【2008.10.13(月・祝)天気:晴】
"GRiP,7th Anniversary ~会場限定 SINGLE「BABY★LOVER」 RELEASE PARTY~"
GRiP

 えーまたしても…またしてもですよ…やってしまいました。覆面パンダに気が付かず、スルリと抜いてしまったんです。もっとも全部黒塗りだったんで、パンダならぬ黒豹に捕らえられたウサギちゃんという気分です。これによりあと2点で60日の免許停止というかなり危険な状態。きっちり365日を無違反で過ごすことが出来るのでしょうか? ほんとに草食動物の気分が分かります。しかし窮鼠猫を噛むというコトワザががあります、いざとなったら…。いやいや何でしょう、そんなんで人生棒に振らなくてもいいですね。でもおかしいのです。みんな70km/hで走っている道の制限速度が40km/hなんです。肉食動物にとっては格好の餌食道なわけですね。そうなると僕ら弱者は、渋滞やわき道が多くて、飛び出しなんかの危険な裏路地を通るしかないのでしょうか。職務質問といい何かとへんな日本ですね。
 気を取り直して本日は3人でも凄い音圧で有名なGRiPワンマン! 究極の演者。ゴンダタケシのギターはもう、手放しで最高なんだなあ、シャっとピッキングしてドギャ~ンという特有の音圧。これぞエレキギターです。だからこのバンドを観に来るバンドマンも多くて、BUMP OF CHICKEN君や高畠俊太郎なんか、他にも沢山の人が打ち上げまで残っていたのが印象的。 結成7年だからCLUB Queのちょうど半分の歴史。なんだけどゴンダくんは、そのまえにプロペラや圧巻麒麟児というバンドをやっていて、ゆうに16年は付き合ってる人です。つまりCLUB Queの歴史より前にもうガッツリロックをやっている人なんです。ちょっと男前でサウスポーで、元気でギターがうまい。これ完全にモテル要素だもんね。
 ライブは合間にアコースティックコーナーを挟んで、怒涛のロックパレード。痛くないギリギリのところで成り立つ大音量は、ほんと迫力というか絶品。「音楽やりたいなら1回GRiPを観とけー」と言いたくなるほど。
 で今日は、かって知ったる旧知の仲ということで、楽屋からリハ風景まで写真撮っちゃいました。ドラムのカオルくんと喋っているのはPA中村。こいつも13年と半年CLUB Queを作ってきた男。楽屋でゴンダの隣にいるのはカッサイくん、デザインの仕事をやっていて、通信設備がこれだけ発達していれば、どこにいても仕事ができると言うことで、一時期沖縄に移住してたんだけど、また戻ってきて、今日はライブの写真を撮っていました。ああ~ここに載っているのはオレがとったやつね。彼の名誉のために、このへっぽこなピントのあってない写真は俺が撮ったやつです。
 打ち上げには熊本から出てきた20歳の男の子がいて、彼の周りの話しだけど、音楽に対するモチベーションの差をマジマジと感じる話しをされました。頑張って動員増やすとかいうより、ライブを月に20本やるとかの方がステイタスがあるんだって。ホントがっかりだよね。そんなやつはステージ立たないで。1本のライブを丁寧に作って、色んなこと頑張ってセンス磨いてみんなの共感を得て初めて20本とかのツアーに出れるわけですよ。親のスネかじってギター買って、ノルマ払ってもらうようなお坊ちゃま君はロックやる必要も必然もないですから。


GRiPリハ
GRiPリハ
GRiPリハ

GRiPリハ

GRiPリハ

GRiPリハ

GRiP本番前

GRiP本番前

GRiP本番



【2008.10.12(日)天気:晴】
"川上次郎38歳記念大感謝祭"
川上次郎
[川上次郎(vo.g)/SONeY(key/面影ラッキーホール)/帆保博康(b)/内山ユウキ(dr)]
GUEST> 大槻ケンヂ(筋肉少女帯)

 川上次郎38歳。初めて見たのは俺がインクスティック芝浦にいたときで、彼は18歳かな。KUSU KUSUのヴォーカリストとして。アイドル的要素のあるロックバンドの草分け的存在で、当時イナカ感覚の抜け切らない俺には刺激が強すぎた(笑)んですけど、こないだYouTubeでみたら凄い新鮮で、ハッピーで、音楽も高度で、やっぱ凄いバンドだったんだなあと再認識。瞬く間に武道館まで駆け上ったし、実はUKPの設立第1弾アーティストだったんですよ~。しかし、今って個々に上手いプレイヤーはいるけど、バンドとして10代でこれやれる人いるかなあ。KUSU KUSUがチェッカーズにならなかったのは、絶対にミュージシャンシップが強かったからなんだと思いますよ。
 で、次にあったのは1994年の8月くらいかな。原宿のクロコダイル。そうCLUB Queが出来る寸前で、知り合いじゃなかったけど、知り合ってる風な感覚(ハッタリ)でCLUB Queに出てよって言ったのでした。その後なんか妙に気があって、プライヴェートでも海に行ったり、CLUB Queのスタッフ特訓キャンプや、サファリパークに一緒に遊びに行ったりしました、類まれなミュージシャン。凄くスター気質も持ってるけど、気取らないさり気ない人で、バイタリティあるし、年下だけどかなり尊敬する人ですね。
 KUSU KUSU~MUITO BONITOと一貫してスタンディングヴォーカル、それに踊るという要素を加えたスタイルで来たんだけど、今はギターを弾きながらやってます。しかもバンドの中でギターは次郎のみになったんで、すっきりしたというか、鉄壁のリズム隊にカワイイギターがのっかって、なんというか完全の一歩手前の美味しいところを総取りみたいな状態。ルックス的にもほとんど20代後半と言ってもバレない様な感じだからね。でもって今日はスペシャルにも超が付くゲスト…なんと筋肉少女隊のヴォーカル、大槻ケンヂが登場。9月21日に人間椅子がやってる時に「今日、武道館の筋少行きたかったんだけど、CLUB Queに出ることになって…」なんて言ってたとおり、武道館やって1ヶ月もたってないわけですね。しかも筋少仕様の特攻服で登場。すごいプレゼントです。しかも途中で次郎に着せたりして。でやった曲はJAGATARAの「タンゴ」と「もうがまんできない」2曲なんですが、このゲストコーナー45分以上ありました。いったいどういうことなんでしょう。ヒントはシャケの密漁でギャング針を使うのと大麻はどっちが悪いかという問題です。答えは、話しが長かったってことですね(笑)
 さてエンターテインメントとしても、抜群のセンスを披露しながら、14曲ばかしを披露。そしてアンコールでは「Happy Birthday!」とクラッカーの嵐の洗礼をうけながら名曲「aoaoa」を演奏。すばらしいエンディングでした…。来年も必ずやろうね~とか言いながら別れをおしんでいると、本日のオールナイトの仕切り屋「オリエンタルダイニングはん」のマスターが「もしカート・コバーンが生きていたら、俺にそっくりなはず」とか言いながら登場してきました。正直反感の嵐だと思うんですが…。どうなんでしょう? イヴェントはいい感じですが!!


川上次郎
川上次郎

川上次郎
 

川上次郎
 

はん
カート・コはん



【2008.10.11(土)天気:曇】
サクラメリーメン/UNDER THE COUNTER
 昨日遊びに来た大阪のパーソナリティー伊舞さんも、「いいね~興味あるね~」といってくれたサクラメリーメンとUNDER THE COUNTERのVS。そう洗練されたメロディーと、存在感で話題の2バンドです。
 先発はUNDER THE COUNTER。とにかく初めて見たときから、ヴォーカル関谷の空気に圧倒されたんです。今年で6年目の完熟期を迎える寸前の旨味と、そう簡単には食われないというトゲも持ったバンド。だけど最近の関谷は日常的キャラも出してきているのが好感的です。けど僕はもっとツッパッてピリピリしてる彼らも好きなので、そういうライブも観たいな~とも思っちゃったりしますが、そんな個人的な願望はここで書いていいのかって話ですよね(笑)。男性のお客さんも多くてコブシ振り上げるさまは、彼らの中にそういう部分を見ているのではと思っちゃったりもしました。ロックって元々ポップでスリリングだったのよーってのを現在形で出せる数少ないバンド。後半の盛り上がりは、素敵な未来像が見えたね。
 後発のサクラメリーメンは、只今絶好調。いいですね~。開場前からその熱気が伝わってくるしね。そしてCLUB Queの14周年もかなり意識してくれていて、ドラムの亮太はちょうどダブルスコア。つまり28歳だと、フロントの二人は開店時には8歳ですからね。成長したものだ(笑)。いつものCLUB Queよりヤングジェネレーション(またまた、古くてスマン)が手を上げ声をあげる。前回のワンマンの時もそうだけど、透明感が残る透太の声と、ブラックな笑いをも担当するイッペイのギャップ(見た目にもね)が面白くて、潜在的する可能性も多いバンドだなーと思うんです。けど音楽はすでに完成の域に来ていて、安定感というか安心して観れる感じ。逆にこれから崩したり、遊んだりする域に入ってくるんだろうなあ。ツボをえた演奏といいますか、絶対誰にもダメと言わせないコーティングがされている感じ。22歳だもんな~凄いよな~。俺の22歳なんて運河に沈むねずみみたいなもんだったからなあ。しきりにトウタが「14歳おめでとう、だけどキリは良くないよね」と言ってくれたので、「14周年」というキーワードで検索したらきっとCLUB Queのことしか出てこないだろうと思ってやってみると、世の中そんなに甘く無かったです。恵比寿ガーデンプレイス、彩の国さいたま芸術劇場、三宿WEB、四川火鍋天丹銀座本店、電撃大王、ウェスティンホテル東京、などがヒットしてしまいました。つまり皆CLUB Queと同級生と言うことですか。なんか不思議です。
 そうそう、おととい風知空知で会った時もぶっ飛んでいた、サクラメリーメンの事務所の社長が来てのいつもの会話。「おう!」「どうもお疲れ様です」「このカバン預かって!」「また3億円ですか~…重っつ!」。あちゃ~、くだらないですね。書いていても全然面白くないっす。失礼しました。


サクラメリーメン
サクラメリーメン
UNDER THE COUNTER
UNDER THE COUNTER



【2008.10.10(金)天気:曇時々雨】
"かなりブラヴォ~2008ツアーファイナル 「Forca De hoi sa saリターンズ」"
UNSCANDAL

 連続出勤30日目になると、さすがにぽや~んとしてきました。スッポンの顆粒を貰って飲んだら一瞬テンション上がりました(笑)。今日のワンマンは、なにげに芸暦18年。CLUB Queにも開店直後から出ているという、思い入れ深いバンド。管楽器がフロントに3人いて、スカっぽいビートをこれでもかというスピードで叩き込んでいく、かなり難易度の高いことをやってるバンドです。
 いったらPOTSHOTより前に存在していて、ガッツリ人気が出てもおかしくなかったのに、まったく世の中の流れを無視したロックな活動を続けて今に至るという、潔すぎてビックリしちゃうくらいの好バンドなんです。しかも一人一人個性があって、喋りも巧みだし、カッコイイにも程があるといったとこでしょうか。しいていうなら可愛げは無い(笑)。割と日本ってアイドルとかがそうだけど、下手=カワイイみたいな風潮があると思うけど、それでいけば全く可愛げがないんだな…きっと。でも、心優しい下町のアンちゃんたちっす。怖いところは一切無いですから、近づいても大丈夫なはず。
 ライブ中にColors of Lifeの時にお世話になった、大阪の伊舞さんというラジオのDJやったり女優やってる人が遊びに来て、土曜日にmona recordsで紙芝居やるっていって、営業かねて来てくれたんですが、まあバイタリティある人で、俺より年上なんだけど、ついこないだドイツでもやったとか言って自慢してました(笑)。何かに熱中している、元気な人に会うといいですね。スッポン以上に効能ありです。
 そんな中、ライブはどんどん白熱。煽るトロンボーン。ボーカルの鈴木は合間にトランペットを咬ます。そしてサポート・サックスはKEMURIにいたコバヤシケン。たたみ掛ける絶対的なリズム。そしてユニゾンされるフレーズは圧巻ですよ。マジですよ。それに加えて緩いテンポの曲もいいから飽きないです。レピッシュが好きなら絶対OK。ソールドアウトするまで付き合いたいぜ!
 そして僕は思いました。やっぱりスーパーカーも走る道を選ばないと、性能の持ち腐れになってしまうよね。田んぼじゃ耕運機の方が早いって事があるわけだからね。あ~それでいうと、CLUB Queは高速道路でも、田んぼでもなくて、国道246くらいかなあ~? 時々、自転車でフェラーリに勝てる可能性がある場所。たまに高速道路の入り口がある場所。でも渋滞してる~みたいな。
 あしたから世の中3連休。皆は何処へ遊びに行くのかな~? CLUB Queは14周年を締めくくるに相応しい、重要なバンドが並んでます! お見逃し無く!


