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Live Report ライブレポート 2000

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2000.10.2
"6VOLT ELECTRIQue JOIN 21st CENTURY"
フラワーカンパニーズ vs GOING UNDER GROUND


フラワーカンパニーズ

GOING UNDER GROUND
1999年に続いて10/2に登場のフラワーカンパニーズ。ただし去年は本番3日前にDMBQがケガで出演不可能になって、困ってた俺の目の前をグレートマエカワ(ba)がスルリと表れて、その場で出演が決定したという、九回裏ツーアウト満塁で代打でサヨナラ満塁ホームランというくらい劇的な出演だったわけで、今回は勿論計画的犯行でのGOING UNDER GROUNDとのvs。しかし何かあるのか、この日のレポート担当だったハルカちゃんが、過労で入院! 急遽私が書くことになったのです(注1;俺が過労させたわけじゃないからね。注2;長く掛かりそうなので励ましのお手紙なんぞまってます)。てなわけでタダならぬ空気の中、GOINGは、軽快なビートに日溜まり的情緒あふれる詩と素朴ながらの芯の強さでグイグイと250人の脳ミソを揺さぶる。ほんとに2年前とは、違うバンンドになったんじゃないかと思える程の強さと優しさを身につけたみたい。笑える部分とカッコよさが同居することって計算してもなかなかやれないけど、このバンドのキャパシティはこのライヴで更に広がった感じをみせて来年あたりはもしかして…なんて期待も起きちゃいます。そして程よく温まった頃にフラカンの登場! いや~音デケーのなんの、そんなに小さい音の小屋じゃない筈なんだけど誰よりもデケー。だけど耳障りな音質がないのはサスガ! それとリズムがタイトだから、轟音の隙間にキッチシ無音が隠れててそれがまた気持ちいいビートをキザんでるんだな。あと印象深いのは「カオ」。きっと顔から音が出てんだこの人達は。ホントはアンプいらないんじゃないのってぐらい。絵になるっつーか、もの凄い顔してやってて、でも右と左でサラサラとモジャモジャっていうのも観てて感動するのです??? で、よく僕は絵面が浮かぶライヴはすばらしいというのですが、この日は大草原が思い浮かぶライブでした。そこでリンゴ(果物ね)と180km/h位の猛スピードで競争するという…。草原を疾走するリンゴをこっちも全力で追っかけるんだけどなかなか追い付かないっていう(活字にするとなんかヤバイ人みたいだな~、普通にあるジャンなんかこういい音楽聞いて大海原を連想するとか)なんかそんな凄いライヴだったのです。凄いといえば、気合いの入り過ぎたケースケ君は1日早くCLUB Queに来ました。サニーデイサービスがリハやってて吃驚…。とにかく愛すべきミュージシャン達と様々な出来事が色んな角度で交錯して、これだからライヴハウスは楽しいんだよな~と思える1日でした。
(撮影/鈴木恵、文/二位徳裕)
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