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Live Report ライブレポート 2001

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2001.7.21
"RETURN TO NATURAL CLUB Que夏の陣!"
GYOGUN REND'S vs THE BACKHORN


THE BACKHORN

GYOGUN REND'S
ほぼ満員に近いひしめきあう会場は、男子の比率も高く、両バンドの人気のほどが伺える。THE BACKHORNの低く重いリズムがある種の緊張を強いるように響き始める。何かを押さえ込むように押し殺したボーカルは、ある瞬間から何かを突き破ろうかとする激しい叫びに変わる。そして、曲を重ねるごとに自ら達が鳴らす音に取り憑かれたように、ステージ狭しと跳ね回り、観客を見据え、噛みつくように歌う。そんな彼らのステージパフォーマンスを観ていると、耳に入り込んでくる言葉がより強くより重く感じられる。ライブ後半の8月下旬に発売されるという新曲は、これからの代表曲になるであろう珠玉の曲だった。対するGYOGUN REND'Sは、ステージに登場しただけで歓声が飛び、演奏が始まれば前列で暴れまわる人が多数。モニターに飛び乗るわ、左右入れ代わってボーカルをとるわ、腕を絡ませ演奏するわ、数えあげたらキリがないパフォーマンスをしながらの目が離せないロックンロール・ショウはただただ圧巻!あれだけのことをやりながら、音のカッコ良さ、加速度が落ちないのには唸らされつつ、踊らされた。中盤ではちょっと珍しいがなり声のスローナンバーもあったり、アンコールも2回やるという充実度満点のライブだった。
(撮影/鈴木恵、文/松田聖子)
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