小山卓治
Operetta Of
Ghosts part3
TOKYO


[WAG-1008]
\1,995(税込)
わがままレコード
2003.02.13 out

SONG LIST
01. 祈り(Newtake)
02. 負けないで(Livetake)
※24P書き下ろし小説封入

デビュー20周年前夜、New York・London・Tokyoを舞台に、1人の男が体験する不可 思議なファンタジーをテーマにした詩小説の3部作 第3弾。
part3 Tokyoには アイリッシュテイストが香るメロディと壮大な空気感が響く【祈り】、アコギ一本で表現する 事により、よりストレートな形で写しだされたライヴ感溢れる【負けないで】を収録。
Operatta of
Ghosts part2
London


[WAG-1007]
\1,995(税込)
わがままレコード
2002.11.27 out

SONG LIST
01. 虹の袂(Newtake)
02. London Symphony
※24P書き下ろし小説封入

デビュー20周年前夜、New York・London ・Tokyoを舞台に、1人の男が体験する不可思議な ファンタジーをテーマにした詩小説の3部作 第2弾。
Part2 Londonには弦楽四重奏のアレンジで、 メロディラインをより美しく表現した《虹の袂》、小山卓治の録音によるロンドンの音と言葉をシンクロさせた、 詩小説サウンドトラック《London Symphony》を収録。
Operatta of
Ghosts part1
New York


[WAG-1006]
\1,995(税込)
わがままレコード
2002.09.06 out

SONG LIST
01.真夜中のボードビル(Newtake)
02. New York Concerto
※24P書き下ろし小説封入

デビュー20周年前夜、New York・London・Tokyoを舞台に、一人の男が体験する不可思議な ファンタジーをテーマにした詩小説の3部作。
part1 New Yorkには、梅津和時KIKI BANDとのコラボレーションによりジャズテイストにアレンジされた 「真夜中のボードビル」小山卓治本人の録音によるNew Yorkの音と言葉をシンクロさせたサントラ 「New York Concerto」を収録。
stories



[WAG-1001]
豪華ブックレット付き12cmCD
\3,150(税込)
わがままレコード
2001.09.07 out
SONG LIST
01.NO GOOD!
02. Aの調書
03. FILM GIRL
04. 傷だらけの天使
05. 裏窓
06. Gallery(新録音)
07. The Fool On The Build'
08. PARADISE ALLEY
09. Blind Love
10. Show Time
11. 下から2番目の男(LIVE)
12. Passing Bell(LIVE)
13. 1 WEST 72 STREET NYNY 10027(未発表LIVE)
14. Yellow Center Line(未発表LIVE)
15. ひまわり

1stALBUM「NG!」(1983)から6th「夢の島」(1989)より選りすぐった“15”の物語。
全曲オリジナルマスターテープからのデジタル・リマスタリング。
さらに新録音+未発表ライブ・テイクも収録。
また、別冊ブックレットには書き下ろし短編小説掲載。
※収録曲は全て現在廃盤になっているアルバムからの曲です。
YELLOW WASP



[WAG-0003]
\630(税込)
わがままレコード
2001.02.23 out

SONG LIST
1. YELLOW WASP
2. いつか河を越えて

-00年9月3日
心斎橋クラブクアトロLIVEversion-
2000年8月25日、所属事務所「りぼん」が立ち上げたレーベル、「わがままレコード」 から5年ぶりにリリース活動を再開した小山卓治。復帰作「手首」が、5年ぶりにも関 わらず、イニシャルの4倍以上のバックオーダーが入る程の好評を得、その勢いをそ のままに、一度は発売を諦め、封印した「YELLOW WASP」を、遂にリリース!その内 容は、余りにも獰猛で、生々しく聴く者を圧倒し続ける。リアルで重すぎるテーマに この曲を受け付けない人もいるだろう...しかし、全ての音楽ファンのみならず、 生きと生ける人全てに、このテーマに正面から向き合って欲しい。

〜獰猛な物語性〜
すべては、新聞の片隅の囲み記事から始まった。
「89年、新聞の社会面に小さく、暴走族の抗争で一人が重体と書いてあった。そして 翌日の新聞で死亡が伝えられ、刺したほうの少年が残留孤児2世だということも分かっ た。とは言っても、その時は特に感じ入ることもなかったんだけど、それから数カ月、 事件の裁判経過や残留孤児の支援活動を幾度となく紙面で読むにつれ、気になりだし た。そして事件から10ケ月、刺した少年が無罪放免になったのを機に、事件の現場と なった浦安の駐車場に行ってみた。なんのこともない場所だったんだけど、少年の怒 りや憤りが自分事に思えてきて、家に帰りつくや一気に書き上げた」
そう、YELLOW WASPの創作動機を語る小山卓治は、1983年レコード・デビュー以来、 鋭い言葉感覚とストーリーテリングの妙で、100曲余りをものしてきた。20年近いキャ リア中、YELLOW WASPは実際あった事件に材を得た数少ない1曲だ。
「オブラートに包むことなく本当の人間をそのまま描いたわけだけど、殺した人間と 殺された人間が実在するわけで、最初、正直いって出すのは躊躇した」
逡巡した末、90年に自主制作カセットで発表するや、新聞をはじめ紙メディアにとり あげられ「社会派」と評されもした。
「社会派呼ばわりされるのは、はっきり言って心外だった。あくまで、ある一個人の 叫びを歌いたかっただけだから」
カセット版は、ディランの〈ハリケーン〉を彷佛とさせる、激しい音の鳴りだった。 95年、アルバムに再録しおうとエッジを利かせたギターサウンドにパワーアップする も、レコード会社の自主規制に阻まれ、オクラ入りの憂き目に。だがリリースを待望 するファンの声に支えられ、5年の時を経て、見事、蘇生を果たした。 YELLOW WASPのような楽曲は、吐瀉力の強さがゆえ、得てしてそのメッセージ性にお いて語られがちだが、むしろ事実をバネにした檸猛な物語性に着眼したほうが、えっ て「個」の在り方が見えてくるような気がする。創り手自身が言葉にまかせて吐きち らすのではなく、主人公の少年に物語らせることによって怒りを対象化しているから だ。痛い程に聴き手の「皮膚感覚」を刺戟するYELLOW WASPは、小山卓治という稀有 なストーリーテラ−を再認識するうえで、またとない一曲だといえる。白だろうと、 黒だろうと、はたまた黄色だろうと、「個」の真実は人の数ほどにある。
2000年10月 城山隆 [書籍編集者&ライター]
手首


SONG LIST
1. 手首
2. 青空とダイヤモンド
3. 光のオルガン
[WAG-0001]
\1,260(税込)ミニアルバム-全4曲入り-
わがままレコード
2000.08.25 out

この国のロックは死なない。
卓治のスピリッツが継続する限り。
光の方を目指す。

小山卓治。
ほぼ伝説化しつつある中国残留孤児二世の少年の心の痛み、差別について歌った 「Yellow W・A・S・P」や、エイズの青年に楽曲を書き下ろすなど、常に時代を 見据えたソングライティングは現在の日本のロックシーンにおいて孤高のスタンスだろう。
そしてその歌声は貴重だ。
8月25日、ついに約5年振りとなる新譜を新鋭レーベル「わがままレコード」よりドロップ。
覚醒する卓治、リバースシングル。
この国のロックは死なない。