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Live Report ライブレポート 2002

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2002.7.23
"RETURN TO NATURAL 2002 夏の陣"
Sepa vs GRiP
opening guest>スピンドルス


GRiP

Sepa

スピンドルス
外も暑けりゃ中も暑い!トップバッターはスピンドルス。60's、70'sを彷彿とさせるソウルフルな音の洪水にあっという間にフロアの温度が上昇する。熱い音の中にもどこか心の琴線に触れる切なさがあって食い入るようにステージを見つめてしまう。赤い照明がこの上なく似合う3人は魔法のように30分間を一瞬に変えて走り去っていった。スピンドルスによる十分すぎるほどのウォーミングアップを終えてGRiPの登場。お揃いの白シャツに黒ネクタイ姿の3人が登場するとあちこちから歓声が上がり、瑞々しい輝きと疾走感に溢れたメロディがさらに会場のボルテージを上げる。MCではvo.TAKE-KICK宅の日めくりカレンダーが披露されるなどお茶目な面も覗かせつつ。「FLASH BACK」では日常をテンポよく叙情的に切り取り、「MY WAY」では観客を再びスピードの彼方に運んでいった。首にタオルを巻いた戦闘態勢完了の観客が前方に集まり出すとトリのSepaが登場。1曲目「ROCK'N ROLL TONIGHT」からパワー全開、たちまちモッシュが起こるフロア。Vo村上の「明日のことなんて考えないでやっちゃいたい」という言葉通り、少しの出し惜しみもないポップ&パンクな音がフロア全体を包み込んでいく。曲数が進んでいくにつれてSepaに負けじとばかりヒートアップする会場。すごいことになってます。中盤では少しメロウな楽曲も披露されるが後半戦は再び音の洪水+体力勝負!とにかく熱く、暑い夜が更けていったのだった……。
(撮影/藤井理絵、文/松永恵理子)
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