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Live Report ライブレポート 2002

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2002.7.22
"RETURN TO NATURAL 2002 夏の陣"
宙ブラリ vs VIOLETS
opening guest>カスタムズ


VIOLETS

宙ブラリ

カスタムズ
夏の陣VSシリーズの先陣を切るこの日。初期エレカシやeastern youthを彷佛とさせる男くせい宙ブラリと、元GYOGUN REND'Sのパッチ率いる新バンド、VIOLETSの対決だ。個人的にはどちらも大好きだが、一見、共通点のなさそうな対バンとあって、開演前からかなり興奮度は大。まずはオープニング・ゲストとしてカスタムズが登場。パブロックとガレージ・ロックをごちゃまぜにしたような荒々しいパフォーマンスで会場を魅了し、会場のボルテージを急ピッチで上げた。そしてお次ぎはVIOLETS。ベースも変わりギターもパッチがギター&ボーカルをとるという3ピース構成になってから初めて観るライブだが、MCも少なく曲間も短く、しかしながらパッチの持つ狂暴性とポップ感があいまった怒濤のステージを展開。わずか30分弱くらいだったように思うが“コレ、かっこいいんじゃないの?”と今後にますます期待したくなるステージを魅せてくれた。でもってトリをとるのは宙ブラリ。SEがかかったとたんに会場からは歓声の嵐!しょっぱなからライブで人気の曲を次々繰り出す。着物をはだけ、天性のしゃがれた(でも引き付けられる)ハスキー・ボイスでもって絶叫しまくる南くんと、それを支える重低音のリズム隊。これにヤラれないロック・ファンはいないはずでしょう。汗臭く男臭いステージの余韻を残しながらライブは終了。この日は両バンドのファンが詰めかけていたと思うが、両方のファンも大満足の、男気満載の夜だった。
(撮影/多賀小百合、文/金田千恵美)
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