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Live Report ライブレポート 2001

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2001.10.14
"THE 7 WONDERS OF Que~CLUB Que 7th Anniversary~"
"So many colors"
NICE MAN/Velocity Boys/advantage Lucy/Swinging Popsicle


NICE MAN

Velocity Boys

advantage Lucy

Swinging Popsicle
13日とこの日は、“So many colors”と題してフランシス・マクドナルドことNICEMANが登場。そこに集うのは、彼をリスペクトする面々。まずトップバッターは、Velocity Boys。ドラムスのみ日本人という編成で、エモコアっぽいハードさも見せつつ、ストレートなポップ・ソングを奏でてくれる。日本語が上手なg & voは、後でNICE MANのサポートも勤めていた。Swinging Popsicleのライヴは個人的に久々だったため、以前とは随分変化した印象を持った。最初の頃は、スウェディッシュ・ポップを前面に打ち出したカラーだったが、今はもっと自然体とでも呼べるような、落ち着いた、それでいてとても聴きやすい歌を届けてくれる。バンドというのは常に前進し、変化して、独自の音や色というものを獲得していくものなのだろう。advantageLucyは、アコースティック・ムードな曲から始まって、いつものアイコのヴォーカルが心地よい。キュートさの中にも自分達の音に対する自信が伝わってくる。しかし、トリのNICE MANにバトンを渡すため、短めのセットで引き上げた。そのNICE MAN、まずはひとりで登場。BMX バンディッツやティーンエイジ・ファンクラブなど活動歴は長いアーティストながら、サービス精神旺盛で、観客とのコミュニケーションを図ろうと一生懸命な姿が微笑ましい。「カレンダー・ガール」で合唱させたり、リクエストに応えて、1コードしか作っていないというティーンエイジ・ファンクラブの「PLANET」を歌ってみせたり。身振り手振りで、私たちのハートをしっかり掴んだ。NICE MANバンドを率いて登場してからも、それは同じ。場内を楽しい雰囲気に盛り上げて、いったん楽屋へ。再び現われると、プレクトラムの泰ちゃんとジョイント。その後はnorthern brightとSPEADBOATの曲を一緒に演奏。フランシスを愛するミュージシャン達が、彼と共に演奏する姿を観て、暖かい気持ちになったのは私だけではないだろう。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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