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Live Report ライブレポート 2002

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2002.7.17
"RETURN TO NATURAL 2002 夏の陣"
Yaung Skins
DJ>ネモト・ド・ショボーレ




デキシード・ザ・エモンズのベーシスト、センパイ率いるYaung Skinsの久々のワンマン。キャッチフレーズが「サイケ・アングラ・ハプニング、エログロ・ナンセンス&サスペンス」ですから、全員が“リズム隊か?”てなくらいパーカッシヴで凶暴な音が喰らいついてきます。これはかなり危険です。さて、この日、会場ではハッチ氏にMCで寝坊をバラされてしまったDJ芸人のネモト・ド・ショボーレ氏が、その汚名を挽回するように粋なDJでお客さんをグルングルンと踊らせ、会場がほどよく暖まったところで3人が登場。ライブではお馴染みの曲が次から次へと繰り出されて、観客は踊らされっぱなし!12曲を演奏したところで、第一幕が終了。再びネモト氏の小粋なDJが冴え渡ります。DJで踊ること約15分、再びメンバーが登場。第二部の幕開けです。新旧織り交ぜた選曲に、これまた会場は大喜び!クライマックスが近付くにつれて音はさらに凶暴性を増し、ライヴで一番人気の曲「ム・ハ」に突入。ここで元MIGHTY MUGULSで現ソトル・ソチャードで活躍するスーパー・サックス・プレイヤーの山口氏がゲストで登場。センパイの「♪ババババァ~」という歌に合わせて怪しくサックスが絡み、いやらしさは最高潮に!この後、アンコールを含め3曲を演奏したところで約2時間ちょいに及ぶライブは終了。しかしヤンスキを観るといつも思うのだけど、音は凶暴でサイケデリックなのにメロディや歌詞はメルヘンというか、ファンタジック。この辺のアンバランスさも彼らの魅力だと私は思うのですが、みなさんはどうでしょうか?
(撮影/鈴木恵、文/金田千恵美)
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