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Live Report ライブレポート 2001

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2001.5.17
"「HALF LIFE」発売記念ONEMAN SHOW"
セロファン



モノクローム・セットのナンバーをバックに、いつものように登場したセロファン。この日は1年以上ぶりのワンマンで、4/18にリリースされたニュー・アルバム『HALF LIFE』を携えての登場ということもあり、特に気合いも十分だった様子。キャッチーで、メロウなサビにグッとくるセロファン節で展開される彼らのポップ・ワールドに、観客もグイグイと引き込まれていく。しかし、「TRUST ME」ではハードでエッジが立つ展開に思わず釘付け。クールでワイルドな面も覗かせる。「CONGRATULATIONS! 」、「ヨアケ、ハナビラ」でいったん第1部が終了し休憩。その後、第2部はメトロノームの音が響くアコースティック・タッチで始まり「DON'T TRUST ME」を披露。だが、終盤は「HAPPY BIRTHDAY 」の後、怒濤のインプロへと雪崩れ込む。ラストも激しいギター・サウンドに、思わず目眩を感じたほど。そこには逞しく雄々しく音楽に挑むセロファンの姿があった。アンコールの拍手が彼らをステージへと連れ戻し、「スタア」そして「偶然を信じるかい?」とおなじみの曲をファンへプレゼント。最近では、ソロや別ユニット活動なども忙しい彼らだが、それはミュージシャンとして勢いにのっている証拠だろう。マジックを呼ぶ音楽を生み出すため、セロファンはこれからもずっと、新たな音楽へとチャレンジしていくのだろう。彼らのステージ魂がよく表われた、とても素敵なライヴだった。
(撮影/コータロー、文/松屋恭子)
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