2000.7.13
スケジュールにゲストがスクービードゥーとは表記されてたが、まさかGYOGUN REND'Sがステージに現われるとは! 腕のケガも無事直って、回復記念の第一発がこのライヴ。今までのうっぷんをはらすかのように飛ばすパッチに、観客も大喜び。 「マモルくんに捧げます」と「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」 なども演奏。会場を大いに湧かせ、興奮も冷めやらぬうちに、今度はスクービードゥーの登場。ソウルフルでファンキーなサウンドが売りの彼らも、最初から飛ばす飛ばす。「Say Yes!」とセクシーな身ぶりで煽り、ノラせ、スクービーのペースにのまれてみんなもシェイク・ヒップ。昂揚感溢れるヴォーカリストの表情に、思わずとりこまれそうになったパワフルなステージング。強烈な個性を見せつけて、 ラスト・バッターにバトン・タッチ。「キャロル」で始まった演奏は、最初からヒ ート・アップ。マモルくんのヴォーカルに合わせ、みんなもノリノリ。「想像しよ う」「のっぽのサリー」などオリジナルとカヴァーを混ぜ合わせてのライヴ・アクトは、これがまたマモルくんのカラーに染め上げられたもの。新曲も披露しつつ、「チャック・ベリーがお父さん」というだけあって、ロックンロールの気概に溢れる演奏は、楽しく、清々しく、気持ちいい。いったんステージの袖に引っ込むも、 歓声が彼らを呼び戻す。1度のアンコールさえも満足しない観客のコール。そして また「ロックンロール・ヒーロー」など5曲を演奏。実はこれ、ワタナベマモル& THE DAViESとしてはラストのライヴ。たっぷり2時間やってくれたのも、いろんな意味合いがこもっていたのだろう。ひと区切りつけて、さあ、これからはどんなロックンロールを聴かせてくれるのか楽しみだ。"GIVE IMPETUS TO THE 7HEATS" ワタナベマモル&THE DAViES GUEST>GYOGUN REND'S/スクービードゥー (撮影/鈴木恵、文/松屋恭子) ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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