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Live Report ライブレポート 2001

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2001.10.5
"THE 7 WONDERS OF Que~CLUB Que 7th Anniversary~"
catenine vs DUSK


catenine

DUSK
まずはcatenineが1曲目からUKギターロック直系、ノリのいい楽曲でお客さんを揺さぶる!しかし一方でメロウな雰囲気から一気に沸点を迎えるUSオルタナティヴ的展開の楽曲も途中披露し、その懐の広さを見せつけた。勿論下手の横好きじゃなくて演奏の上手さは折り紙付き。一瞬ヴォーカルが良い意味でも悪い意味でもクセがなさすぎるかな、と思ったらラスト1曲前に演奏された新曲、ここで搾り出されるように発せられた歌声は出色で、まだまだこのバンドが進化していくであろうことを期待させられた。セットチェンジの間にジョン・レノンの曲が何曲か流れ、“HOW?”の途中でDUSKが登場。このバンドはとにかくヴォーカルの存在感が尋常ではなかった!チューニングを下げてのものと思われるブルージーなギターリフが攻撃的な1曲目、次の一転してクリアトーンを駆使したゆったりした曲、そして弾き語り風な曲、アグレッシブな曲。この日演奏された楽曲それぞれで一貫していたのは浮遊感のある甘い高音ときれいなファルセット。それでいて曲によってのびやかだったり、淡々とふてぶてしいような歌い回しだったり、おどけているとさえ思わせる唱法まである!変幻自在にして確かな演奏をバックに、自由奔放に宙を舞うかのような歌。完全に聴き入り状態に入ってしまいました。多分他の観客の皆さんもそうだったんじゃないかと思います。気付いた時にはいつのまにやらメンバー全員メガネは外れていました。
(撮影/間弓美奈子、文/宮崎 渉)
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