UNSCANDAL
UNSCANDAL



【2008.10.9(木)天気:晴】
"FREENOTE TOUR 「ROUTE3」-下北沢編-"
FREENOTE

 風邪ひいた~なんて書きたくないけど、とても具合悪いっす。しかも家中調子悪くなって、赤ん坊は入院してしまうし、やばいです。急に寒くなったから調子崩した人多いんじゃないかな? だけど生きる力ってなんだろうね~。風邪菌と人間を作る細胞とかって何が違うの?って考えたら、まあ凄いトラップをしてしまうけど、もともと地球にあった意識なんて全く無い色んな物質が合体して人間になって、空気を振動させて音楽を楽しむ。お~どんな奇跡だよ(笑)。
 奇跡と言えば、凄い人間大会みたいな番組を録画して朝飯くいながら、ちょっとだけ見たんだけど、凄い人って凄いね。まあ大体は飛んだとか、燃えたとかなんだけど、ドジなやつ部門では闘牛場で襲われて聴衆の前でパンツを牛にもぎ取られてスッポンポンになったやつ。死んでもおかしくない状況だから、まあ良かったねってかんじ。そして地味部門ではヘビーメタラー風の外人が「フハー」とか例のメタル声でワイングラスを割ると…。体格のわりに超地味な技を披露してました。で、これこそ空気を振動させたエネルギーでグラスを破壊するということなんだけど、何を言いたいかと申しますと、色んなエネルギーがあって、音にもエネルギーがあって、グラスを破壊するだけでなく、人の心をも動かすことが出来るんだよねって事を言いたかっただけなんだけど、これまた随分長い前置きになってしまいました。スマヌ。
 さて今月はワンマンが多いですが、今日は女の子の鍵盤Vo。といってもそんなカテゴライズはいくらでもありますけど、彼女は特別なオーラを持っていて、ん~またまた表現力が足りなくて伝わりきれないと思うけど、2時間のライヴを隙間無く無駄なく観せてくれるんです。同世代の女子は勿論共感するだろう歌詞だし、レンジの広い音域を自由にこなせる声は絶品です。いつも書くけど曲を知らなくても声を聞いただけで誰の声か分かるって凄い大事だし、天性のものなんだろうけど、それがあるんです。
センターボーカルをとらないバンドは、だいたいステージの上手に陣取ってるんだけど、近藤くんも、THE NEATBEATSもおとぎ話もそうですね。けどFREENOTEは下手にいてくれるから、CLUB Queの構造上カウンターからは見やすいですね。と思いきや案外男性のお客さんが多いから、秦千香子が座ってると、これまた見えなくなっちゃったりして…。途中立って演奏するシーンは、やっぱりお客さんのノリも、さらに上がってきたような気がしました。
 普段より30分遅い19:30からスタートして、TVのカメラが入ったりと少し仰々しくなってる会場に負けない、強い演奏を聴かせてくれたし、 FMフジのラジオ番組をもったせいか、お喋りもいくぶん饒舌。 興味がある人は日曜日の18:30に ラジオの周波数を合わせてみてください。いろんな素敵を持ってるバンドです。だけどありきたりなセリフだけど「曲のよさ」に癒されるってのが一番あってる表現かもしれないです。どうやらお父さんも絶対音感をもってるらしく、そういうのも遺伝ですかね~? 音楽心が分かるだけにバンドをやるのを反対していたお父さんも、今じゃあ一番応援してくれる人になったそうです。 そんな会話をしてたら、なんやかんや打ち上げも朝5時までやっちゃったりするほど、気持ちのいい日でした。
 個人的には打ち上げの途中でUKPの園山(Zher the ZOOオープニングスタッフ)の送別会に顔出したりして、IT産業に旅立っていくという彼にエールを送りつつ、朝から朝まで「生きる」ということをとても考えさせられる、感慨深い1日でした。


FREENOTE
FREENOTE
FREENOTE



【2008.10.8(水)天気:雨のち曇】
近藤智洋&ザ・バンドファミリア/ザ・ジェッジジョンソン
 さて今日は自信たっぷりの2バンド! リズムロック対決です。といってもデジタルなイメージとアナログなイメージ。
 最初にザ・ジェッジジョンソン、後に近藤智洋&ザ・バンドファミリア。前者のドラマーは田中淳。あとは城戸紘志。両方とも今最も注目されるドラマーじゃないかな。まあ田中淳は昔CLUB Queの店員だったからあんまり褒めたい気分にならないんだけど、それを凌駕する凄いプレイをしてるんです。城戸くんはJUDEやunkie、フジファブリックでもおなじみですね~絶賛でしょう。でも同時(同じ日)に観て初めて気が付いたけど、タイプは全然違うドラマーでした。まあバンドが違うから必然的にアプローチも変わるんだろうけど、田中は終始存在感を出していく常時のめり込みタイプ。城戸は時折雲隠れしたかと思うと、突然現れてギョッとさせるようなタイプ。またまた音楽人としてはあるまじき幼稚な表現ですが、簡単に言うというか僕の表現ではこれが精一杯…ミュージシャンの方スイマセン。
 お客さんはあんまりそういう見方をしないかもしれないけど、演奏中にどこを見るかってあるじゃない。まあだいたい歌い手なんだけど、ジェッジも近藤くんも愛想振りまいていくタイプじゃないし、ステージ上のありとあらゆる部分に見所が転がっているのが面白いバンドたちだし、もしかしたら目を瞑って、うつむいていてもそれはそれで楽しみ方のひとつとして成立するようなタイプだと思うんです。この辺が共通点ね。これくらい音が立っていると、ジャンル違いでもやっぱ楽しいね~。自分がPAオペレーターだったらヤリガイあるだろうな~って思うっす。その基軸にこの二人のドラマーが存在しているのが面白いんです。近藤くんの方にはもう一人ピロくんという元ズボンズの強力なパーカションもいて、どこを切っても打だ。ピアノも叩くからある種「打楽器」といってもいいもんね。とにかく圧巻です。
 ジェッジは基本4ピースのバンドにエレクトロが混じってくる。あ~でも田中淳が後から入ったから、デジタル楽器の方が偉くて、淳はその後輩ね(笑)。Vo.の藤戸は、最近口数も少なくなって、クールに決めてきたなと思ったら、まああえてそうしてる部分もありながら、実は数日前に事故にあったらしく、痛いのを我慢してのステージだったそうで、終わるや否やあっというまに帰って行きましたが、早く完治して欲しいですね~。それによりレコーディングが伸びたりしたら、ライブも後々になっちゃうしね。
 打ち上げでは近藤バンドのベースのよっちゃんに苛められてがっかりしつつ、女って怖い…(笑)。って書くとまた怒られるな~。本当は優しくて素敵な人ですよ~! 一応この夜は顔芸を教えたんで、次の12月8日のワンマンで披露してくれることを期待します。あのポーカーフェイスのよっちゃんが…そんな…なんて、やるわけないか。
 まあとにかく冗談も炸裂しがちなほど気心知れたメンツでのライブ~打ち上げは、ほんといいですね。


近藤智洋&ザ・バンドファミリア
近藤智洋&ザ・バンドファミリア
近藤智洋&ザ・バンドファミリア
近藤智洋&ザ・バンドファミリア

 

ザ・ジェッジジョンソン
ザ・ジェッジジョンソン

ザ・ジェッジジョンソン
ザ・ジェッジジョンソン



【2008.10.7(火)天気:曇のち雨】
C-999/Montelima/THE DROP OUTS
 さあ、ラストスパート9月14日から始まった、14周年記念イヴェント「FUSS OVER THE 14th ROCK」。このタイトルは、14番目の岩(ロック)の上で大騒ぎ!ってな感じなんですが、みんな大騒ぎに参加できてますか~!残りあと1週間ですよ~! しかし雨多いねー。もっとカラッとした気分でいきたいですですね~。そんでもって今日なんですが、勝ち負けでいうと、負けちゃったな~。勿論バンドは最善のライブをしてくれて、それぞれ良かったんだけど、ブッキンガーとしては流れが掴めないまま当日に至ってしまい、シチュエーションや思い入れを伝え切れなかったかな~。やや反省気分の残る日になりました。
 最初に登場したMontelimaは、ポップでありサイケで演奏力も高いし、いい感じ。14周年に大抜擢だったんだけど、イヴェントの思いはあんまり伝わってなかった(笑)。まあ熊本から来たばかりなので、右も左も分からないという状況なんだろうけど、これから深く繋がって、いい流れになったらいいな~。俺ももっと丁寧にコミュニケーションとらなきゃと、初心を思い知らされる状況でした。
 2番目のTHE DROP OUTSは感情劇場ロック。ちょっとディレイ気味のギターに、思いをふんだんに込めた歌詞が特徴。詰まったスケジュールながら40人近くを動員。けして多くはないけど確実に心を掴んだライブを展開。なんかちょっとしたきっかけがあれば人気も出そうな感じがします。ちょっとくどくなってしまうところもあるけど、レベルの高いところでバランスのとれている、いいバンド。
 トリのC-999は知名度も高いし、ハリのある声と、アップなビートでどんどん跳ね上がっていくタイプのバンド。出会いは遅かったけどだいぶ前から気になっていて、最近はよくCLUB Queを使ってくれるようになりました。どこから聞えてきてもバンド名が分かるって凄く大事だと思うんだけど、彼らはそれを凄く持ってます。ライブの方は今日の日をコーディネートするべく頑張ったんだけど、音が鮮烈すぎて痛い。ん~せっかくいいライブしているのに、乗り込みのオペレーターさんがシチュエーションを間違ったって感じ。初めてみる人にはちょっと攻撃的過ぎた音で、途中退出する人が多かったことが凄く悔しい。ライブってやっぱり色々絡むからね、音や照明ってのは、バンドだけではどうにも出来ない部分でもあるわけですね。でもそれでも彼らを大好きな根強いファンは終始手をあげ声を上げて盛り上がってます。イベントの作り方が曖昧模糊な感じだったんだろうけど、こういう事を、日々感じながら、いいイヴェントを作っていかなきゃなって思う1日。ただバンドを並べるだけなら誰にでも出来ますからね。せっかくなら他よりいいとか、刺激的だったとか言われたいですよね。打ち上げも三々五々に終わり、つるっと滑った僕は、反省文をしたためながら明日のロックのために、無い知恵を絞ろうと思っちゃったりしてるわけでございます。
 バンドの名誉のために、もう1回言うけど、3バンドとも、どれも無茶いいバンドっす! しいていうならいい意味でCLUB Queを困らせて!


