2001.7.28
会場に足を踏み入れた途端、普段のQueとは違う空気が流れているように感じる。客席の半分は、イスで埋められ、それに座る人々、座りきれずその後ろで立っている人々は、比較的大人な感じの人が多い。ステージの上に配置されいる楽器たちは、まるでアートのようだ。バンド編成の"たま"に対し、今日の"しょぼたま"はアコースティック仕様。穏やかな静けさの中ライブが始まれば、実に色々な楽器が不思議で、懐かしく、優しい音を奏でる。小さなギターのナイーブな旋律、ミニピアノのリンとした音、リコーダーの柔らかな音色、オモチャのラッパの奇妙な響きなどなど・・・常人では持ちえない遊び心溢れた音やメロディが歌のそこかしこに散らばって、キラキラ光る。3人それぞれの独創的な声も自由で大らかな歌詞も、なんだかとても心地好く耳から胸に流れ落ちていく。始まりから終わりまで、楽しく幸せな時間を過ごせたライブだった。"RETURN TO NATURAL CLUB Que夏の陣!~夏のたまのしょぼたまライブ~" たま (撮影/多賀小百合、文/松田聖子) ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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