THE PRAIVATES
THE PRAIVATESプロフィール
延原 達治 ボーカル、ギター、ハーモニカ 1963年10月26日生 AB型
手塚 稔 ギター、ボーカル 1965年8月29日生 B型
高橋 達哉 ベース、ボーカル 1963年7月21日 A型
森原 光司 ドラムス 1963年9月5日生 AB型
1983年 延原、手塚、森原を中心にTHE PRIVATES結成。 バディー・ホリー、ストーンズ、キンクス等のカバーバージョンに加え、数曲のオリジナルナンバーを レパートリーにして、ライブ活動を始める。
'85年 キャプテンレコードよりEP「シティカクテル」リリース
'86年 数度に渡るメンバーチェンジを経て高橋(B)が加入し、 現在まで続くラインナップにまとまる。
'87年 シングル「君が好きだから」。 1stアルバム「リアルタイム・ブルース」東芝EMIよりリリース
'88年 シングル「ストップ・ブレイキン・ダウン」「ラッキーマン」。
2ndアルバム「モンキー・パトロール」リリース
'89年 シングル「ピンボールラバーズ」「気まぐれロメオ」「DO THE ROCK」リリース
ルイジアナ州ボガルサにて3rdアルバム録音。3rd アルバム「スピーク・イージー」
'90年 シングル「シェリー」リリース。4thアルバム「It's Freedom」リリース
'91年 シングル「切り裂きジャック」「EX LOVERS」リリース
ルイジアナ州ボガルサにて5thアルバム録音。5thアルバム「WILD & VAIN」リリース
'92年 シングル「MY JUSTICE」リリース。
ルイジアナ州ボガルサにて6thアルバム録音。6thアルバム「HONEY DROPS」リリース
'93年 シングル「BLOW IN THE WIND」リリース。
ベスト・アルバム「GREATEST HITS VOL.1 '87〜'93」リリース。UK.ロンドンにて7thアルバム録音。
'94年 シングル「LOVE IS STRANGE」リリース。
7thアルバム「スリル!スピード!セックス!」リリース
'95年 UK.TOUR「GREAT CRASHER TOUR」(全18公演)
'98年 シングル「BE HAPPY」「SUMMER WINDOW」「DESPERATE」リリース
8thアルバム「PROUD HIGHWAY」リリース
'99年 シングル「SWEET SOUL STEP」リリース
2000年 9thアルバム 東京、ルイジアナ州ボガルサにて録音。
9thアルバム「BRIGHT LIGHT BEAT CITY」リリース
2001年 UK.ロンドンToe Rag Studioにて10thアルバム録音。
10thアルバム「BUZZ A WHILE」リリース
11thアルバム「PHYCHO GENERATOR」リリース
2002年10月 新レーベル“STRIKE RECORD”より 12thアルバム「No.12 EVIL CITY INVADER」リリース予定。
THE PRAIVATES OFFICIAL WEB SITE: http://www.privates.jp
CRAWDADDY STOMP



収録曲
01. BOOGIE GO GO
02. MARIE ROSE
03. STRAY CAT WALK
04. SWEET LITTLE JERRY
05. MERRY GOROUND
06. BIG MOUTH SHUT!
07. HEY!BIG BOSS MAN
08. CADILLAC STOMP
09. 166a GLYN ROAD
10. CLEAN UP DIRTY
11. MOONLIGHT DRIVE
12. EMPTY LIFE BLUES
13. TOMMY GUN SHUFFLE
14. PSYCHO SOCIETY
[UKSR-0003]
\2,625(税込)
STRIKE RECORD
2004.04.07 out

必殺のロンドンレコーディングによるNEW ALBUM“クロウダディー・ストンプ”完成。
4人のビート野郎達による、これぞまさにロックンロール決定盤!!
