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Live Report ライブレポート 2002

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2002.2.16
Loopus




半年ぶりのLoopusのステージ。そしてなんといっても今夜はワンマン。今や遅しと待つファンで埋め尽くされた場内。1曲目はジーザス&メリーチェイン「Reverence」で幕開け。クールでエロティックな宙也のヴォーカルに、激しく鳴らされるギター音。2曲目の「biorythm」以降もどんどん加速していくステージングに、一時も目が離せないままのめりこんでいくオーディエンス。宙也の妖しく、なまめかしいそのパフォーマンスは、より美しさと勢いを増す。そしてそれに、その手で、全身で応えようとする前列のファン達。熱い交歓が交わされつつ、熱気も高まる。メランコリックに響いてくる「R.I.P」、爽快感溢れつつ、迫力をも垣間見せる「風」。そして「shift」と続けてノリに乗る楽曲。「半年ぶりです、Loopusです。去年の秋はライヴを2本キャンセルすることになりましたが、今年はやりますのでよろしく。以上!」と宙也が挨拶。「fantasia」も「無敵のアクエリアス」も、Loopusの復活を高らかに宣言しているようだ。アンコールは「Happy birthday」の歌に乗せて、宙也と三賀の誕生日を祝うようにケーキが2個。2曲披露して、客席に降りた宙也はそのまま楽屋へと消えていく。熱狂の渦のまま、再度のアンコールに応えたメンバー達は、その場でギターの澄田健が3/16のライヴを最後に脱退することを表明。気落ちするファンを慰めるかのように、プレイしたのは「BODY×BODY」、そして「マイペース」。今までのLoopus、そしてこれからのLoopusを見続けてくれ、と言わんばかりのラスト・ナンバーで締め括られた。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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