができて、よかったねぇ。 なんつって、安堵する翌日の帰り道、またもや渋滞につかまってしまい結局、往復で約一日分の時間を費やしてしまったのだ。 ここに書ききれないほどのことが沢山ありすぎて、やっぱり書けなくて、長くなっちまったけども。 とにかく、また神戸行きたいよ。 いい街だぁ。 もっとライブしに行きてえなぁ。 でも今度行くときは、も少しスムーズに…。 どうもありがとう神戸! また会おう!! バタンQ。 鉄平 ![]() (2007年 9月 26日 [水曜日])
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