黒光りするR&Rナンバーからブリティッシュビートマニア然としたナンバーまで全14曲収録。


THE PRIVATES通算14作目となる「CRAWDADDY STOMP」は、’01年発表の「BAZZ AWHILE」 「PSYCHO GENERATOR」の録音以来約2年振りとなるロンドン、トーラグスタジオを訪れ録音されました。
内容の方は、4ピースで演奏するシンプルなビートミュージュックを追及し、タイトでグルーヴィー そしてハイエナジーな演奏を心がけました。まさに黒光りするR&Rといったナンバーから ブリティッシュビートマニア然としたナンバーまで全14曲、リアムワトソンによってトーラグスタジオならではの オールヴィンテージアナログ機材により生々しく録音された今のTHE PRIVATESの姿がここにあります。
TOE-RAG STUDIOとは.......
イギリスのロンドン、イーストエンドにあるスタジオで、リアムワトソンによって運営されている。 (彼自身、ブリストルズやモーソニックスといったバンドでレコードをリリースしているミュージシャンでもある。)
彼によって集められた数々のヴィンテージアナログ機材を使って録音が行われ、 そのこだわりは世界でも数本の指に入るであろうもので、このスタジオからは、ジ・ヘッドコーツのレコードや ザ・カイザース、ホワイトストライプスのアルバムなど、近年のUKガレージロック、ビートミュージュックの重要作品や名盤が 産み出されている。
<THE PRIVATES20周年/アルバム「CRAWDADDY STOMP」に寄せて>
■10年一昔を2ステップ。今でもプライベートなリズムとブルースは、ロックをロールさせてる!
わかるだろ?かんたんなコトだよ。3回目のステップを踏んでパーティを始めたんだ!フリーキーでスタイリッシュ! スピーカーから流れ出るヴードゥー・ビートは、きっとキミを狂わせる!!
ネモト・ド・ショボーレ(DECKREC / the Mighty Moguls)
■"CRAWDADDY STOMP"はまたちゃんとイギリスの音がする。(何しろTOE-RAGのリアムが録ってるんだから) 僕がPRIVATESと出会ってからはそんなに長くはたってないけど、ルーツ・ミュージックの中心核を堂々ととらえる姿は ほんと気持ちイイもんだ!!
PS.祝結成20周年!!
THE NEATBEATS/MR.PAN
■タイトル聴いてピンときた、音を聴いて確信した。コレはTHE PRIVATESのR&Bアルバムだ!!
モチロン真っ黒じゃないロンドン経由の踊れるヤツ、MADE IN ガレージの騒がしいヤツさ!!
20年間ジャマなモノを踏みつけ、やっと手に入れた『CRAWDADDY STOMP』!!
コレからの20年もコイツがあれば踊っていける。『PRIVATES STOMP』で踊っていける!!
VIOLETS、RADIO CAROLINE/PATCH
■我がVooDoo Hawaiiansとは何度も対バンさせてもらったりイベントに出てもらったりと縁のあるTHE PRIVATESですが、 いつもはたから見てて思うのは「なんてクールでスマートなバンドなんだろう!」と。 あげく羨ましくなるくらいのメンバーの良い関係。ベタベタしてないのに完全に通じ合ってる。まるでこれから 倉庫の裏の宝を強奪しに行く相談を目をギラギラさせながらパブでしてる仲間同士のような、そんな感じ。
カッコイイ! R&Rに対するリスペクトと、そんな息の合った関係がステージ上からビシビシ響いてきて、私を含め客席は 「その世界」に身を委ねて楽しみたくなっちゃうんだろーねー。
ほんとTHE PRIVATESのライヴは楽しいPARTYに来たみたいだよ。このたびは20周年おめでとう!すごいねー! どうかお願い、このまんまストーンズみたいになっちゃって下さい。最後に「CRAWDADDYSTOMP」華と棘をはらんだ ゴキゲンなアルバムでした!
