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Live Report ライブレポート 2002

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2002.8.22
"VIVA YOUNG! 夏のビバヤング! 5DAYS・7SHOWS~NEW EDGE COMES~"
farmstay/ストレイテナー/SPARTA LOCALS/Gash
DJ>フミヤマウチ


SPARTA LOCALS

Gash

ストレイテナー

farmstay
夏のビバヤング恒例5日公演の2日目。入口でもらった"美場一筋"ライター、会場に吊された提灯には"祭 美場!"の文字、壁にはお馴染みの落書きスペース。こういうところから、ビバヤングならではの雰囲気が感じられて、わくわくする。また、レギュラーDJのフミヤマウチ氏の胸ときめく選曲もイヴェントをより楽しませてくれる。クラヤマ氏が九州で見つけてきたというSPARTA LOCALSが一番手。無骨で荒いけれど、引き寄せられるような熱があり、ヴォーカルとギターが胸に鈍く刺さる。得体のしれない期待感を残すバンドだった。2番手は、かねてからビバヤングに出たくてようやく実現したというGash。楽曲の魅力を核に据えながら、それぞれが鳴らす音同志の親密さがより増したことで、ひとつの塊となって、時に優しく包みこみ、時に激しく揺さぶる。バンド全体が大きなうねりになったような印象を受けた。3番手のストレイテナーは、クラヤマ氏の熱望がようやく叶っての初出演とのこと。ギターとドラムだけという編成にも関わらず圧倒的な存在感を放つ演奏は何度観ても感動を覚える。ストレートでエモーショナルな楽曲は強く胸を打った。最後は、farmstay。あらゆる音楽の要素をキャッチーなメロディに絡ませ、予測不能なアレンジで驀進するステージは、いつもよりは多少苦戦しながらも、お客さんと一緒になって、ひたすら愉しさを追い求める、熱いものだった。ビバヤング初登場のバンドが大半の今日だったが、ビバヤングだけが持つ良い雰囲気に刺激されてか、全バンドが好いライヴを見せてくれ、とても満腹な夜だった。
(撮影/鈴木恵、文/松田聖子)
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