ローザ・パークス
ローザ・パークス プロフィール
小沼せいじ(Vocal ,Guiter)
中平智也(Guiter、Chorus)
松尾裕二(Bass)
船木良洋(Drums、Chorus)

1998年夏、東京都北区にて幼馴染みのメンバーを元にローザ・パークスを結成。
2001年夏、Bass松尾裕二が加入、本格的にライブ活動開始。新宿LOFT、下北沢CLUBQue、 渋谷CLUB asia他に出演し、観客、関係者共に注目を集めている。
これまでにカセットとデモCDをリリース。
重さと軽さ、毒とポップを合わせ持つローザ・パークスの曲とサウンド。
彼等の素朴さ、土臭さ、そしてハングリーな眼差しをライブで直に感じてほしい。
ピナクルヴィジョン



[WAG-1009]
\1,890(税込)
わがままレコード
2002.11.27 out
収録曲
01. 彼女は
02. フリスビー
03. 五月-satsuki
04. アウトロー
05. コロンビア
06. 傘を貸してくれた君に・・・

本当に心を揺さぶられることというのは、僕達の日常の中にあるんだ。
僕達の日常の中にある。
リアルな気分にさせてくれるものは僕のフィルターを通したそこにあるんだ。


若さはある時あまりにも衝撃的で、つたなさはどこまでも胸を締めつける。
危うくも堂々とした瞳はどこに向けられているのであろうか。


ローザ・パークスのファーストミニアルバム「ピナクルヴィジョン」が完成した。
ローザ・パークスの今がこのアルバムにはつめこまれている。

同級生の彼らは、ほとんどのメンバーが小学生時代から時を同じく過ごしている。
彼らは、荒川の土手で曲を作った、そして聴かせた。おそらくそれは、グローブや サッカーボールであるかのように、とても自然なことだったに違いない。

初期衝動、それは確信のない自信なのかもしれない。
ローザ・パークスが歌うのは彼らの日常の中で感じる吐息であるかのようだ。
それは安心であったり、不安であったり、憂いであったり、どうしょもない切実な想いだ。
それらは風景とともにフッと涌いてきて、時を刻むとともに消えていく。
その、瞬間。フィクションなんて何もない。
これが二十歳の確かなリアルなのだ。
曲解説
M-1 彼女は
この曲を歌う時、自分が相手に歌っているのか?相手が自分に歌っているのか?解らなくなるような不思議な感覚に 陥ることがある。でも、それはその二人が同じ気持ちだって事なのかなって思います。(Vo 小沼)
「意味などは後に付いてきて」確かにそんな気がする。 その時は、意味なんて無くても後でそうなんだと気付く事が多い。(Dr 船木)
M-2 フリスビー
お祭り騒ぎみたいな感じで聴いて欲しい。 体を動かしたり、踊ったりして聴いてみるのも良いんじゃないかな?って思います。(G 中平)
M-3 五月-satsuki
レタスとかキャベツとか緑っぽいものがイメージだった、「五月」って誰かが言って、それもいいねェ!!って。 最近になって、ジム(G 中平)と僕が同じ人に、この詞を書いていた事に気付いて驚いていた。(Vo 小沼)
M-4 アウトロー
新宿によく遊びに行ってた頃に出来た曲で、混沌とした欲望みたいなものを飲み込んで吐き出したのが、 この“アウトロー”です。(Vo 小沼)
M-5 コロンビア
この絶妙なグルーブ感は、セイジのヴォーカルとしての魅力が前に出ていると思う。(G 中平)
M-6 傘を貸してくれた君に・・・
よく考えたら、ローザ・パークスを組むきっかけになったのが、この曲だった気がする。その頃の、 セイジの身の回りの事を色々と聞いていたので、この曲を聴くと今でも思い出す風景があります。 少し肌寒くて、息が白かった。傘を持った看護婦さんがいて、その先には病院があって・・・ だけど僕はそこに居なかったから、病院の人達の顔がわからない。だからいつも思い出す風景の中で、 病院の人達には顔がないんだった。(G 中平)
この曲を作ったのは16歳の時で、あの頃は16歳でこの歌詞を歌うのは恥ずかしいとか、 思いなぁとかって戸惑いもあったけど、必死だった。 今歌う“傘を貸してくれた君に・・・”はとてもリアルに感じます。(Vo 小沼)