C-999
C-999
THE DROP OUTS
THE DROP OUTS
Montelima
Montelima



【2008.10.6(月)天気:曇のち雨】
"星グランマニエ with Butz Butz Orange"
星グランマニエ

 今日も満員御礼! そりゃあったりまえに売り切れるだろう~ってことですが、とにかく贅沢ですね。ランマくんこと、星グランマニエ。もしか彼の事を知らない人のために説明しますと氣志團のギタリストです。この氣志團とも縁深くて、2000年9月24日が初登場。その前から名前と姿かたちは知ってたんですが、半分疑ってました(笑)。だけど観たら抜群のエンターテインメントで、その衝撃たるやその後ずーっとどこに行っても「氣志團ってバンドがいてさー、面白くて~」なんてずっと言ってたもんでした。スマイリーズの事務所に行って勝手にビデオ流してバカ騒ぎしたの覚えてます。よく考えたら超迷惑男だったオレ。
 その後の彼らの快進撃は皆さんもご存知のとおりでしょうが、オレも確信的に売れるとは思ったけど、まさか東京ドームやってここまでお茶の間を賑わすことになるとは…と、書くとこなんだろうけど実は結構思ってました。21世紀のドリフターズは彼らしかいないだろうと思ってて、きっとロックをも超えた存在になるんだろうな~と思ったものでした。
 今年4回目の出演なんですが、いまだ慣れないというか、ソワソワしてるランマくん。というかもっと凄いの沢山経験しているだろうにね。それが演出なのかといえば、そんなことは無くて、一貫して素の感じ。レッドブルを飲んで少し上がってたとか言ってたけど、彼の天真爛漫ぶりは、ほんと魅力的で「モテル」と思うもん。曲調はわりと80~90年代のポップなメロディ。ときにEPOっぽいとかユニコーン風なメロディもありながら、氣志團の名曲「GOD SPEED YOU」も演ってたんですが、これやっぱ気が狂ったように盛り上がってました。この曲なんかはパンクやアンダーグラウンドな影響もあるから、ライブ全体が、かなり幅広いアレンジになってて飽きずに楽しめます! たぶん相当お客さんの事考えてライブやってんだろうなあ。氣志團で培ったそのスタイルはここでも出てるんだろうなあ。でもってランマのMC。けして饒舌では無いです。だいたい「すいません」「えーっと」「ありがとした」って感じなんですが、もう観てる方の頬が緩むというか、わき腹くすぐられてるみたいに、勝手に笑顔になってしまいます。あー、でも見た目は金髪リーゼントですからね。スウィングトップを襟立てて完全に不良ルック。ここ大事なとこですがヤンキーではなく不良ね。僕らが高校生の頃に街で見かけたら、そりゃ相当ヤバイやつに違いないという判断を下されるルックスです。ドラマーはモヒカンになってたし。それがメッチャ愛嬌たっぷりで楽しいライブをやっているわけです。
 途中には書けない大サービスもありつつ、ベースのマツが歌うシーンもありここでも大爆発。とにかく終始楽しいライブ。これは病みつきになるはずです。次はいつになるか分からないけど、またやって欲しいですね。夜露死苦!


星グランマニエ
星グランマニエ
星グランマニエ



【2008.10.5(日)天気:曇のち雨】
"幸せがここにある!!ドミンゴス08"
ドミンゴス

 Fromメキシコ。来日公演。1/4正解です。というのもvoの吉田一休は現在メキシコ在住中。1年に1回帰国してツアーやってまわるという、他に類を見ない特殊な活動形態でのワンマンなのです。そう聞くと一線を退いた退役ミュージシャンの余興風に思う人もいるかもしれませんが、もうバリバリ盛り上がって200人のオーディエンスは、結果1時間近いアンコールをバンドに強要するほど。盛り上がるとは、ホントこういう事で、ステージも客席も帰るに帰れないみたいな空気。もっと観たいもっとやりたいもっと一緒に過ごしたい。そんな思いが充満したCLUB Queでした。
 これは簡単にいうけど凄い話だよね。彼らもCLUB Que開店以前からの付き合いのミュージシャンだけど、今に至るまでの活動が宣伝力とかじゃなくってホントに面白かったから、今こうしてお客さんがきてくれるという事だもんね。内容は当然盛りだくさん。使った時間以上の濃さ。途中、一休とヒデキ(Gu)のアコースティックコーナーでは、行き当たりばったりの曲があったりしたけど、それも芸になるし、ハープが鳴り響いた時には、当たり前だけど「ミュージシャンとしての技量が高い」というのが良く分かるんだよね。
 後半戦はもう上がりまくりだね。コール&レスポンスもただの「イエイ!」じゃないもんね。お客さんに「昨日何食べた?」とか「どんな夢見た?」って聞いて、それをリズムに乗っけて歌っての掛け合い。はい、文章が下手なので絶対に伝わんないと思うけど、いやこれが凄いのなんのって、アドリブって脳みそフル回転だろうからね。決まったことしか出来ないんじゃ、ロックじゃないとはいうけど、こんだけのハプニングバンドはそうそういません。たとえば凄い衣装とか特殊効果とか、映像とのリンクという意味でのエンターテイナーは最近あると思うけど、生身で魅せれる人は数少ないです。いやもうザッツ・エンターテインメント。ゴム手袋をかぶって破裂させるのも、キャンディ飛び交うのも、自然に曲の中に溶け込んでしまうのは、このバンドだけだな~。違和感もいやみも無いもん。ゴム手袋ってなんだー? と思ったと思うけど、家庭用のどこにでもあるゴム手袋を、頭から被って肺活量だけで膨らませてそのまま割るってやつね、ラーメンマンみたいになってる写真がその途中というわけです。
 とにかく楽しさ満載ですから、来年もきっと来てくれると思うので、ぜひ体験してみてください!
 打ち上げには何故か消防隊員(レスキュー隊)という人がいて、高速道路の大事故や火事の大惨事の話しを聞かされちょっとビビリつつもまたまた明け方まで全開でした。


ドミンゴス
ドミンゴス
ドミンゴス

ドミンゴス

ドミンゴス

亀田



【2008.10.4(土)天気:晴】
THE PRIVATES
 兄貴登場! THE PRIVATESワンマン! CLUB Queは昨日からワンマン4連発なんですが、全部違うタイプだし、結成された時期も環境も全然違うバンドが並んで面白いっす。
 ぶっちぎって一番長い活動歴のTHE PRIVATESは25年。え~本日というか、いつもTHE PRIVATESの照明を担当する野水和明(新潟生まれ)は1983年生まれの25歳。単刀直入にいうと、こいつが生まれたときにTHE PRIVATESが結成されたわけですね。あはは~! でも延原さんの方が野水より動きが早いのは何故!? 頑張れ野水、ダイエットだ! 騒音寺に照明を褒められたからって、安心するんじゃないぞ(笑)。ちなみに83年に俺は何してたかというと、17歳ってことで、たぶんスーパスターに成れる位に思って田舎のライブハウスでギターかき鳴らしたり、オートバイにのって遊んでた(笑)。今日カメラを回してるレイジくんと同じ年かちょっと下って事~。面白いな~時間とか年齢とか経験とか。そんなわけで四半世紀というのが、どんな長さなのか良く分からないタイム感になってしまう話でした。
 当たり前すぎて気が付かないけど、そんなに時間が経ってるのに、衰えないどころか、よりヤンチャで、アクティブなロックを奏でられるなんて凄くない? 普通に立ってるだけでも20代の渋めのアンちゃんみたい。言いすぎ!?…言い過ぎでもないよね。だけども強く煽ったり、引いたり、下から攻めたり、変幻自在の攻撃は大人の男のなせる業か、それとも多感な男の術なのか、何年も何回も色んなライブを観てますが、答えは分かりません。だけど僕らは楽しいとか良いという音楽と、そうでない上辺の人気バンドの区別が付きます。なぜなら沢山観てるから、当たり前といえば当たり前で、メーカーもレーベルも事務所の人もこれだけ満遍なく観るというのは不可能ですからね。僕らが自慢できるのは平均的なバランスで素敵かどうかを比べる事が出来ると思うのです。そんな中でこのTHE PRIVATESはCLUB Queの店員が満場一致で最高のライブバンドと言うバンド。どの世代、男女、趣味思考、生きてきた環境を越えて最高と思わせる。色んなライブ観たらこのバンドが最高峰といわざるを得ないパワーなんですね。
 いつもより少し短めの髪をかきむしって煽る延原達治。最高のロードロックンロールバンド。経歴におごることなく、いつもフラットな目で人と接するところも素敵だし、遊び心も満載。そういえば偶発セッションぽい感じで、「ようせいだったのね~♪」というリフレインの歌詞でスゴ~っと歌い始めたんですが、誰もが「妖精~」と思ったと思うんだけど、答えは「陽性だったのね~白露山も~」ということで大相撲を皮肉ったブルースって事だったんだけど、これも大人の遊びというか、たたみかけるだけじゃない余裕といいますか、ホントに変幻自在の無敵バンドです。勿論その後は怒涛の8ビートパレード。サティスファクションなんか本家よりカッコいいです(個人比)。
 永遠なれ!


THE PRIVATES
THE PRIVATES

THE PRIVATES

THE PRIVATES

THE PRIVATES



【2008.10.3(金)天気:晴】
"ウラニーノワンマンライブ ~やっぱり手売りでCLUB Que!?~"
ウラニーノ

 10月最初の金曜日です! ワンマンです。ウラニーノです。3ピースです。初めて会った時、BaのピストンのB級芸人的なうさんくささ(失礼!)に、ただ事ではない衝撃が走ったことは言うまでもありません。しかもドラマーは漫画が大得意。それで食えるのではというくらいのハイセンス。それから音楽を知るんだけど、曲のよさ、声のよさ、歌詞の内容。素晴らしいじゃないですか。それ以来色んなシチュエーションでウラニーノのメンバーにはお世話になってきました。とくに正月のおとそライブでは、ウラニーノ以外に誰が出来んのというくらい、彼らの持ってる多様な才能で、楽しませて貰ったものです。 そして今日は待望のCLUB Queワンマン。皆も知ってると思うけど、彼らは去年C.C.レモンホールでワンマンしたのです。これは普通のホールワンマンとは全く意味が違って、普通というのが豪華客船で世界一周なら、彼らのワンマンはヨット、もしくはカヌーでの世界一周。つまり「え~無謀やん!」「大丈夫なの!?」「死ぬなよ!!」などという、激励の言葉が飛び交ったものです。そして彼らの冒険「チャレンジ」は見事に成功したわけですね。今回のCLUB Queワンマンは、イカダで東京~苫小牧といった感じでしょうか。これとて容易いことではありません。僕は豪華客船で世界一周なんて凄いともなんとも思わない。お金さえあれば出来るもんね。ライブだってそう。お金掛けて祭り上げれば、たいがいの事は出来るくらい、日本の情報操作とか人気はそういうところに握られてるじゃない。でも地道なチャレンジは、ホントにパワーある人しか出来ないからさ。そういうのに価値とか感動とか刺激を感じるよね。
 また前置きが長くなってしまいましたが、事務所の仕事を早めに切り上げて、開場前にCLUB Queに来てみると、ピストンが一人で最終チェック? いやウロウロしてる? 落ち着かないの? みたいな感じでステージとホールを降りたり上ったり。ある意味ここでも3人の個性がでまくり。にこやかなDrの小倉 落ち着いてるVoの山岸。


ピストン大橋
ピストン大橋(B)
小倉範彦
小倉範彦(Dr)
山岸賢介
山岸賢介(Vo.G)

