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Live Report ライブレポート 2002

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2002.4.17
"HIGH LINE NIGHT vol.3~5周年スペシャル!!~"
NANANINE/CONDOR44/サンプリングサン/GREEN MIND
DJ>トモ
MC>ニイやん


サンプリングサン

GREEN MIND

CONDOR44

NANANINE
ステージ奥中央には、ハイライン・レコーズの旗が、まるで日の丸のように冴え冴えと映える。5周年記念のこのイヴェントは、冒頭から熱気ムンムン。京都からのサンプリングサンは、60年代風のキーボード・テイストや、ビートルズっぽい感じを織り交ぜて軽やかなポップを奏でる。バラードから一転、盛り上がる展開に、会場はノリノリ。轟音のSEの中、登場したのはGREEN MIND。スリー・ピースながら、激しいビートで圧倒的な迫力。かと思えば、まるでTFCにも通じるようなポップなメロディで観客を鷲掴み。ギターのストラップが3回もはずれて苦笑いしつつも、会場みんなが一斉に拳をあげるくらいの一体感を演出してくれた。「アンダーグラウンドのパンクからポスト・ロックまで音楽の両義性を見せてくれる」と、ニイやんの紹介で始まったCONDOR44。静かな序章に、ベースの女性のコーラスが絡まる。時にプログレっぽいドラムや、トリオながらツイン・ヴォーカルで聴かせる展開の妙にセンスを感じた。激しさの中の叙情、鋭さの中のロマンティシズム、絶妙な個性が光るステージだった。最後を飾ったのは、SSWに出演し、アメリカから戻ってきたばかりのNANANINE。まさに勢いも十分。新曲も披露しつつ、ひたすらに若さ弾けるロックを奏で、タテノリの場内。ダイヴするギタリスト。まさに若さ爆発! 未来だけを見つめてる感じがたまらなく眩しかった。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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