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Live Report ライブレポート 2001

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2001.7.30,31
"RETURN TO NATURAL CLUB Que夏の陣!
~advantage Lucy LIVE HOUSE TOUR2001「we go!」~"
advantage lucy



<30日> advantage Lucyのワンマン2day、1日目。沢山のお客さんで埋まった会場に、女の子だけの特権的なキュートさを持つ澄んだ声が響く。跳ねたくなる明るくアッパーな曲から、しっとりと浸ってしまうスローなナンバーまで、幅の広い多彩なメロディセンスがキラめく曲ばかりが続く。2度も応えてくれたアンコールでは、ボーカルのアイコがドラムを叩きながら歌ったり、カバーをやったり、オリジナルメンバーだけで演奏したりと、本編とは一味違った趣向で楽しませてくれた。
(撮影/長島歩美、文/松田聖子)

<31日> SEで流れてくるスミスのメロディが、異常に暑い夏をここだけ爽やかにする。彼女たちがステージに現われると、拍手が巻きおこり、一瞬にして会場が熱を帯びる。全国ツアーのラストとなる、ここCLUB Queでの昨日から続けて2DAYSのワンマン。暑さのせいかQueの空調も壊れたものの、最初から「Christina」で勢いよく飛ばす姿は軽快そのもの。「満員御礼ありがとう!」のアイコのうれしそうなMC。涼しげな、アイコが言うところの“北海道っぽいイメージの曲”である「響かせて」や、おなじみ「グッバイ」、新曲「Windy sunny friday」など、ポップ感満載の歌に、観客はもう夢中。軽やかでいて、せつなくて。あどけなく見えて、凛として。lucyの魅力は数々あれど、なんといっても誰でもがグッと心を掴まれるキュートなメロディが信条だろう。楽しいメンバー紹介も含め全17曲。鳴りやまない拍手に呼び戻され、2度のアンコール。最終曲は「杏の季節(杏花的季節)」。灼熱の夏にQueに吹いたサマー・ブリーズ。誰もがその風を受け、心地よい気分を満喫したに違いない。
(撮影/長島歩美、文/松屋恭子)
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