 始まってみるとあっという間。約2時間のライブは終始なごやか。笑わすピストン。その中に少し心の中にチクッと刺さる言葉。山岸の歌詞は、今の歌い手が忘れている、ロックの歌い手のみが発する事が出来るシニカルな言葉を持っていて、けして軽々しく無くて、でも重すぎもしないところが、ひじょうに素敵。そこが魅力。もちろん前菜となるピストンの前説やヘンな踊りも重要で、彼らを特徴付ける重要なファクターになってます。
きょうはゲストミュージシャンが居て、キーボーディストとギタリストを交えて演奏するシーンもあり。贅沢な音色に包まれた彼らの音も素敵です。それでも、まだまだ潜在能力の30%使ってないだろうな~と思うくらい、彼らに可能性を感じずにはいられないワンマンでした。
 オールナイトではダイノジのジャイアンナイトが、これまた激しくCLUB Queを揺さぶるわけで、ウラニーノとあんまり話しも出来ずに、あれよあれよと時間が過ぎていった上に、タカギズホーム(スタジオ・楽器屋)のオヤジさんに捕まってしまいました。25年以上のあいだ下北を知ってる人で、大先輩です。いろんなミュージシャンがお世話になってます。
 しかしみんな元気で凄い街ですわ…下北沢。




【2008.10.2(木)天気:晴のち曇】
"ニッポンのロックンロール vol.6"
MAMORU&THE DAViES/フラワーカンパニーズ/LONESOME DOVE WOODROWS

 定刻より10分ちょっとのロスタイムを経て、音速より早いピッキングが静寂を切り裂く。ドラムそしてベースが響いた瞬間、霧の中から龍が現れたように、一気に空気が変わる。彼らの名はLONESOME DOVE WOODROWS。
 なんつって70年代の小説のような出だしで始めてみました。14周年日記も19本目だと、いろいろ当たりを変えてみたくなっちゃって。今日は午前中からバタバタと何だかんだあって、あっという間に開場5分前。意外にお客さんはあせらず騒がずで入場は落ち着いてる感じだったんだけど、やっぱり始まると凄い。ま、今日のメンツで凄くない方がビックリしてしまう話しで、ライブの数やツアーの数さえ凄い事になってますからね。3バンドあわせたら年間365本超えるんじゃないでしょうか? それだけに鍛えられた…、スポーツだと鍛えると筋肉が付いて、ハガネのようなボディとか言うんだろうけど、ロックはなんだろうね、ちょっとハガネって感じではないからなぁ、でも何かが付いてて、普通のバンドとは違うんだよってのが一目瞭然分かるのは有るからなあ~。付くっていうより滲み出るって感じかな。
 さて昨日のTHE NEATBEATSでも賑やかしてくれた、Voのターシ。顔は極いけど、心優しき愉快な41歳。歌力は相当高いです。音域も声量もピッチも相当いいんです。そこで勝負していないのがロックンロールって事で、ぶっ飛ばしてなんぼ。だけど途中今までになかったスライダース調のミディアムテンポの絡むギターが特色の曲もあったりして、さり気なく幅を持たせてるところがこれまた素敵。
 次は素敵過ぎて、目が離せなくなるフラワーカンパニーズ。Baグレートマエカワの定番オーバーオール。Voケイスケは15年位前に手に入れた派手なストライプTシャツ? お互いのチグハグな衣装での突込みMCで緩ませといて、圧倒的な演奏でもってく。しかも、ちっともジットしといてくれないので、俺ごときのカメラではブレちゃって、ブレちゃって、まともな写真が1枚もないです。これなんかケイスケくんの手がトビウオのヒレみたいになっちゃって、凄いんですけど(笑)。


フラワーカンパニーズ
フラワーカンパニーズ

 小西くんはドラミングが渋くなった! 顔がイイ! この優しき男の特に何かを工夫してやらなくても、和む存在感を出す特殊能力は、バンドの長生きに貢献していると思います。 グレートは全身で4弦を響かせる、魅せる、聴かせる、躍らせる、笑わせる。仕事量の多い、そして休符が気持ちいいベーシストでも有ります。竹安のギターは基本カッティングギターだと思うけど、微妙なニュアンスをピックだけじゃなくて、中指や薬指をつかってアルペジオ的に出しているあたり只者ではないです。ケイスケの特徴は120%唱法。ターシがMCでも言ってたけど、結婚式の2次会だろうがなんだろうが歌う時は全開です。そして普通の人はあごが動いて声が出るんだけど、この人あごが固定でそれより上の顔が動くのが面白いんです。昔そういうおもちゃが有ったよね。後半は名曲オンパレードで圧倒して次のマモルくんへと繋ぎます。

ミスター小西
フラワーカンパニーズ・ミスター小西(Dr)
竹安堅一
フラワーカンパニーズ・竹安堅一(G)

 MAMORU&THE DAViES。50~60’Sのロックンロールを基軸にしてるけど、昭和庶民的なバンド。ベースに元アンジーのオカヤンこと岡本先生が入ってよりいっそういい感じ。かたくなで不器用なマモルくんだけどロックすることに躊躇ないというか、全身ロック。彼は大晦日にMTハピネスといってピーズのハルやTOMOVSKY、the pillowsのシンイチロウ、そしてモリクン(モリクンはモリクンなのであえて説明ぬき!)で毎年トリをやってもらってるんだけど、この方たちの楽天的な存在感は、後にも先にもこの界隈でしか見たことないんだよなあ。楽天的といっても、ちょっとスネが入ってて斜め向きで、ど~せ~みたいな楽天感。まあライブ観ないとわかんないね。そんなわけで突っ張らずに観るロックンロールなんですけど、プレイヤーとしても皆20年超えてるわけです。オッサンと言えばオッサンに間違いない年齢だけど、ガキンチョよりロックンロールでタフでこだわってます。これこそ価値ありです!

LONESOME DOVE WOODROWS
LONESOME DOVE WOODROWS
フラワーカンパニーズ
フラワーカンパニーズ
MAMORU&THE DAViES
MAMORU&THE DAViES



【2008.10.1(水)天気:曇】
THE NEATBEATS/おとぎ話
 今日は偶然にもリードボーカリストが上手にいるバンドの2バンです。しかもビートルズ派生。けど180°どころか2~3回転違うバンドっていうところを楽しんでもらえたらな~と。
 でもって、この14周年日記の写真は全部自分で撮ってるんだけど、まあ大体カウンターの中からこっそり取ってるんですが、ステージの上手に立つ人はカウンターから見えないのね。ちょっと見えても天井吊りのスピーカーが邪魔して顔なんかホント見えないんです。そういうわけで、おとぎ話しの写真にvoの有馬くんが写ってないという、完全にカメラマン失格の写真しか撮れませんでした、マジでスイマセン。反省の末にニートビーツの時は全ての業務をシャットアウトして(こう見えても一応店長なので来客や電話対応のためにすぐに受付にいけるカウンターで見るのが常なんです)、ホールの一番奥の照明ブース前(エレベーター前)で観ることにしました。実際ここが一番音も照明もいいので、ライブを観る場所としてはCLUB Queで一番いい場所と思うんですけどね。そしたら明日出演するLONESOME DOVE WOODROWSのVoのターシが陣取ってて、彼の周りにわずかに隙間があるという、え~皆さんこの人怖くないですよ~とか言いたくなるシチュエーション。
 こういう言い方適切かどうか分からないけど、音楽部のおとぎ話と運動部のやんちゃな人が楽器を持ってしまったようなTHE NEATBEATAS。華奢で繊細な音や雰囲気で聞かせてくれるおとぎ話と豪快に弾けて揺れるTHE NEATBEATAS。関東と関西という違いもある。 初めに出てきたおとぎ話は、現在メディアへの露出も多くて注目されている若手バンド。空気的にはTOMOVSKYやサード・クラス的なホンワカした空気も持ちながら、有馬くんの声ともじゃもじゃ頭のキャラと独特のサウンドで持っていく感じ。曲がよくて穏やかなのもちょっとアップなのもオリジナルセンスを感じます。なんか隙間があって、そこでアンサンブルしてて、詰め込まない音楽ってありそうで少ないんだよね。
 一方THE NEATBEATASはもう押しも押されぬポジション。これをやらせたら間違いなく世界一でしょう。関西弁が世界の標準語なら、間違いなくワールドブレイク! ロックを深く考えずにたのしむっという原点スタイルですから。それに、お客さんが3万人でも3人でもきっと変わらない(手抜きしない)ステージをやってくれそうだから信用できるし、カッコイイ事に掛ける意気込みが半端ないので、スタイルも確立してくるわけですね~。とにかく面白い。愉快。痛快。観た事ない人はちょっと騙されてみてみてと言いたくなります。
 ライブの途中ではターシがステージに上って、ワンマンの前説をすることを約束。そして後半THE NEATBEATAS史上初の明かり全開ライブ。いつも色を入れずに素明かりでアオリもなくやっているんだけど、そういう場の状況に応じてサッと機転を利かせて変化させ、見るものの心を掴んだり、印象付けたりするのがライブの醍醐味だし、彼らの最大の武器かも。まあとにかく、圧巻でした。 
 あっ、それで今日はCLUB Queの誕生日ということでおとぎ話しからスタッフにケーキの差し入れ、THE NEATBEATASも負けじと、ずんだ餅にロウソクを立ててくれました。そんなわけで打ち上げも大笑いの中で15年目に突入!


おとぎ話
おとぎ話
THE NEATBEATS 1
THE NEATBEATS 1
THE NEATBEATS 2
THE NEATBEATS 2



【2008.9.30(火)天気:雨】
オトナモード/D.W.ニコルズ
9月30日です。CLUB Que始まって5114日目、お正月休みが70日ばかしあったとして、だいたい5040本位のライブがあったって事ですね。あ~っと、昼の部とかオールナイト入れたら、もうわっかんない(笑)。お客さんの数も大雑把だけど、延べで60万人超えました(さすがに正確な数字は数える気にならなかった(笑))。バンドの数は…。見当付きません。そして今回の14周年、14日から始まって、ちょうど折り返し地点の今日までの延べ動員は3282人。ありがとうございまーす!バンドの人もお客さんもホントにありがとう! 間違いなくイイ14年。これかもガンバンベ~! というわけで誕生日前夜の今日はレベル高い音楽を堪能できる2バンド。
まずは今年一番伸び白が大きかったんじゃないかと思う、D.W.ニコルズ。リズム隊が女の子の4人バンド。Voのダイスケの個性は対バンしたオトナモードの啓太も絶賛。上手いとか以上に特徴的に纏わり付く声と、2cmだけ高い目線でいうMCがメチャクチャ親近感や真実や希望を感じさせてくれます。女子のリズム隊も難しいことは弾いてないけど、確実なグルーヴと愛嬌を振りまいて、バンドを後ろで支えるというより、花が畑に迷い込んだスナフキンのようなギャップが余計に印象深くて、楽しくって、最高です。
後から出てきたオトナモードは、それまでよりちょっと貫禄(?)なんだろう、内側に向かうベクトルから変化して、会場を全部自分たちの色に染めるパワーが身についているような感じ。上げていくようなMCもあおりも何もないんだけど、自然と沸き上がってくる音楽パワーは純度100%です。ひじょうに気持ちがいい。としか表現がないような、浮遊感とはまた違う、包み込むようなサウンドに身をゆだねて楽しめます。打ち上げの最後に啓太君が言ってくれた「CLUB Queに出るようになってバンドをやるのがさらに楽しくなった」という一言に、ほんとに癒されたというか、物凄く嬉しかったです。ライブハウスやっててそれ以上の言葉はないですね。ありがとう!
 打ち上げには今日のライブとは別に、最近武道館をやったとあるバンドのドラマーが数年ぶり遊びに来て、近況報告してくれたりして、なんだかとてもいい一日でした。