VooDoo Hawaiians/中山加奈子
■私は忘れない。君たちと初めて会った、あの青山の路地裏を。
私は忘れない。17年前、PV「君が好きだから」の撮影現場、旧テレビ朝日の屋上で大騒ぎして、 収録中の「徹子の部屋」のスタッフに「うるせえ、ばかやろ〜!」と怒られた事を。「徹子の部屋」放送28周年、おめでとう! じゃなかった、プライベーツ20周年、コングラッチュレーション!!
で、20年目に届いたニューディスク。いい。これいい。右も左もありません。直球、モノラル、ど真ん中に音の塊。 ストライク!!THE PRIVATES、ロックンロール野郎×4、こいつらに迷い無し!30周年の時も、またコメント書かせてね (ハート)。
吉野達哉(映像作家&ザ・紋次郎ズ@ベース弾き)
■どの曲も一緒にギターを弾きたくなるような、そんなノリのいいアルバムです。
花田裕之
■空に届きそうなビルの谷間で迷う俺は、中学生の時にPRIVATESに出会ったんだ。金が無くて3rdアルバム 「SPEAK EASY」を万引きしたよ。骨折してて片手でドラムを叩く「気まぐれロメオ」のビデオにブッ飛んだ。 今もクールにモッドにロックし続けるPRIVATESはマジでリスペクトです。
P.S テクノ時代は少しビックリしました。New Albumの「MOONLIGHT DRIVE」スウィートで最高です!
POTSHOT/RYOJI
■商売は抜きにしてほんとにこいつが好きで好きでたまらないって感じのビートエモーションロックしながら ロールしてるぜ!!こんなトッポいサウンドはガキにゃできやしねえ。お前らは最高だよ。 永遠のロック少年坊主達の歌を聞け!!
Diamond☆Yukai
■プライベーツも20才か・・・・?一度どまぐれてあらぬ道に走った事もあったけど、立ち直れて良かったなぁ。 これからは前科が付くから気をつけて、おめでとうございます。追伸 成人式には出席した・・・・・?
Zi:LiE-YA/柴山(菊)俊之
■Yeh!「CRAWDADDY STOMP」最高だな。まるで、俺好みのサウンドだ。まるで、俺好みのR&Rナンバーばかりだ。 それと、プライベーツ結成20周年おめでとう!すげぇーな。プライベーツは最高のR&Rバンドだ。 延ちゃんとショーネンのコンビは、やっぱりバツグンだね。とにかく、ずっと演ってくれ!
P.S うちのヒナちゃんが、「Hey!BIG BOSS MAN」で踊ってるよ。ハッハッハッ・・・・。
三宅伸治
■このアルバムを聞いた時には、まるで新しい靴や、イカシタ服でも買ったような気分になったぜ!
山口冨士夫
■THE PRIVATES!初めて聞いて、見て、出会った時の衝撃をはるかに超える衝撃がこのアルバムにこめられている!! これって相当すごい事だよね??
URASUJI/SATO
■2年ほど前に、一緒にツアーを回っていたころLive終盤でよく演奏されていたナンバーの中の一節、 「俺の仕事はSpike Driver Blues!」このフレーズが放たれる瞬間に飛び散る色気込みの男汁がそのままPRIVATESなんだと 確信してます。つまり伊達じゃねえんです。
スクービードゥー/コヤマシュウ
■オープニングの「BOOGIE GO GO」からYEAH! OH YEAH!と声をあげて身体が動く! ROCK'N' ROLLが詰まった14曲54分。これを聴いたら、あとは7月4日 AX に行くしかない!!
PEALOUT/近藤智洋
■20年も転がり続けていながら、このNEW ALBUMのトッポさときたら、「相変わらず」 なんて言葉をとっくにはみ出している。延ちゃんのヤンチャな艶のある声と、バンド・マジックが好きです。 「CLEAN UP DIRTY」を爆音で聴きながらやれば、カッタルい掃除もはかどるぜ! 押忍。
THE GROOVERS/藤井 一彦
■新しいアルバム聴かせてもらいました。かなりガレージだった全体から、黒光りするサウンド、ご機嫌です。 まさにSTOMP、ちらり不良になった気分、そこがプライベーツらしさなのかと思いました。延ちゃんの駄目な男歌が、 幾つになっても似合ってるね。(褒めてるんだよー!)
