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2001.9.25
HARCOが主催するこのイベントは、今日が2回目。前回、とても感銘を受けた映像&アニメーションがなかったのは残念だったが、"偶然のような必然"的取り合わせの出演者はそれぞれ非常に個性的で、とても興味深い。以前活動していたエスレフノックとは見違えるような、柔らかな声と不思議な浮遊感が漂う音楽を披露した、ミッコことQuinka,with a Yawm。初めて観たあがた森魚氏のステージは、想像以上に童話的で、大らかで温かい世界に包みこまれた。茶目っ気たっぷりに音楽と遊んでいる姿は、この上なく自然体でありながら、年を重ねる素敵さと偉大な人柄を感じた。HARCO、BIKKE、あがた氏という異才の集ったBELZELKEEL。ぎこちなさは否めなかったがおかし味とそれぞれの才気が奇妙に融合していたので、独特の音楽世界を楽しめた。今日の出演者が一同にステ?ジに上がって、にぎやかにセッションする場面も。最後はもちろん、HARCO。彼の音楽に触れると、いつもその発想に感心してしまう。言葉の選別や音の着色など、ありふれているかのような自然さを纏っているのに、才能の豊かさを感じてしまうのだ。全くの新曲も聴かせてくれたり、ミッコがギターで参加したりと、自らの企画ならではのお楽しみもあったステージ終了後には、たっぷりとした内容と時間に楽しくもくたくたになったイベントだった。"THE 7 WONDERS OF Que～CLUB Que 7th Anniversary～" "Fast Sync.・" HARCO／あがた森魚／Quinka,with a Yawm／BELZELKEEL DJ>FUZITA BLENDER
（撮影／小林竜、文／松田聖子） ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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