D.W.ニコルズ
D.W.ニコルズ
オトナモード
オトナモード



【2008.9.29(月)天気:雨】
cruyff in the bedroom/wilberry/OCEAN
今日は午前中に新宿レッドクロスとの野球対戦ということで、チョイ寝で起きてみると、空はどんより。それでも準備して家を出ようかと思った8時ごろ、ポツ、ポツ、ザーっと雨。またもや中止です。これは西島が雨乞いしてるに違いない…。あーあと思いながら夕方に出勤。しかし急に寒いです。こないだまでTシャツイッチョで乗れたバイクも、革ジャン必須になってしまいました。
今日のCLUB Queはベストチョイスの3バンド。問題は順番に悩んだこと、決定的な理由も無いまま出順を決めたのは、久し振りです。ジャンケンでもいいよねというような犇(ヒシメキ)きあいです。音楽的にもブリティッシュサウンド。とくに90年代以降のロンドン~マンチェスターに蔓延した、浸透度の深いギターサウンドが特色の3バンド。
結果的に最初に登場したのはwilberry。途中休止してたけど最近復活して、勢いも落ちることなく再度走り出した4ピース(当時はKey入りの5ピース)。技量も表現力も上がった以上に日本人って30半ば過ぎたほうがステージ栄えがいいことを証明しているようなバンド。多分外人って年より老けて見えるからだってことだろうなと思うんだけどね。ジョウミチヲのルックスと声は圧倒的存在を放って、時間を越えて存在してます。時間を越えるって意味ではOCEANの沖野俊太郎。彼はCLUB Queのオープニング・アーティスト。14年前の10月1日にワンマンで登場した人。相変わらずのルックス、年取ってないっていうか、太ってもいないことがどれだけ凄いか、そのたたずまいが赤いライトの中で一際繊細に見える。マンチェスターサウンドを日本に混入した先駆者だし、彼がやったVENUS PETERが切り開いた道がどれだけ広いかですね。Keyはスピッツやちょっと前にPEALOUTでも活躍したクジヒロコ。音楽とロックを知り尽くした圧倒的なサウンドは揺るがないし、ロックの持つセクシャルな部分をだせる数少ないバンド。タイトな時間を最大有効に使ってステージを後にしていきました。最後に登場したcruyff in the bedroomはそれらに加えて、休み無く継続している強さをもって、シューゲイザーといわれるジャンルの頂点に立っていることは間違いない4ピース。だけど個人的にいうとシューゲイザーというジャンルはもはやどうでも良くて、それを超えて日本のバンドとしてのアプローチを確立してるんじゃないかな。下向いて歌ってるわけじゃないしね(笑)。それゆえに新しい曲が過去の曲をしのいで、いい響きを放ってます。しかしギターって色んな音が出る凄い楽器ですね。3時間どっぷりギターサウンド満喫の1日でした。もちろんグルービングなリズムに支えられてのギターだけどね。打ち上げは遊びに来てた130本もギターを持ってるトミザワタク氏を囲んでギター談義に花が咲いたことは自然の流れでしたね。


wilberry
wilberry
cruyff in the bedroom
cruyff in the bedroom
OCEAN
OCEAN



【2008.9.28(日)天気:曇】
TOMOVSKY/NONA REEVES
9月28日 今日も超満員でーす! 天気は微妙で、降るかな~どうかな~で、ギリギリセーフ。満員のライブの日に雨が降ると、みんな苦痛だからね。CLUB Queみたいな狭い場所だと、傘置き場もままならないし、会場は湿気が多くなって音が悪くなる。空気が重くて、音が飛ばなくなるっていうんだけどね。優秀なPAオペレーターはその日のジャンルやバンドが求める音はモチロン、集客人数や天気のことまで考えてリハーサルをやるのですよ~。パイロットみたいなもんだね。
今日は180度違うスタイルを持ちながらも、ただならぬ共通点を感じてチョイスした2バンドです。まずはNONA REEVES。ちょっと前だと渋谷系っていってたのかな。16ビートの腰で感じるリズム。でもラテンとかじゃなくて、日本人に馴染みやすいリズムです。そしてステージの裏側は見せませんといった感じの、いうなれば表現型エンターテイメント。後攻はみんなのTOMOVSKY。彼を知らずして下北を語ることはできません。こちらは全部暴露スタイル。そこにあるもの全部、いや何かさえあればそれをエンターテイメントに変えてしまう天才。いうなれば自由存在型エンターテインメント。このギャップを楽しもう! その証拠に入場時にインタビューする「どちらを見に来ました?」という質問には「両方とも~!」という声が予想以上に多かったのです。これはブッキンガーとしてはとても嬉しいざーす! 総動員は昨日と一人違いの254人。まーマックスです。
NONA REEVESは知的なビートを立て続けに刻んでいきます。それもそのはず彼らは早稲田をきっちり卒業した高学歴バンド。おっとそこで言えばTOMOVSKYも早稲田です。8年違いの差はあれど、宅録好きな思考といい、どこかしら近いものが潜在的にあると思ってました。僕や中卒のノーナのマネージャーとはわけが違います。正直言って悔しいから音楽と学歴は関係ないと言い切りますが(笑)、やっぱり頭の回転スピードも33回転よりも45回転のほうが、音もライブ感もよくなってくるというわけですね。これは間違いの無い事実です。たぶん優れたミュージシャンの脳みその伝導率は相当早いと思います。だれか実験して欲しいです。
またまた話がそれちゃったけど、許容範囲内の違うものを同時に味わえるのは、食べ物でも音楽でも一番贅沢な時間。それが卓越したものなら、言うこと無いわけですね。年下の郷太くんは先輩に敬意を表しつつ、自分の世界をきっちり余すことなく跳ねたリズムで魅せてくれました。30代半ばにして、理想のグルーヴをてに入れて、さらに新境地へ向かうべくバク進の彼ら。
年上のTOMOVSKYはステージ上に忘れ去られてたノーナの譜面やペットボトル、タオルまでも材料にしてお客さんの気持ちを掴んでいく。本人はそう思ってないかもしれないけど、そこに蟻が歩いてただけでも、歌にしたりコミュニケーションの材料に出来る人です。でも「20年前は人前でチューニングすら見せなかった、そして20年後も見せなくなる、だけど今は見せる」とおっしゃってました。うたう42歳はおそるべし62歳になりそうです。ベースに兄のハルが入って1年以上がたって、さらにバンドグルーヴも良くなって、貫禄というようなキャラではないけど、上がるとか下がるとかそういうのを超えた存在。間違いなく不動のポジションですね。最も楽しい団体です。
そんでもってライヴの素晴らしさに負けて、どうしようもない写真しか撮れなかったんですが…ゴメンなさい! いや、イイワケは無いっすけど~、皆もりあがっちゃってて、写真を撮ろうとすると「今日たのし~い」なんて、喋りかけられて。最後トモフを楽屋側から取ろうと思ったんだけど、そういうわけでこのハカマーのギターソロ写真だけです。代わりにといっては何ですが遊びに来た、ポールシムノンのような川上次郎さん(襟元に注目:巷で大人気のCLUB Queワッペンです!)と、打ち上げの秘蔵写真を公開しちゃうっす。


NONA REEVES
NONA REEVES
ハカマー
ハカマーのギターソロ
打ち上げ
打ち上げ
川上次郎さん
川上次郎さん



【2008.9.27(土)天気:晴】
メレンゲ
昨日の続きからですが、オールナイトでGetting Betterがあるために騒音寺の打ち上げは隣の居酒屋へ。体は早く帰りたい体調なんだけど、やっぱり行っちゃいました。そんなに深い時間にはならなかったけど、CLUB Queに戻ってみたら「Getting Better」は200人を超える超満員。楽屋も大賑わいでちょっと立ち寄ったらNACANOの林(ex.PENPALS)との話が盛り上がって、結局いい時間になってしまいました。
で本日はメレンゲの3ヶ月連続ワンマンの最終日。いつもよりちょっと早い6時に開場なんだけど、その前から1Fの廊下まで人が溢れてます。集客は27日現在、14周年期間中でトップの255人。つまりソールドアウトですね。よく初めて来たお客さんに「狭~い」といわれることが多いんですが、確かに狭いね。250人で満タンだもんね。700人以上の規模でやるバンドを見てるお客さんはホント居心地悪いかもなあ。でもこれはこれでの良さがあるんだよね。それはロックを好きな人にしかわからないのさ! ロックなバンドはオーバーキャパでもここでやってくれるんだよね! 
というわけで愛あるロックバンド「メレンゲ」。基本は3ピースバンドなんだけど、今日はギターとキーボードを加えた5人編成。といってもこれがレギュラーサイズなので、もはや5人バンドといってもいいと思います。しかも気心知れたミュージシャンなので、違和感もないしピッタンコって感じですね。
会場はスシ詰め状態なんだけど、終始笑顔が絶えないし、穏やかでアットホームな感じ。受付の女子は好きすぎて壁越しに聞こえてくる曲で感涙さわぎ。そしてクボくんの関西なまりなMCがあいまって、笑い声が響きます。しかし昨日の騒音寺もそうだけど、関西弁のバンド多いCLUB Que。どうもMCも多めになってしまう傾向あり。それによりBaのツヨシの足が30cmもあることが発覚(笑)。耳もおおきいし。パーツが大きい男は偉大になる説があるけどメレンゲの成功に一役かうか!?
ライブは満足顔のお客さんが表すことでも、今日が最高の日であることが分かります。アンコールではツヨシとDrのヤマザキタケシが出てきて二人で喋ってんだけど、久し振りに喋ったタケシくんカミカミでした。少し間をおいてクボくんとKeyのミナチンが出てくると雰囲気一転。そしてアッキーの誕生日ということでステージにケーキ登場。テレまくるアッキー。照れ屋で純朴で超が付く男前のサウスポーギタリスト。高感度高し! そして3ヶ月を締めくくるに相応しい音が流れてきて感激のフィナーレでした。3ヶ月間ありがとう! お疲れ様でした! そしてこれからもよろしくです!


メレンゲ
メレンゲ
ハッピーバースデイの後、照れるアッキー
ハッピーバースデイの後、
照れるアッキー
カウンターの奥から見たら
カウンターの奥から見たら
世界中を放浪するアンディが久し振りに遊びに来ました。CLUB Que総仕切り長島監督の密会を激写!
世界中を放浪するアンディが
久し振りに遊びに来ました。
CLUB Que総仕切り長島監督の
密会を激写!



