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Live Report ライブレポート 2002

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2002.12.16
デキシード・ザ・エモンズ




デキシード・ザ・エモンズ、久し振りのQueワンマン。彼等の魅力は数あれど、やはりそのサウンドにつきると思う。MCではふざけた事ばかり言ってるが(これもまた魅力の一つではあるが)、曲が始まるとこれがおもしろいぐらいに豹変する。どうすればあんなに手足が動くのか感心してしまうハチマ氏のドラム炸裂加減、体は小さくともパワフルなセンパイのベース、ジュリーのはちきれんばかりのギターが絡み合い、ダイナミックなサウンドを作り上げていく。ジュリーの超越した歌声もそうだが、熱く語りあげるパフォーマンスにはとにかく圧倒され、序盤からフロアが一体になる。4月には確実に発売されるというアルバムから新曲もふまえつつ、容赦ないサウンドを叩き付ける彼等に、客も負けじとついていく。ラストの定番曲になりつつある、「Shake」で締めくくり、アンコール。ライヴでの盛り上がりが群を抜く「デキシード・ザ・エモンズのテーマ3」でフロアは大騒ぎ。2回目のアンコールは、逆に心にしみる曲「海辺の二人」。客電がついた後、まさかの3回目のアンコール。上半身裸で現れた2人に対して、ハチマ氏は相変わらずラメシャツのまま。とてもらしくていい。「エレキの若大将」「San Blues」と残った力の全てを出し切り、最後まで大盛り上がり。次の彼等が何を魅せてくれるか早くも楽しみだ。
[撮影/鈴木恵、文/河野美穂]
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