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2001.10.2
店長が２年前から実現を目論んでいたという今日の対決。私的には、ファンだとか、スキキライとか、ジャンルを越えて、ライブというモノ・空間が好きな人ならきっと楽しいはずだから一度は観た方が良いと思っていた両バンドの対決が実現されたので、「7周年期間に相応しい、好ブッキング!」と期待していた。THE JERRY LEE PHANTOMは、時に加速し、時に上昇し、時に炸裂したステージ。他のバンドには見つけられない、彼らだけが漂わせるモノクロフィルム的狂気と、殺気すら感じさせるヒサシ氏のボーカルとギターには、カラダが芯からぞくぞくした。対するPENPALSは、発散されるストレートなエネルギーが音にガッツリくっついて、心を叩く。わかりやすいけれど、型に嵌まっていない楽曲達は、ごく自然に身体を跳ねさせる。飛んだり、輪になったり、拳を突き上げたり…それぞれが自由に楽しむお客さんの表情は、とにかく楽しそう。ライブの、オーディエンスのツボを上手く刺激するハヤシ氏に、若い世代が望むカリスマ性を見た気がした。ライブなくしてはバンドとしての魅力と"現在"を語れない２バンドの対決だっただけに、「バカ楽しかった!」という感想に尽きた期待以上の対決だった。"THE 7 WONDERS OF Que～CLUB Que 7th Anniversary～" THE JERRY LEE PHANTOM vs PENPALS
（撮影／多賀小百合、文／松田聖子） ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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