【2008.9.26(金)天気:曇】
騒音寺  GUEST> 浅草ジンタ
14日から始まった14周年イヴェント。今日で13日目ですね。まだまだ1/3とちょっと。 でもすでに色んな思い出が出来ましたね。きょうは皆ステージばっかり観てて背面の壁に気がついてない人もいるみたいなので、14周年の看板を掲げたホールをステージ側から撮ってみました。お客さんは見たこと無い視点でしょ。しかも無人のホールなんてね。
さて今日は京都からの刺者「騒音寺」と浅草ジンタ。子供の頃、2008年位になったら空飛ぶ自動車が走ったり、腕時計テレビ通信なんかが出来るか、もしくは核戦争でメチャメチャになってるような想像をしてましたが、相変わらず平和です。むしろ10年前よりロックシーンは80年代のカオス時期をすぎて、とても平和になってます。そんなことを思ってCLUB Queにくると入り口のところで、夕涼み風にノートパソコンと格闘している大男発見! あ~騒音寺のマネージャー「しのやん」だ! ロックの生き字引。アンダーグラウンドシーンのとくにコアな部分をよく知っている人。泣かない子も泣き出す人。ノートパソコンがより小さく見えます!
  話し変わりますが、たぶん僕らの周りはあんまり変わって無い方だと思うけど、それでもパソコンや携帯電話の普及は影響が大きいです。便利ストレスに犯されてる人も沢山いるようです。でもロックをやりだすと何も変わらない人間らしい時間が生まれて、それが快感なんだよね。そんな気持ちにぴったりなのが今日のライブなのだ!
つーわけでウッドベースの形をしてるけどアルミフレームのスケルトンボディが特徴的な浅草ジンタ。6人編成なんだけどそのBa&Voと、トランペット、チューバ、それにサックスの女の子。それにダブルネックのギターも特徴的で、完全にジャンルレスなサウンドを確立してます。しいていうならロカビリー~サイコビリーに和をたして、ハードロックのスパイスがあって、結構ポップです。アンダーグラウンドのそれとは違う楽しさがあって最高! ホール内もほどよく満員状態。手も良く挙がってライブ感もいい。また出て欲しいっすね!
そして12月3日にクアトロのワンマンを控えて、なおかつ10月1日にベスト盤が出る騒音寺。のっけからアゲアゲ。もう無敵の域にさしかかった日本語最高!ブルースロックンロールバンド。昨日のコレクターズもそうだけどVoの存在感が強いとそれだけで魅了されるね。それで言葉が分かりやすくって、ノリも完全にMADE IN JAPANだから、なんも難しいことを考えずに楽しめるっす。定番の曲はみんな大合唱して、後ろの後ろまで手が挙がってて、これぞロックショウ。派手な豹柄のジャンプスーツのナベ。1曲リードボーカルをとった渋いスーツでオールバックのタム。金髪ロン毛のオカ。グラムロックバンドにいそうな顔立ち男前なベースのコーへー。そして今日やたら声援が多かった(ただし男オンリー)Drのサウザー。皆個性的でいいっす。過去のバンドへのオマージュも十分感じるけど、それ以上に今を生きるライヴをしてるから新鮮なんです。しかも愛嬌あって(写真見る限り信じられないかもしれないけど、愉快でハッピーなバンドです)最高。ロックに賞はいらないと思うけど、なんかあげたい(笑)。気がついたらあっというまに終演。まさに京都が生んだ怪物って感じです。


騒音寺
騒音寺
浅草ジンタ1
浅草ジンタ1
浅草ジンタ2
浅草ジンタのベース
看板
14周年看板
会場1
会場風景その1
会場2
会場風景その2



【2008.9.25(木)天気:晴】
"Bitter Sweet Soul vol.13 「shimokitazawa modern world core」
~FANTASTI-Q COLLECTORS 2WEEKS~"
FURS/THE COLLECTORS
DJ> オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)

9時起床! さすがに眠いな~。今日は先々週落とされたオートバイの車検のリベンジ。最近は馴れたせいでナメテ掛かったら、思いもよらないトラブルで落とされる結果となってしまったんですが、これ人生の縮図というか、バンドもライブハウスもそうだと思うんだけど、準備して不測の事態に備えることが出来てこそ、いい仕事、いいライブ、いい時間の使い方、そして節約が出来るんですよね。これを怠ると金も時間も無駄に使っちゃう。落とされたことは、悔しいことだけど肥やしにしなきゃね。今日は準備万端。そしたらものの5分で終了~合格でした。
さて先週に続いてコレクターズ登場の日。台湾からWON-FUというバンドがオープニングを務めるということで、リハから覗いてみると、これがまたいいバンドっていうか、言葉が違う以外全然違和感が無い。今の台湾の音楽事情は日本でいう1990年くらいの感じで、500人以上キャパのハコがもう少しで出来るかな? という環境なんですと。彼女らはコレクターズ加藤さんが台湾のTVで見かけてからという話で、日本ではコレクターズ周りでは周知のバンド。日本語の歌詞は加藤さんによるもの。地元ではかなり人気者らしくて、サウンドの雰囲気は、今度日本に来たらアドバンテージルーシーなんかと対バンするといいな~って感じでした。
スクービードゥーのモビーのソウル、モッズなDJを堪能して、今日の主催であるFURS登場。甘いルックスとポップなビートで確実な人気をえてます。音楽性以上に、幅広い交友関係はBaのマティの人柄によるところが大きいんだけど、女子はVoとGuに釘付け。モッズ色やグラムロックテイストも持ち合わせる彼らですが、九州人の俺からいうと完全に第2次メンタイビートです。そこがいいし。何しろそういった枠を超えるポテンシャルが出てきて、今後につながる期待を感じるライブでした。
トリはコレクターズ。いつも言うけど声ってどんな楽器よりも感情とか表現とか出るわけじゃない、当たり前だけど。音が出るものとしては何より凄いんですよね~。その中でもコレクターズの加藤さんの声は絶品で、通るし、大きいし、甘さや優しさも感じながらハリがあって超ボーカル向きでって、当たり前だろうって怒られそうだけど、その当たり前のことが、数あるバンドの中でも奇跡的な確立でしか存在しないので凄いわけですね。ライブも押しひき、上げ下げ自由自在。くだけたMCも親近感が沸く材料。昨日出演したGUMGIMMIC MASSIVE UNITの田中正一が、コレクターズを見たいといって遊びに来て昨日出入り禁止になったこと(当日解禁)もすっかり忘れて、おおはしゃぎ。やっぱり色んなジャンルに影響を与えているコレクターズって凄い。
打ち上げはWON-FUに変な日本語を教えるFURSのドラム古沢。忙しすぎて目が小さくなった、赤モヒカンのローディーQ太郎。英語も日本語もからっきしなマティ(博多弁オンリー)。加藤さんも結構遅くまで残ってくれてました。WON-FUから俺が聞き出せたのは、台湾には10件くらいのライブハウスがあって、1000円くらいから観れて、渋谷にとても興味があって、アドバンテージルーシーのことは知ってて、治安は悪くないけど暴走族はビッグスクーターばかりという話。いや~ちっとは英語くらい喋りたいです。あしたからこの日記もエングリッシュで書くぞ~!


FURS
FURS
THE COLLECTORS
THE COLLECTORS
FURSとWON-FU
FURSとWON-FU



【2008.9.24(水)天気:曇】
ナショヲナル/ドブロクandスガノ綱義/GUMGIMMIC MASSIVE UNIT
14周年が始まって11日目。ようやく3分の1が終わりました。まあライブは年中無休なので何が変わるって事もないんだろうけど、やっぱりいいライブのあとの打ち上げの濃さに、多少の疲れも隠せないタイミングでもあります。しかも今日は出勤時に白バイみたいな素人に後をつかれて、かなり心臓に負担を掛けてしまったので、若干脳みそに血が回っていない状況であります。
そんな中、今日はエレクトロと近代和歌と妖怪のコラボです。なんのこっちゃ~と思うかもしれませんが、これドンピシャ言い当てていると、自信ありです(笑)。
まずはGUMGIMMIC MASSIVE UNIT。Skooterや秋元きつねなんかとのユニットで活躍している田中正一率いるアナデジタルユニット。映像も駆使して臨場感を掻き立てます。
ドブロクはうって変わって日本の魂を訴えかけるような好質のバンド。男の汗を感じる、ベースの原田は曲によってキーボードを演奏するんだけど、ベースもキーボードも瞬間的にみせる狂気が歌の中に激しいレスポンスを生んでいます。ウットリしているところをサクッとやられる感じ。こういうバンドがもっと広く活動できれば、音楽はもっと豊かになるなあ~。いいという意味も沢山あるけど、彼らは本質をついているから観てて気持ちがいいんです。
最後は妖怪ナショヲナル。夏でも冬でも妖怪。三者三様の中でどんなライヴをしてくれるかなと、少し不安もあったけど、なんともホンモノ魂存分な結果でした。魅せる弾ける聴かす、これらが上手くバランスしてこそいいバンド。モチロンこの人たち全部兼ね備えてるんだけど、いいバンドなんてウツワを超えちゃったね、ロン毛で裸足でサイケで無精ひげのkeyのタナベは「キモチ悪いけどタノシー!」、Voのタワラダも生まれながら人間離れした容姿はこのバンドの雰囲気をいっそう4次元の世界へ引きずり込んでるんです。でもね~曲はポップでダンサブルなのもあるし、ホントどこから切っても楽しめるのです。ちょっと見たこと無い新鮮味と斬新で奇抜な構成をもって、興味津々です!環境を越えるパワーを見せてくれた今日。これ本物。来年凄いとこ。
打ち上げは、ナショヲナルの独壇場で浴びるほどかっ食らってましたが、僕はGUMGIMMIC MASSIVE UNITの田中正一につかまってました。話は盛り上がったんですが、17年位前の下北沢屋根裏時代の話しが炸裂。彼は過去の僕のことを知りすぎているので、CLUB Queを出入り禁止になりました。だけど翌日が早い僕が音をあげて先に帰った為、結果的に出禁は無効…。これからもよろしく!


ナショヲナル
ナショヲナル
ドブロクandスガノ綱義
ドブロクandスガノ綱義
GUMGIMMIC MASSIVE UNIT
GUMGIMMIC MASSIVE UNIT



【2008.9.23(祝)天気:晴のち曇】
 "ナカジマノブ博'08 ビバ!音楽!!今年で3度目、どこを切っても俺俺俺!"
華吹雪[水戸華之介/ミタヒデキ/ミツゴロー/ナカジマノブ]/
本田恭章[本田恭章/小野寺智/曽我JETTSOUL将之/ナカジマノブ]/
大将[井垣宏章/岡部晴彦/ナカジマノブ]

さーて!ノブ祭り最終日。KOGA古閑先生と年末のカバーナイトの打ち合わせを終えて、CLUB Queに来ると、すでに楽屋じゃ盛り上がってる。ひとしきり笑って開場。すでに 多くの人が階段で待ってます。最終日テンション高いです。いつものように14周年記念バッチを配って(3日間通し券の人は3つ貰ったわけですね)。
本日の特攻隊長は井垣とノブとハルの大将。3人で歌いまわしてゴリゴリ、ブリブリ、ロックンロール。どんどんギターの弦が無くなっていくんだけど、全然音に影響が無い!? それもどうかと思うけど、凄いギタリストです。イガチャンてパンクバンドよりパンクな生き様というか、そういうバンドマン。ジョーストラマーはきっと彼をリスペクトすると思うよ。そして知らないうちに沢山元気を貰ってしまいます。
セカンドステージはあの本田恭章。この人も全然年取らないな~。カリスマあるな~。笑顔もいいな~。当然ここでもノブくんがドラムを叩いているわけですが、さすがに口数は少ないです。ハードロックなりニューウェイヴの下地が見え隠れするんだけど、溶け込んでる。お客さんもあったかい。俺が15位の頃彼はもうドラマで薬丸裕英なんかと共演してたから、随分年上のイメージがあるけど、実は1歳違い。つまり井垣とも1歳違い。すごい! 遺伝子って何~! 
さて1年ぶりに登場の華吹雪。20年間色んなバンド観てきたけど、その中でも水戸さんは、ずば抜けてステージ栄えがいいんだよな~。なんだろうな。ボディバランスがいいなと思う。その見た目以上に醸し出す空気が凄く大きい。いわゆるオーラがあるって部分。それが抜群なんです。でもってメンバーはドミンゴスのBaミツゴロウ、Guミタヒデキ、Drはいうまでもなくノブ。そしてもう一人Guに人間椅子の和嶋。この人が加わったことにより、バンドのグルーブが凄いことになってるんです。ひとり加わることで他の人が上手くなるってあるんですね~。もちろんドミンゴスチームが下手なプレイヤーな分けないけど、凄いの域まで行かせてしまうんです。「活かせて」って書くのかな。曲は絶対皆が知っているハードなロックの上に、絶対皆が知ってる日本の歌を乗っけて混ぜて、凄いセンスなんです。やってるアイディアも技量も国宝級です。
思わず暮れのカバー大会に出演依頼してしまいました。ってところにKOGA登場。今日1日が輪廻転生した(笑)。そして打ち上げの席は吉田一休、水戸さん、それに遊びに来たスマイリー原島さんというメンツの席で、ナカジマノブのことを忘れて、大爆笑トーク。メキシコでお好み焼きが売れるかという議題と、世界地図について他。原島さんはホントに場を作るのが上手いな。キワドい話もさらりと笑える感じは他にいないです。なんか安心したり元気が出たりするんだよな~。そんでもって、ん~ざっと朝6時でした。で帰って残った仕事をしてたら9時過ぎてて、子供を保育園に連れて行かなきゃいけない事を忘れてしまいました。


