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Live Report ライブレポート 2000

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2000.8.25
"VYBE Motivation vol.4~rhythm jammin'~"
KILLING FLOOR/NAKED/MULL HOUSE


KILLING FLOOR

MULL HOUSE

WASSHI

NAKED
スケジュールには「パフォーマンス:三味線」と掲載されており、どんなライヴを見せてくれるのか、興味津々で足を運んだ25日。トップ・バッターのKILLING FLOORは、女性ふたりをパーカッションに従え、アフリカンやラテンのリズムにサックスが絡み、ジャズ的なテイストが満載。途中、外国人(アフリカ人?)のパーカッショニストを呼ぶが、姿が見つからず、ようやく現われて1曲ジョイントし、締め括った。次は、MULL HOUSE。こちらのメインはトロンボーンとサックス。ブラバン風タッチあり、フュージョン的要素あり、サックス・オンリーのフリーキーな曲もありで、なかなかの手練れ集団と見た。そしてDJとコラボしながら、噂の三味線パフォーマンスは、ステージ下に作られた特別ステージにて始まった。先ほどの外国人、WASSHIが三味線を持ち、「聴くだけじゃつまらない。踊ろう。」と歌い上げる。ギター、ベースにコンガまでをも従えて。摩訶不思議な取り合わせながら、自ら楽しませ、盛り上げようという明るいキャラクターのWASSHIのライヴ・アクトに、観ている観客たちも、だんだん引き込まれていく。ステージに、すでにセッティングしている別のパーカッションともジョイントしながら、会場のムードはどんどん熱を帯びてきて、そのまま、NAKEDの演奏へとなだれ込む。大所帯でパワフルなこのバンドは、ファンクもジャズもカリビアンも飲み込んだ大人の音楽を演奏。時にセクシーさも感じさせるステージングは、今宵がまさに、大人のためのライヴ・イヴェントであることを物語っていたかのようだった。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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