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Live Report ライブレポート 2001

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2001.9.28
"THE 7 WONDERS OF Que~CLUB Que 7th Anniversary~"
Clingon vs BOAT


Clingon

BOAT
染みる唄心系のClingonと変態ポップ・ミュータント、BOATとの異色対決ライブ。一番手はClingon。久しぶりの東京ライブとあって迫力が違う!大阪弁の軽快なMCを交えつつ、力強いリズム隊と繊細なギター&ピアノのメロディに歌がからみ合い、心の琴線に触れるナンバーを次々と繰り出す。特に恋愛の始まりから終わりまでの気持ちを綴った「恋愛三部作」なる3曲は印象的だった。この調子じゃこれからもいい意味でスタンダードな“日本のポップス”を量産してくれるだろうと確信させるステージだった。さて、お次BOAT。A.S.E.、アイン以外の3人がこの日で卒業するとのことで、悔しくも5人でのライブはコレが最後。ということもあって、予想以上に客が押し寄せる!そんな所に突然、BEAT CRUSADERSのヒダカが登場し、会場整理と前説を買って出るも、切羽詰まっている姿が笑えた。そしてようやくBOATが登場。この5人との付き合いはかなり長いだけに、感傷的なライブになると予想していたのだが……いつも通りだ。当然、卒業組は最高のハジケっぷりを見せてくれたが、あとは普段と変わらず淡々と曲をこなしていく。初期代表曲「夕日」「ウォティパティ」「Thank you and Good-bye」ではうるうるしてしまったが、それ以上に各々のポジティブな姿勢が伝わってきて、感傷的というよりもスッキリ爽快!な空気が立ちこめていた。もう大満足!卒業組の3人も留年組の2人も、またとんでもないことをやらかしてくれるに違いない。
(撮影/鈴木恵、文/金田千恵美)
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