大将
大将
華吹雪
華吹雪
セッション
セッション



【2008.9.22(月)天気:雨のち曇】
 "ナカジマノブ博'08 ビバ!音楽!!今年で3度目、どこを切っても俺俺俺!"
ドミンゴス[吉田一休/ミタヒデキ/ミツゴロー/ナカジマノブ]/
枕本バンド[枕本トクロウ/松本タカヒロ/ハル./ナカジマノブ]/
PONI-CAMP[エナポゥ/レイ/ナカジマノブ]

今日もノブちゃん祭りでーす。昨日の夜というか明け方(4時頃)、彼は激酔いの末、駄々っ子になってしまって今日からのライブが出来るのか…というような、普通だったらそういう心配をするような状況だったんですが、ことナカジマノブに限って「心配しないのが当たり前」的な風潮が良いのか悪いのか(笑)。 でも16時にはケロっとした顔でリハやってました。でも朝5時に家の前でゲロったそうです。もう皆さんお気づきでしょうが、同じ日の出来事です。もちろん今日の夜も呑みます。今日はCLUB Queはオールナイトのイヴェントがあるので外での打ち上げなんですが、もれなく誘われました。僕はあさってまでにオートバイの車検を取るためにタイヤ交換その他をしなければいけないので、行くか迷ってます。昨日というか今朝もノブくんがゲロってる頃に、家でタイヤ外すところまではやったんですけど、そこで力尽きてしまいました。そんでお風呂に入って焼酎飲んで寝ました。
さてトップバッター「PONI-CAMP」。Vo&Guのエナちゃんは昔ロリータ18号のメンバーでした。そういった経緯で彼女も古い知り合いですが、知り合ったばかりの頃、僕はヒドイことを言ったらしく、数年後に居酒屋でカワイイ仕返しされた記憶があります(笑)。そんな事もありながら、みんな続けてるな~っていう感動と、ノブの全てに全力投球に、またしても感涙してしまいました。ライブはポップでパンキッシュでキャッチー。今となっては、なかなか無いタイプの3ピースで、凄く新鮮です。
二つ目は「枕本バンド」。Unlimited Broadcast井垣の前のバンド「太陽の塔」のキーボーディストです。ベースはアンリミのハルくん30歳、ノブと一回り違う午年。シャレた16beatのスウィンギンなポップメロディ。さすがトクロウ先生、あまりノブに口を挟む隙をあたえず音楽勝負。ある意味ノブがしゃべる長さでバンドの格が見える(笑)…あ~そうでもない。喋りだした…。あ~喋りだしたら止まらない~。お~声でかい。Voよりでかい~。せっかくの素敵な音楽が~あああ。ああタノシ~!! ヒュ~!!
最後は吉田一休Fromメキシコ率いるドミンゴス。昨日は漁師でノブとアコースティックをやってました。とは言え、メキシコ在住の彼がなんの戸惑いも無く、年間150本はこなしているかのようなライブを演ってくれてます。いやはやエンターテイナー。ブラックミュージックとイエロービートの融合。んな能書きはどうでもいいですね。のっけからゴム手袋を自慢の肺活量で膨らませて割るという、引田天功もたじろぐ大技でヤングのハートをワシヅカミ(古い!?) 会場は大騒ぎです。お客さんもあったかい。この時間だけはノブの誕生日というより、吉田一休の帰省おめでとうLIVEですね。アンコールは最後はお約束の大セッション! 曲は「あの娘はビタミンC」。お客さんも忘れずにキャンディ持ってきてる。ステージ上大騒ぎのキャンディ乱舞。 誰よりもメンバーが楽しそう! 最高です!!




【2008.9.21(日)天気:雨】
 "ナカジマノブ博'08 ビバ!音楽!!今年で3度目、どこを切っても俺俺俺!"
人間椅子[鈴木研一/和嶋慎治/ナカジマノブ]/
GEN[源学/尾方茂樹/中村雄一/ナカジマノブ]/漁師[吉田一休/ナカジマノブ]

今日から3日間、ナカジマノブの誕生日祝賀。CLUB Queの14周年イヴェントの中 でも一際異彩を放つイヴェント。ノブがしょっちゅうここに出ている、もしくは 呑みに来るとはいえ、人間椅子が出ることなんて本当にないわけで、年に一回の 貴重な日になってます。しかも裏ではなんと盟友の筋肉少女隊の武道館(裏じゃ ないか(笑))。人間椅子のメンバーは、それぞれ誘われたらしいけど、何の因果 ですかね。というかノブに付き合って、筋肉少女隊を観れなくて可哀想というほ うが正しいですかね。
しかしホントやんちゃでございます。吉田一休をメキシコから呼ぶんだからね。 数日枕を共にして練習したんだろうね。というかネタあわせ! 今回は狩人に対 抗すべく「漁師」。当然設定は大海原の船の上。失礼ながら違う仕事あるんじゃ ないと思うほど、完全にお笑い。でもお笑いの人には出来ない凄い技量の音楽が あるのだよね。しかし地球の裏側で生活しているにもかかわらず、この息の合っ たコンビはなんなんでしょう。
次は「GEN」。リアル・イカ天バンド。人間椅子もそうだけど、より時代やカル チャーを反映したバンドだと思います。Gtを弾いている尾方くんは、CLUB251 のスーパーバイザー。ミュージシャンとライブハウスをこなす凄い人です。ROBOTS でもGt弾いてます。懐かしいというか、個人的にはあの頃の匂いがあ がってきて、ん~なんともいえないトリップ感でございます。 最後はザッツ日本文学・エンターテイメント・ハードロック「人間椅子」の登 場。もう存在感とか音圧とか時代を超えて宇宙規模。旧いも新しいも無いから、 未来永劫「このバンドはこのバンドのみ」って感じの潔さが素敵です。でも最近 の若い人は、なんでこういう個性的でぶっ飛んだことをしないのだろう。人と違 うことしてこそロックだし、生き残るみちなのにね~なんて改めて思ってしまい ました。とにかくノブくん22歳+20歳おめでとう。末永くうるさくしてて下 さい。
最後はフィンガーファイブを人間椅子+吉田一休+GENちゃんでセッション。 その時にノブ宅には生霊がいることが発覚。恐るべしナカジマノブ。


GEN
GEN
人間椅子
人間椅子
漁師
漁師
セッション
セッション



【2008.9.20(土)天気:雨】
 ザ・カスタネッツ
昨日の夜は台風の影響で大雨。ゆえにびしょびしょになって帰って、すこーし悪い体調が、まあ悪いぐらいに変化。でも頑張っていきますよ~! 今日はカスタネッツのワンマン! 開場する前に楽屋に顔をだすと、すでに打ち上げの話。有無を言わさず参加人数に加えられてしまいました。
カスタネッツは結成が89年。で、オレがインクスティック芝浦から下北沢屋根裏に移住したのが90年1月。だから殆ど同じ時間共有であります。おたがいに屋根裏で4年間試行錯誤したあとに、CLUB Queで初ワンマン。95年の4月2日です。その後ドラマーとベーシストの交代はあったけど、一貫したサウンドアプローチは独特で色あせないもの。これ言葉でどう表現したらいいのかな~。Voの牧野元はTHE CLASHが好きなんだ。でもそれをそのまま表現しない。もっと自分の周りが見えてて、手足が届いてコントロールできる音楽をやってる感じ。だからレコードや雑誌で見ただけの洋楽憧れバンドとは違うリアリティーというか、唯一無比のオリジナルって事なんだろうなあ。全然日記じゃなくなってきた(笑)。
ライヴはとにかく楽しいっす。なんかね~血行が良くなる感じ。しかも今日のライブ、いつもとなんか違う。とくに小宮山が元気でMC暴走(笑)。ギターの音もいつもよりタッテてカッコよかった! 今日はライヴをそのままレコーディングしてるんだけど、くだらないMCを冗談でカットしてというのが4回。「カット」というのが今日の流行語になってしまいました。なぜかわからないけど途中で"笑っていいとも"の「独りだけ選出ゲーム?」がおこなわれる。あまりにもマニアックすぎて該当者0人続出。200人に数名届かなかった集客数。だけどみんなの温度がほぼ一緒だから、凝縮してて圧迫感が無い。客席の温度が違う状態ってのは、何度も見てるお客と、ミーハーな客と、探りに来てる業界人なんかが入り乱れている状態。こういう時は集客数以上に圧迫感というか、居心地が悪くなるものです。 今日は最前から壁前まで皆にこやかで、ちょっと恥ずかしそうに手を上げて、少しの愛ある茶化しと、大きな歓喜の声があがってます。本当に素晴らしいライブ。懐かしい曲もちらほら。途中で遊びに来たFREENOTEのチカちゃんも凄いな~、見習うところあるな~、なんて感動してました。来年になるとCLUB Queは15年、カスタネッツは20年。なんかして遊ぼうね~! 余談だけど小宮山とオレ同い年。そして明日からは、また同い年のナカジマノブ3デイズ。恐るべし1966年。そして自己主張の3日間。お化け屋敷に入る前の気分です(笑)


ザ・カスタネッツ
ザ・カスタネッツ



【2008.9.19(金)天気:雨】
 " 惜夜歌絵巻 第二十九夜 ~「生まれてはみたものの」発売記念~ "
片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ/
HIZMOO[うつみようこ/調先人/大島賢治/森信行]/ウラニーノ
司会> 涌井慎

きょうは太平洋岸をじわじわと迫ってくる台風のせいで雨っす!午前中はなんとか耐えてたんだけどね。カッパ着て出勤して、そんでビックリ。ハイラインの廃材で西島君たちが受け付け裏の倉庫をビビット改装。明るく使い勝手がよくなって、いいですね~。人には色んな特技が有るもんで、俺は創作するのは比較的自信あるんだど、整理整頓というのは、ほんと苦手(笑)
さて、意外な組み合わせの14周年6日目は、片山ブレイカーズのレコ発。そのタイトル「生まれてはみたものの」これまた意味深のすごい言葉です。 どのバンドもやり慣れてるせいか、リハーサルはさくっと終わってスペシャのコメント撮りなんか始まって、いつもより気持ちに余裕のある開場。冒頭に出てきた涌井慎も片山企画では見慣れたMC。大歓声とまではいかないけど、程よく盛り上がってウラニーノへと続く。が、SE中のピストン大橋の変な踊り…。これは慣れないね~てか、慣れたくないね~(笑)。で始まるとそのメッセージや音楽観はピイッと伝わってきます。彼らの空気は四畳半文学・昭和・下町といった匂いがするけど、懐の広さは寅さん以上、壮大なスケールです。
次はうつみようこのHIZMOO。ヒズムー?ヒズモー? かって知ったるメンバーだけど初登場バンド。あいかわらず声でかいな~ようこちゃんは。よく考えたらハイロウズのリズム隊じゃないか…。だけど大島くんドラムじゃなくてギター弾いてます。これまた圧巻。って~途中でGとDr入れ替わってそれまた圧巻。メンバー表記だけ見るとギターレスのツインドラムだからね。ほとんどファンサービスもないまま、ジャンルレスのカバーも取り混ぜてあっという間の40分。 最後はホントもう次の時代はこいつらだと、え~大きな声で言ってみたい~。ロックって見た目と声と曲と演奏力とリズムとか悪ガキとか、沢山の要素でなりたってんだろうけど、彼らそのバランスが凄くいい! 未だに東京に出てこないというのもなんか魅力的だね。もうトレードマークになった白のスーツ。フロントに4人並ぶのも最近ちょっと珍しいし、観たら一発で覚えること間違いないなあ~。元気出るロックンロールに聴ける曲も混在して、飽きない5人組。10/19のワンマンも楽しみ!