ところで、私達出会ってから20年経つわけ?しみじみ。いやいや、これからも大人は楽しい! ロックは最高って威張りましょうぜ!
ちわきまゆみ
■これは正直ヤバイね。1曲目っから背スジがゾクゾクした。忘れたハズの1番大切な事を思い出した感じ。その後も、 これでもかってくらいに嬉しくなっちゃう曲の連続!プライベーツは紛れもなく東京の生んだR&Rグループの至宝だ。 こんなに凛々しくロックを決めるバンドが他にいるかい?本家のアメリカやイギリスにだって今や居ないのだ。 安っぽいツギハギだらけの音楽がはびこる中、この身体性あふれる躍動感はどうだ。 20年間ロックし続けてきた男達の何と色っぽいことか。そのスタイルは徹底的に粋なのだ。 ちょっと突き放しつつもスウィートな歌に、ザクザクとしたギター。ステディーなビートを繰り出すリズム隊。 タフでワイルドなR&Rが美し過ぎる。
P.S 僕もいつか3番目のギターで入れて下さい。
エノッキー
■イェーすげぇーぜ!20年ロックやってるよ!狂ってるぜ!オイ、ダンスしたけりゃ近くのライブハウスに行きな! ロックをぶら下げてプライベーツがやってるぜ!
GASOLIN/GAN
■キャリアをたくさん重ねてもやんちゃな悪ガキみたいにフレッシュでイキイキしてて‥。 ストーンズのそういう部分を持ってるバンドってあんまりいないと思う。サウンドもストーンズデビュー前のIBCのデモみたいで グー!ドクロの入れ墨なんかとは無縁のクールな東京の悪ガキ達!!
デキシード・ザ・エモンズ/アベジュリー
■ハッキリ言ってモ今モのプライベ−ツが一番カッコイイ。10数年来彼らのライブ、音源に触れてきた上でのことだ。 そんなバンド他に見当たります?まだまだモベテランモでは片付けてはいけません。プライベ−ツのモR&Rモは そんなオヤジ臭いモノでは無い!
タワーレコード渋谷店/高橋ヒゲ
■BRIGHT LIGHTS BEAT CITYでPRIVATESと出会った俺。ライブを観る時にいつも頼むのはCITY COCKTAIL。 20年経っても新鮮な味が嬉しいんだ。
PEALOUT/高橋 浩司
■やり続けてんじゃなくて、やめられないんだよ。たぶん。やってて、良かったと思う。ロケンロール最高!!
ヨ・ロ・シ・ク!!!
ザ・ハイロウズ/甲本ヒロト
■Yeah! ザ・プライベーツ20周年おめでとう!もっともっとクソジジイになってもロックしようぜ!
