the Herz

Life to LIFE

[XMM-002]
\1,575(税込)
XIMUM(エキシマム)
2000.07.27 out

SONG LIST
1. Life is a holiday
2. アリガトウ
3. 孤独とダンス
4. LIFE
UKプロジェクトの新レーベル「XIMUM」の第二弾としてグルーヴィーピアノマン、 リクオの参加するピアノトリオバンド、ザ・ヘルツの初のマキシシングルがそれぞれリリースされます。ドラムンベース、ラテン、R&B、ヒップホップを消化して新しいロックの形を提示する革新の4曲。

about Herz... ドラゴンアッシュがパンクとヒップホップを、ハイスタンダードがスカとパンクをそれぞれロックに持ち込んでジャンル的にロックの新しい時代が来ている一方で、形態的にもDJが入ったり、ギターレスだったりと新しいロックの形が形成されつつある今の日本のロックシーンにおいて、その究極形とも言うべきバンドが、ザ・ヘルツである。年令もバックボーンも全く違う3人がつくり出すサウンドは“グルーブ”と言うキーワードのもとにさまざまな色を打ち出す。
ドラムンベース(#5)からラテン、サンバ(#6)、R&B(#7)、そして縦ノリのヒップホップロック(#8)と1つのバンドでこれだけのジャンルを取り入れながら、そのすべての曲においてヘルツというカラーを打ち出すその個性は今、ブレイクしつつあるクールドライブメーカーズやクラムボンなどの若いバンド達にも強い影響力を与えている。
メンバーの言葉を借りれば、ドラムの坂田氏曰く「スローでも速くてもどんなリズムでも身体が動くリズム」、ボーカルのリクオ氏曰く、「どこかに必ず歌心を秘めているメロディー」とこの2つの要素を合わせ持っているのがヘルツの楽曲の特徴である。その証拠にヘルツのライブはオーバーグラウンドのお客さんだけでなく、踊りを目的にしたクラブシーンを支えるアンダーグラウンドのお客さんやDJにも支持され、9月に発売したアナログオンリーのシングル『Moonlight Samba』が、インディーズにも関わらずバンド系としては異例のわずか3週間で完売という数字を出してしまい、現在様々なクラブでヘビーローテーションされている。インディーズながらこれほどクラブ界で認知されているのも珍しくそのバンド名よりも曲で覚えられているというのは評価できるであろう。昨今のR&Bの台頭でわかるようにクラブで火がついたものはそのままメジャーシーンに反映されるのは周知の事実である。そういった点では数あるバンドの中でこれほどクラブシーンを席巻しているバンドは他になく、そういった部分でも現在、非常に大きなブレイクの可能性を秘めている。
そしてメンバーはそれぞれヘルツ以外の活動も盛んで、そこがまたヘルツというバンドノ引き出しをどんどん大きくしていて、さまざまなジャンルを見聞きし、新しい試みをどんどんトライしている。これほどの可能性と実力を秘めたバンドは今までの音楽シーンで皆無といっても過言ではないであろう。それがザ・ヘルツである。

1996年4月 リクオ&ザ・ヘルツ結成。当時はまだ、リクオのソロ活動の延長としての色合いが強かった。
1997年7月 ドラマーとして新たに坂田学を迎え入れたのを機に、バンド名THE HERZ(ザ・ヘルツ)に省略。 日本では珍しいピアノトリオバンドとして本格的な活動に入る。
8月 6曲をレコーディング。下北沢CLUB251で初ライブ。
10月 下北沢CLUB Queでライブ。以後Queを拠点にライブ活動を展開。
12月 インディーズのPOSHレーベルより6曲入りミニアルバム「Life is a holiday」を発表。 渋谷ラ・ママと、大阪バナナホールでのレコ発ライブを成功させる。
1998年3月 下北沢Queで、クールドライブメーカー、クラムボンと共演し、意気投合。
5月 元ボガンボスの永井氏率いるDr.Tosh&Love Jと共演、意気投合。
6月 元ソウルフラワーユニオンの内海洋子をゲストコーラスに迎え入れて、東京・名古屋・京都・大阪をツアー。
9月 下北沢Queでのワンマンライブを成功に終わらせる。 ジャズ、ハウス、ドラムンベース、ダブ、ロック、ラテン、ソウル、R&B etc様々な要素の混じりあったユニークな音楽性と最高のグルーブ&歌心を併せ持つ強力なライブバンドとして、口こみで急激に注目が集まり始める。東京・名古屋・京都・大阪・松山・岡山をツアー。
10月 THE HERZ主催のシリーズイベント「Groove Factory」が、.CLUB Queで始まる。
11月 ライブハウスにクラブ的な要素を取り入れ、以後常に満員の動員を続ける。Vol.1のゲストはクラムボンとサンダーヘッドモンスターズ。Groove Factory Vol.2のゲストは、ネタンダーズとDr.Tosh&Love J。
12月 東京・名古屋・京都・大阪・和歌山・浜松をツアー。
1999年1月 渋谷のクラブ、オルガンバーをプロデュースする須永辰緒氏とクラブイベントで出会い、意気投合。須永氏とダンスミュージックレコードが運営するインディーズレーベル"After's Or"よりレコーディングの話が持ちかけられる。
2月 Groove Factory Vol.3 ゲストはピアニカ前田。DJは八木康夫。
3月 Groove Factory Vol.4 ゲストはスーパーバタードッグ。DJはミト(クラムボン)。
4月 「ムーンライトサンバ」と「マウンテンバイク」をレコーディング。京都・大阪・浜松をツアー。
5月 Groove Factory Vol.5 ゲストはこなかりゆ。DJはTetsu(SAMBA BROTHERS)。
6月 Groove Factory Vol.6 ゲストはPHAT DOGS。DJはアミーゴ小池。
7月 東京・関西を中心に11ケ所をツアー。京都メトロにて沖野好洋と、大阪パイプカフェにて須永辰緒と共演。
8月 「MUSIC LIFE」で参加したハピネスレコードのコンピレーションアルバムが発売。
9月 初シングル「ムーンライトサンバ」須永辰緒リミックスと共に発売。なんと発売約3週間で完売!ムーンライトサンバリリースツアーを東京、関西を中心に9ケ所でツアー。ホットヒップトランポリンスクール等と共演。Groove Factory Vol.7 ゲストはブラックボトムムラスバンド。DJは大和田格生。
10月 名古屋・和歌山・大阪の3ケ所でボディービーツツアー。
11月 青山CAY、大阪クアトロを始め、6ケ所でグルーブファクトリーツアー。デミセミクエーバー、ファンタスティックデザイン等と共演。
12月 SFCの企画アルバムで「ムーンライトサンバ」のアナザーリミックス発売。15日ワンマンライブを開催。
2000年1月 ブラジルナイト4周年ゲスト出演を皮切りに全国ツアー9ケ所敢行。
2月 ツアーファイナルでCLUB Queにてワンマンライブ。シークレットゲストで忌野清志郎が出演。久々に共演を果たす。
3月 リクオ、ヘルツそれぞれでレコーディング。UK PROJECT内でヘルツ自身のレーベル『ximum』を設立。
4月 Groove Factory Vol.8 ゲストはヒックスビル。DJは八木康夫。
6月 リクオマキシシングル「パラダイス」をリリース予定。
7月 ヘルツマキシシングル「Life to LIFE」をリリース予定。  
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