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Live Report ライブレポート 2001

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2001.9.29・30
"THE 7 WONDERS OF Que~CLUB Que 7th Anniversary~"
THE PRIVATES






<9/29 >
7月から始まった全国ツアーも、9/29・9/30のQueワンマンでファイナル。ドアを開けたとたんに……アツイ!メンバーの気迫が乗り移ったかのようにムッとする熱気が会場に渦巻き、飛び跳ね、拳をふり上げ、汗くさいロック臭を放っている。「帰って来たぜ!俺達の街、シモキタ~っ!」と嬉しいMCを挟みつつ、脳が揺さぶられるほどの爆音とスピード感でもってさらに客をあおる。これには辛抱たまらん!て感じで会場はノンストップで踊らされ続ける。中盤戦に入ると客はもう息を上げている。そんな中メンバーは疲れも見せず、THE NEAT BEATSと高速に乗った時の面白話しなんかをしている。。。ちょうどこの移動中にNYのテロがあったとかで「今は戦時中だ!だからこそロックで踊り続けろ~」と叫び「飛ばせハイウェイ」から痛快ロックンロールが駆け抜け、もうノせられっぱなしのヤラれっぱなし。客も歯止めが効かずモッシュして応える。そんな熱さのなか本編は1時間半ほどで終了。“こんなにアツくさせといてそれはないっす!”と思っていたら、アンコールではオハコの“スキスキスキスキ”とかましてくる。ウッキャー!もう昇天。ごちそうさまでした。久しぶりにホンモノのロックばか、これぞロックンロール!なショーを見せつけられ、胸を射ぬかれまくった素晴らしいステージ。この後の深夜の部もDJとGASOLINを交えつつ、この狂乱は朝まで、そして次の日も続いたのだった。
(撮影/鈴木恵、文/金田千恵美)

<9/30>
7月18日に10thアルバム「BUZZ A WHILE」をリリースし、7月から2ヶ月間、約40本ものツアーを行なってきたTHE PRIVATES。この日はそれを締め括る、記念すべきファイナルでした。しかもワンマン、当然のごとく期待は高まります。当日、会場はほぼ埋まり、しかも女性がほとんどでした。その中、ビシッとスーツで決めた4人が登場です。これがまた、めちゃくちゃ渋いのですよ。大人の魅力というヤツですわ。そんなクールな雰囲気の中、まずは「運のない男」で幕開けです。演奏が始まった途端、ダンスフロアーと化すCLUB Que。何曲か終わり、「俺のブレーキは壊れてるぜ~」と、延原さん。その一言でフロアは更に熱狂、黄色い歓声が響き渡ります。しかも、4人が奏でるサウンドときたらCOOLでBUZZY、STANDARD!これで踊りたくならない訳がないでしょう。じっとしてるなんて無理ですもん。高橋さんのMCも微妙に可笑しくて、特に、ジャイアンツネタや高橋(同姓で活躍している人)ネタ、秋田のライヴハウスネタには思わず、笑っちゃいました。アンコール1回を含むライヴは、10月6日に発売された「PSYCHO GENERATION」からの新曲や、懐かしの曲も演ってくれたりという、ワンマンならではの選曲で楽しませてくれました。そうしてふと、気が付いたときには、約2時間という時間があっという間に過ぎ去っていたのでした。
(撮影/沢里明、文/TOMO)
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