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Live Report ライブレポート 2001

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2001.7.24
"RETURN TO NATURAL CLUB Que夏の陣!"
AUTO PILOT vs cruyff in the bedroom


cruyff in the bedroom

AUTO PILOT
連日の猛暑でくたびれたカラダに染み渡る美しい旋律で始まったcruyff in the bedroom。琴線を震わすメロディと数えきれないエフェクターで歪んだノイズ・ギターは、耳にもカラダにもココロにも、ほんとうに気持ち良い。その轟音を浴びていると、限りない高揚感と染み付いた不快さが洗い流されるような爽快感を味わう。徐々に針が振り切れていくようなライブは、いつもより時間も曲数も多いはずなのに、あっという間に終わってしまった印象を受けた。そして、初めて観る、AUTO PILOT。彼らが現れる前に、ステージ後方に積まれた見慣れない器材がまず目を引いた。それらの器材のデジタルな響きとギターが鳴らす歪んだ扇情的な音と普遍的な声が絡み合い、爆音になって、こちらへ向かってくる。通常のギターバンドでは手を出せない音の多様な音の連続に、ギターバンドの新しいカタチを見せられた気分になったライブだった。いい加減大音量のライブには慣れっこになったと思っていた私の耳だが、この強力な2バンドのおかげで、ライブ後、久々の耳鳴りを体験することになてしまった対決だった・・・。
(撮影/山田香織、文/松田聖子)
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