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Live Report ライブレポート 2000

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2000.6.2
"O.S.T"
Yes, mama ok?/QYPTHONE/airbus/CRACKPOT


Yes,mama ok?

QYPTHONE

airbus

CRACKPOT
ヴォーカルの、甘いけれど伸びやかな声が印象的なCRACKPOT。「ミス・アメリカ」、「天使の涙」などファンには馴染みの深い曲に加えて、新曲も披露。寄せては返す波のような、ゆったりとした曲風が印象的な彼ら、ヴォーカルの稲田さんの性格が出ているのでしょうか? airbusはギター、ベース、パーカッションと大所帯なバンド。職人芸のような丁寧な演奏でインスト、「timelimit」、「2001 theme」を黙々と演奏。ジャズやドラムンベースのテイスト思わせるサウンドには口の挟みようがないほどのハイレベルなものを感じました。そして今回はヴォーカルがフィーチャリングという形で特別に出演。彼女のウイスパー・ヴォイスが非常にバンドの空気とマッチして、時間が引き延ばされてしまったような不思議な印象を持ったのでした。3番目に、変わったバンド名が以前から気になっていたYes, mama ok?が登場。今回はサックスの高橋さんがフランスに渡っているということでヴォーカルの金剛寺さんが主にMCなどを勤めていました。曲が終わるごとに「はい、チーズ!」のかけ声と共にポーズをとってたけれども、お茶目なんだか、ずっこけたバンドなんだか……。まぁ、とにかく非常に親しみを覚えたのは確か。ラストはQYPTHONE。最初に名前を目にした時に、バンド名はなんと読むだろうと悩みますが、「キップソーン」と読みます。インストから始まったステージ、3曲目「Take The Money And Run」でステージに飛び出したヴォーカルの大河原泉さん。マネキンのようにポーズを決めていたかと思うと突然歌に合わせて踊りまくり始め、彼女の登場でとたんに華やいだステージを見ていると身体がムズムズしてきて、気が付くと一緒になって踊ってしまいました。ピチカートとか好きな人にはハマリではないでしょうか? 取り憑かれたように踊った私ですが、ラストの曲で大河原さんが舞台を去ってしまうと非常に寂しくなりました。またライヴで踊りたい! そう思わせる中毒性の高い不思議な魅力のバンドです。                                    
(撮影/鈴木恵、文/寺岡春香) 
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