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Live Report ライブレポート 2001

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2001.8.26
"ビバヤング 3DAYS"
MARBLE DIAMOND/POLYSICS/サード・クラス/PENPALS
DJ>北沢夏音/フミ・ヤマウチ


サード・クラス

POLYSICS

PENPALS

MARBLE DIAMOND
夏の風物詩のひとつに挙げられる、"ビバヤング!! 3DAYS"。毎年、クラヤマ氏の気力と体力に敬服させられつつ、存分に楽しませてもらっている。オールナイトを含め全5公演の最終日となる今日も、熱い暑い夜にしてくれること間違いなしのメンツが揃った。まずは、ビバヤン初登場のサード・クラスからスタート。ロック・バンドには珍しいヴァイオリンの音が光る。チューニング・タイムでの独奏では、場内から感嘆のどよめきも。賑やかな演奏、思わず吹き出してしまいそうになる奇想天外な楽曲、忘れ難い特異なキャラクターの3拍子が揃った個性的なステージだった。お揃いのボーイスカウト姿のPOLYSICSが登場した途端にステージへ押し寄せんばかりに凝縮するお客さん達。斬新奇抜な曲達は、以前観た時よりもロック色が濃厚になっているように感じる。耳をつんざくギター・プレイは、耳だけではなく視覚的にも凄まじかった。続くPENPALSも、意外にもビバヤングには初登場とのこと。のっけから意気軒昴なステージが繰り広げられ、会場全体の温度を上昇させる。例え知らない曲であっても、すぐそのノリに飛び乗ってしまえる活きの良いメロディがどの曲にもあり、「ビバ!」「ヤング!」というコール&レスポンスを始め、メンバーとオーディエンスが意気投合して盛り上がっている感の強いライヴだった。そして、トリを飾るのはMARBLE DIAMOND。定番の曲に混じって新曲も披露され、サポート・ギタリストのコーヘイ氏の正式加入という重大発表も飛び出した。演奏の合間にはさすがに疲れが見え隠れしたものの、持ち前の強靱なステージ・パフォーマンスと五臓六腑に響いてくる音で、汗が滴るほど楽しく踊らせてくれた。帰り際、壁に貼られた落書きボードに書き込まれた3日間のお客さんのメッセージやイラストを見てみると、このイベントに対する愛情や楽しさが溢れかえっていて改めてビバヤングの素晴らしさを感じた。
(撮影/鈴木恵、文/松田聖子)
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