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Live Report ライブレポート 2000

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2000.8.2
"GIVE IMPETUS TO THE 7HEATS ~Welcome to your spirits~"
くるり/テルスター/スピッツ


くるり

テルスター

スピッツ
テルスター・スピッツ・くるり! 興奮と緊張の余り私はライヴの前日に高熱を出してしまいました。開場のかなり前から、「くるりのチケット譲って下さい」といった看板を持っている子を見かけたりしてなんだかすごいぞ……。楽屋に行くと、一番手のテルスターの皆さんも緊張気味で、ものすごく張り詰めた空気をはり巡らしてました。彼らのステージはめちゃくちゃパワフルで、MCはテンションの高さが反映されてすごい勢い。テルスター自身も、自分達の後に登場するバンドに興奮気味で鼻息も荒くなったという感じ。そして2バンド目には今回のスケジュールにPLUS ONE BANDと書かれていたスピッツが登場! ものすごく個人的なことで申し訳ありませんが、私はスピッツに随分長いこと憧れていたので、このCLUB Queのステージに彼らが立っているということに興奮して膝がガクガク震えてしまいました。「メモリーズ」でスタートしたステージは新しいアルバムからの曲も多かったのですが、なんと「アパート」などの懐かしい曲も披露! MCではヴォーカルの草野さんが「ホタルを人前で歌うのは初めて」と言って会場を沸せていました。まっすぐでいて力強い彼らのステージを間近に見て、やはりライヴハウス出身のバンドだと納得。ラストを飾ったくるりのステージも凄かった。ヴォーカルの岸田さんの歌いっぷりに魂を抜かれつつ、新曲の「スケベな女の子」というタイトルにドキドキさせられてしまった……。PVのイメージだと、ちょっとほんわかしたバンドなのかと思っていたのに、ライヴでのパワーの炸裂ぶりに、また新しい魅力を感じました。人生史上最高のライヴを見た私は人生の幸運をすべて使ってしまったのでしょうか? 次の日には、さらに熱があがり寝込みました。それほどすごいライヴだったのです。今回のライヴのことはたぶん一生忘れません。
(撮影/鈴木恵、文/寺岡春香)
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