ザ・ハイロウズ/真島昌利
SPIKE DRIVER LIVE
(ライブ盤)




[UKSR-0002]
\2,625(税込)
STRIKE RECORD
2003.11.12 out
収録曲
01.TEQUILA(カヴァー:CHUCK RIO )
02. I'm in sick 
03. SOMETIME
04. Welcome here
05. ホラ吹き野郎
06. WALKING THE DOG(カヴァー:RUFUS THOMAS )
07. 2120 South Michigan Avenue(カヴァー:THE ROLLING STONES)
08. ON MY MIND
  映画「偶然にも最悪な少年」挿入曲<9/13〜公開>
  (監督:グ・スーヨン 出演:市原隼人・中島美嘉・池内裕之 他 配給:東映)
09. CAT FISH 
10. スパイクドライバーブルース
11. FREAKBEAT
12. OH! STUPID
13. BYE BYE GIRL

「BUZZ A WHILE」 (ALBUM) 2001.07.18リリース 収録曲 M2・3・4・11・12・13
「WILD & VAIN」(ALBUM) 1991.07.26リリース 収録曲 M9
「Bright Lights,Beat City 」(ALBUM) 2000.07.19リリース 収録曲 M10
「No.12 EVIL CITY INVADER」(ALBUM) 2002.10.25リリース 収録曲 M5・8

できそうでなかなかできないレコードがつくれました。
'03.6.8 京都の歴史あるLIVE HOUSE磔磔での一夜を収録したLIVEアルバムで、ノリもなかなかいいし、 音もまぁまぁ悪くないです。帯にROCK AND ROLLって書いてもクレームはこないと思います。 あなたのCDコレクションにぜひとも加えていただきたい1枚です。THE PRIVATESより

とある片田舎の薄暗いライブハウスで、ある無名バンドが「HEY、KIDS!ロックンロールは好きかい?」 とつぶやいたあとプレイした一曲が忘れられない。
「I LOVE YOU ROCK‘N’ROLL!!」
「I LOVE YOU ROCK‘N’ROLL!!」
「I LOVE YOU ROCK‘N’ROLL!!」
YES!このカンジ!胸張って言えるよ!俺たちロックンロールの落し子!
結成20周年をむかえたザ・プライべーツは、この片田舎の無名バンドと同等の純粋さを今でも持ち続けている、 イノセントでクレイジーなロックンロールチルドレンである!
ニッポンを代表するスウィ−ト・リトル・ロックンローラー、鮎川誠氏が近年あるインタヴューの中で 「俺は何ぁんも変わらないものを求めとんですよ。向上なんかしたくないのよ。こんな風にドラム、 ベースと一緒に行こうぜーちゅうて出来る音があったら他に何がいる?」と発言していて、 とてつもなく共感を覚えたのだが、ザ・プライベーツは身をもってソレを体現している、 数少ないリアル・ロックンロールグループだ。
つまり、ビートに恋してるってこと!
今回発表されるこのライブアルバム「SPIKE DRIVER LIVE」を聴けば一目瞭然でアル。
M-1のテキーラに始まり、ラストのBYE BYE GIRLまでの45分22秒全13曲、 有り余るロック・ミュージックへの愛情と、ソレをプレイ出来る喜びが、コンパクトディスクから その場の空気と一緒にあふれ出てきている。
このCDを手に入れてスタートボタンを押すということは、45分22秒ザ・プライべーツの ロックンロールに合わせてDANCEするってことだ!
「HEY、KIDS! ロックンロールは好きかい?」
DECKREC ネモト・ド・ショボーレ
No.12 EVIL CITY INVADER



ファズ!フィードバック!
ディストーション!
炸裂するフリークビート!
これがストライクサウンドだ!
[UKSR-0001]
Split Mini Album
\2,625(税込)
STRIKE RECORD
2002.10.25 out

スクービードゥー、THE NEATBEATSなど当代随一のライブフリークバンドと真っ向勝負、ビシビシ伝わる、 ヤンチャなブッ飛び感が、キャリアもアニキ分もリスペクトも、もうすぐ40も、遙か彼方にうっちゃった。 プライベーツって昔聞いたことあるなぁなんてヌルイ事言ってるとライブハウス雀に笑われるぞ、 と小一時間…級の大傑作出来。
新レーベルの名前もアリャマの「STRIKE RECORDS」。
細かいこと言わず直球勝負、でどうよホントにどうなのよ。
今日初めて出会った気分で、初めて聞いて今すぐヤラレて下さい!!!