片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ
片山ブレイカーズ&
ザ★ロケンローパーティ
HIZMOO
HIZMOO
ウラニーノ
ウラニーノ



【2008.9.18(木)天気:曇時々雨】
 " TIMESLIP-RENDEZVOUS presents. 「LIVE-QUEST vol.01」
~FANTASTI-Q COLLECTORS 2WEEKS~ "
TIMESLIP-RENDEZVOUS/THE COLLECTORS

本日11時起床、のっけから1日中腹たちっぱなしの日だったんですが、CLUB Queに来てTSR金吾くんの顔を見ると自然と笑みが沸くという、ホント素晴らしい人です。コレクターズの皆さんも相当CLUB Queに馴染んでもらった感じがして、和気藹々の開場前。大方の予想を裏切ってトップで出てきたのはコレクターズ。つまり後から来て観れなかった人が何人か居てしまったという、残念だけどそういう状況もありました。なので皆さん色々な都合はおありだと思いますが、できればイヴェントは何があるか分からないので、最初から最後まで楽しんじゃいましょう!
さてコレクターズの圧倒的な存在感。やっぱり背が高いって存在感あるよな~。外タレ的な説得力あるもの。でもそれ以上の曲のキャッチーさとロック、特にブリティッシュ~モッズに造詣が深い分、特別な存在になっているのかな。本物のバンドが憧れる本物以上のバンド。でも神様オーラじゃなくて、優しくて愉快な兄貴というところも最高。ん~何を食べたらこうなれるんだろう?
さて今日の仕切りバンドTIMESLIP-RENDEZVOUS。正直こちらも若くは無いわけですが、何だかいつも初々しい。金吾くんのシャイで一生懸命な振る舞いは、まるで初めてステージに立つときのような、そんな衝動。いざ演奏が始まると…「スバラシイ…」。声の魔術はどんな楽器よりすごいです。音楽凄いです。そしてこの日はいつも以上に初々しくて最後までそうとう楽しげだった…たら、最後セッションですよ。Drの阿部くんだけいなかったけど、全員ステージに上って最高にハッピーなビートルズナンバーを披露。無いと思ってたことがあると、どえらく感激するものです! 打ち上げではBAD MUSIC門池さんのシモトーク+@でやっぱり盛り上がったあと、事務所にもどったら、BAZRAのマネージャー山口くんがまだ仕事してました。それぞれの人生だけどみんな頑張るな~。すごい!


THE COLLECTORS
THE COLLECTORS
セッション
セッション



【2008.9.17(水)天気:曇】
 " FOREVER GREEN vol.4,5 "
PLATON/sleepy.ab/the court

14周年4日目。まずはバイトの面接から。なんと平成元年生まれ。キタキタ~って当たり前だけど、昭和じゃないってやっぱり何か特別に感じてしまいます。だってオレ、平成元年は完全にライヴハウスで働いていたわけで、そのときに産まれた子が、俺なんかが「あーだこうだ」やってる内に大人になっちゃうんだもん。つまり人の一生なんて短いぞ~って話だよね、やるべき事は今日のうちにやんなけりゃね。そうこの日記もね。
で、本日は元CLUB Queの従業員の中田玲子のチョイスによるワンデイ。定刻の18:30で開場したものの、なんだか客足はゆっくり。あれーってことで15分も押してしまいました。ん~これはイカンのだ。みんなもっと早く来てくれなのだ。
でもってthe court。このバンド以前出た時から気になってて「カッコイイな~。また出ないかな~」と思ってたけど中々こっちには来てくれない感じで、今日に至ったわけですが、いややっぱりイイ! 何がいいかってまず声だろうな。これは今風で透明感ありつつも纏わりつくいやらしさもあってGOOD。でもってリッケンバッカーとVOXの組み合わせ。この組み合わせはビートルズ時代から沢山あるんだろうけど、オレ的にはやっぱりポールウェラー! THE JAMっす。彼らにJAMを感じることは無いけど、リズムで作って歌を乗っけて、ギターで遊ばす感じの3ピースとしては同じ手法。それだけ多くの音楽を知ってやってるって事ですね。もしよそのライヴハウスでやってても凄く人気出て欲しい存在です。
さてこの日一番馴染み深いのはPLATON。数年前フィッシュマンズのフォロワーとしてうたわれた、沢山のバンドの中から飛び出てきて、一番最後まで残って活躍中。当初よりずいぶん強くなった感じがしてよいっす! 去年東くんのポリープ手術を乗り越えたのは大きいんだろうなあ~。次回ワンマンはたのしみだよ。
最後は札幌から来たsleepy.ab。ん~見事にブレない強さをもったバンド。やっぱり浮遊感たっぷりなんだけど、また違くて、PLATONが凪の海なら、彼らは森林という感じ。いわゆるマイナスイオン系ね。透き通っててなおかつ癒される。人気どうとかウケタイとかがいっさい表に出ない、寡黙な職人アーティスト。自分たちの表現に核がしっかりとあって流されない。まそう書くと俺たちも自分たちの音楽追及してるぜってバンド沢山いると思うけど、これが一番大変で、才能無いとただの独りよがりになっちゃうもんね。君の欲求解消に2500円も払ってられないよ的な。でもさあ、その金額を払って150人観てるって事は、何かを与えてるって事じゃない。大騒ぎするライブじゃないけど、一人一人に音が突き刺さっていく感じが如実に見えるのです。でもって2枚目の写真はカウンター前でsleepy.abに食い入ってるPLATONの東くん!


the court
sleepy.ab
PLATONの東くん
PLATONの東くん



【2008.9.16(火)天気:晴】
 " ROCK OF SILENCE "
monokuro/Radio Foundation/Seven Games

今日は14周年でも異質な日。こんな記念月間に初登場のバンドなんてかつて無い わけなんですが、まあ言ってみれば「大抜擢」。実はちょっと前までコロンビア レコードにいた渡辺さんの企画日。ミッシェルやRadio Carolineでめちゃ お世話になってた、その人の一発奮起イヴェントなわけですね。そりゃもう230 人超える動員で大騒ぎ。しかも開場前から。 さてライヴだけどRadio Foundationは実際若いし、バンド組んだばかりの楽しさ と緊張の中で楽しんでいる感じ。これからどうなるかが楽しみ。真打はトリの monokuroなわけで圧倒的な演奏力や存在感を、見せられる結果になって面白かっ た。彼らが所属するデリシャスレーベルのマスターバンドthe pillowsが神戸で 結成19年イヴェントをやっている関係でバッドミュージックのスタッフはみんな 神戸へいっちゃってて、少し寂しい打ち上げだったんだけど、どっこい俺と磯貝 くんを筆頭にバカ話で大盛り上がりで、あっという間の3時越え。何を話し たかな~。「とにかくモナコへ行こう」、「いや弦の交換は7秒以内で」とか、ど うでもいい話なんだけど腹のそこから笑ってましたね~。音楽の話をしなくなっ たら、それはライブが良くなったみたいなことって磯貝が言ってたけど、そ うなんだろうなあ。続けるパワーを持ってる3人組は徐々に楽しくなってきて、 何かをおこしてくれそう!

monokuroの磯貝くん
monokuroの磯貝くん



【2008.9.15(祝)天気:曇】
 " POMERANIANS presents 「今日が休みになる方法 vol.8」 "
POMERANIANS/nontroppo/ズクナシ

今日はPOMERANIANSの「今日が休みになる方法」その8回目。夏にズクナシとの対バンを逃した、そのリベンジ戦でもありますね~。nontropoが福岡から初登場ということでも期待がつのります! 本番は10分ちょっと押してnontroppoから。想像してたより緩い空気に、カウンターパンチを食らって、もう好きになっちゃったね~。結構下北のクダラな選手権に引っ張り出しても、いい立ち振る舞いをしてくれそう…。ってこのコメントじゃ、誰もこのバンドが素敵だとは思わないよな~。どうしよう。喋りに落ちがつかなかった時にギターを落としたからね~。あ~ワザとじゃないんだろうけど、わたくし不覚にもカウンターの中で大爆笑してしまいました。レゲエでもソウルでもスカでもないけど、その辺りの人たちは気に入るはず。レピッシュの杉本恭一さんにもベタボメされたって言ってたけど、ほんといいわ。そしてズクナシ。ん~凄いなこのバンド最初から見たときから凄いけど、さらに凄い(何だ~このコメント、ど素人みたいなでスイマセン)、難しいことしてるわけじゃないけど、いいグルーブしてます。それを超えて歌がすごい圧倒的です。ジャニスもカルメンも超えたべ! 今年になって何かが変わったんだよな~安心して楽しめるようになったんです。でもって真打POMERANIANS。このバンドは知り合ってから結構な時間が経ったなあ~。最近じゃあ、いとうせいこう氏とコラボしてずいぶん楽しい展開をしてるわけで、ニュークラブカルチャーを牽引していくんだろうなと思ってたんだけど、打ち上げでのザッキーのハレンチぶりを目の当たりにしてしまった今、違う世界でも食っていけるのでは…と余計なお世話心もわいたりして(笑)。とにかく最高の一夜でした!

集合
集合
POMERANIANS
POMERANIANS



【2008.9.14(日)天気:晴時々雨】
 " 草加印 Jr. "
ハックルベリーフィン/渡辺シュンスケ

今年はもっと残暑厳しいのかと思ってたんだけど、いつのまにやら秋風心地いい天気で始まる14周年でした。いつもよりちょっと早めにCLUB Queに入って、リハ中のシュンスケ君に「夜更かし顔だよ~」なんて茶化してみたんですが、本人真剣に鍵盤と戦って、俺のことは無視(笑)。でも前日はZher the ZOOでオールナイトでハシャイデたから、眠いはずなのにね。でも、この人朝まで飲んで6時の飛行機移動とかざらにやってるから、そういう意味では普通の出来事なのかな(笑) でもって新人濱田君デザインのイカシタ14周年バッチを配りながら開場! ひととおり落ち着いた頃、ダルマッチ(企画やったり、スケジュール配布やってくれてる女の子)が、梨をお土産に持ってきてくれました。ですが当然、飢えた若者従業員に全部持ってかれてしまいました(涙)。 そのころシュンスケは独りでステージに立っているんだけど、どうも手が4本ある音がしている…。どんなに凄いピアノプレイヤーでも絶対に手が届かない範囲の音が出てる。ん~、どうやら自分で弾いた音をi-podに録って、それとセッションしてたんだけど、タイトルが「めんどくさい」。 お洒落だね~! すごいっす。あとジジービービー言っててなんだろうと思ったらセミの声がでてたり。とにかく遊び&実験満載のライヴ。あんまり酒癖がいいとはいえないけど、憎めないシュンちゃん。カワイイというには結構なお年のシュンちゃん。ピアノの前では天才発揮! 続いてハックルベリーフィン。このバンドも長い時間を共有してきた感じがあって、ほんと大事な人たちなんだけど、そりゃ人間なので色々ありました。そういうのを乗り越えて、今日このステージに立ってることが素晴らしい。でもって演奏もマインドも今まで以上にいい。中には両手を握り締めて涙混じりで観ているお客さんもいました。分かる感じです。 でもって「草加印Jr.」というタイトルの下でセッションがおこなわれたんだけど、これ凄い。ハックルベリーシュンだって。長けたミュージシャン同士のセッションという以上に、愉快な人間たちの集いは、かなりキュンと来る貴重な時間でした。それぞれの曲とEPOの曲の3曲だったんだけど、拍手カッサイ! 万々歳! 最高のスタートを切った14周年初日でした!

草加印
草加印
セッション
セッション