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Live Report ライブレポート 2002

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2002.7.20
"RETURN TO NATURAL 2002 夏の陣"
"VIVA YOUNG!"
MARBLE DIAMOND/陽王
opening guest>farmstay
DJ>フミヤマウチ





エンジン全開、ビバヤング! カジャ・グーグーや「伊東に行くならハトヤ♪」 のCMソングをアレンジして回したりと、フミヤマウチ氏の絶妙なDJが、これまた会場の雰囲気を盛り上げる。トップバッターは話題のfarmstay。g&voの朝内が「憧れの人との対バンだね」と声をかけると、嬉しそうに頷くbの伊藤。初々しさはステージにもそのまま表われていた。はっちゃけた感じが小気味いい。荒削りな若さも、彼ら5人の弾けた一体感としてきっちり見せてくれた爽やかなライヴだった。そしてスクービーから達郎の「ride on time」へと流れるGOODな選曲のDJに身を任せつつ、マーブル登場。男気を感じさせる彼らの曲、それでもって聴いているとハッピーになれる。というより何より一番楽しそうなのは演ってるクラヤマ君なのでは? ミュージシャンが心の底から楽しんでこそ、ライヴの楽しさは観客にまで伝わる。そんな本質を骨の髄まで知っているマーブルならではのステージングに、これまたスペシャルなゲスト、ワタナベイビーが登場。ホテルから拝借してきたパジャマ?姿で、「下血、輸血、脈拍数」というフレーズを繰り返し歌う。ゲストも含め、ビバヤングの出演者は本当にみんな楽しそうで幸せな気分になる。大盛り上がりで、ラストは噂の陽王ことYO-KING。「陽王だとやっぱりわかんなかったみたいで、いい感じの混み方でしょ」とクラヤマ君も言っていた通り、いい感じの雰囲気。「このビバヤングどもがー!(笑)」「クラヤマも俺も若くないんだ!」とか途中途中で笑わせるMC。YO-KINGの曲はもちろん、MCやそしてハルさん、シンちゃんのサポートプレイを間近で見られることもファンにはたまらない幸せ。「FOREVER YOUNG」「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY NOW」などなど全9曲を熱唱してくれたものの、もちろんアンコールの声が止まない。「アンコールは義務じゃねえんだ!」と言いつつ姿を現わし、最後に「人間はもう終わりだ!」を。とにかく熱く、熱く、ひたすらに幸せな7月の夜はこうして終わった。
(撮影/鈴木恵、文/松屋恭子)
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