◆ザ・プライベーツ通算12作目のオリジナル・アルバムとなる“イヴィル シティ インベイダー” は2002年8月6日から千葉・西船橋のスタジオ・サンで録音が開始された。
スタジオ・サンと言えばエンジニアはDEW MAKINO氏。そう、デキシード・ザ・エモンズや DECKRECのアーティストの作品でおなじみのROCKIN' MIXER。かねてから熱望していたDEW MAKINO氏との レコーディング・セッションは大成功。はみだしまくったサウンドが左右のスピーカーから飛び回り、 そして飛び出してくるゴキゲンなレコードが完成した。
2002.8.27 延原 達治
曲解説
以下12曲ザッと各曲のイメージなどをメモしてみたけれど、聴いてくれた人々はどんな感想を持つだろうか?
ザ・プライベーツのニュー・アルバムをたっぷり楽しんでください。
01. CANDY
ヤードバーズ時代のジェフベックのエキセントリックなタッチをソニックスのようなテンションで 演りたいなっていう狙いでしたが、中近東にやってきたデッドボーイズみたいな感じになりました。 やかましいこのナンバーでアルバムはスタートします。
02. EVIL CITY
ケニーとカジュアルスを100倍ハードにさせたような、ドライヴィン・ガレージ・ナンバー。 ファズ・ギターがかっこいい。やけぱっちな歌詞も気に入っている。
03. STEPPIN' OUT
強烈に60'sブリティッシュ・ビートを感じさせるマイナー調のビート・ナンバー。 フリークビート感、それが大事。
04. RAINBOW SISTER
レゲエ調になりそうなところを一歩手前でR&Rでねじふせたナンバー。ダブっぽいミキシングが最高。 モノでは味わえない、ステレオ感たっぷりなサウンド・エフェクトに注目。
05. ON MY MIND
ボクらの好きなイギリスのビートグループはシカゴのハードなR&Bをカバーしたり、 演奏の参考にすることが多いですが、日本で活動する我々は、ニューオリンズのノリノリのR&Bにも心ひかれ 夢中になりました。実際、レコーディングでもルイジアナを4回も訪れ、今でもニューオリンズの音楽は大好きです。 この曲は典型的ニューオリンズ・スタイルで仕上げました。コーラス部分は特に気に入っています。 ルイジアナの友達にぜひ聴かせたい。
06. INVADER TWELVE
ストーンズの「ミシガン通り」やアグリー・ダックリングや村八分みたいな感じのインストを さらに混沌とさせたナンバー。悪夢のようなサウンドに仕上がって満足している。 ちなみにこの曲は2MIXあって収録されたのは“DEW'S NIGHTMARE MIX”
07. MY FRIEND
去り行く友に・・・なんていうとキザだけど、突然逝ってしまった友達へ捧げたナンバー。落ちついた演奏が心地良い。 スローナンバーはあまり発表の機会がないので、収録できてうれしい。
08. WHIP UP
ベース・ギターがフューチャリングされたファンキーなダンス・ナンバー。 10年位前によくN・Yに遊びに行ってましたが、なんとなくその頃を想い出して書きました。 ノリノリのナンバーは演奏していても楽しい。
09. NO,1 GANGSTAR
キンクスMEETSイン・クラウドって趣のザ・プライベーツ得意のタイプのナンバー。 音のほうはなかなかグッとくる感じに録れて気に入っている。
10. GORGEOUS GIRL
簡単な1コードのパーティーソングっぽい曲が演りたくて作りました。 だがしかし、シンプルな曲ほど録音の時は苦労するもので、この曲も結構難しかったです。
11. ホラ吹き野郎
ボクらの大好きなチャック・ベリーが発明したスタイルのR&R。ショーネンのリードギターがノリノリでかっこいい。 歌のフィーリングも気に入っている。こういう曲では決してシャウトしないのだ!
12. LOST HIWAY
ラストナンバーはザラッとした質感のビートナンバー。全然ちがうけど大好きな ジョニー・サンダース&ハートブレーカーズみたいなフィーリングがあって好き。 歌詞もちょっとハードボイルドしてて曲に合ってると思う。