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2002.12.17
ロックンロールに形があるのだろうか。いや、厳密にはないだろう。マモル＆THE DAViESの"「DO THE DAViES」発売記念ライブ"は、それを実証するかのような四者四様のライブが繰り広げられたイベントになった。統一されているようでされていないコントラストと思わず踊りたくなる軽快な音の流れがハッピーなバンチェットを皮切りに、ボーカルのダントツな存在感とメンバー間の信頼が随所に感じられるザ・スピンドルス、ゲストであるワタナベイビーの和んだステージへとライヴは続く。その後、いよいよマモル＆THE DAViESが登場！「いつものようになんとなくロックンロールしたいと思います」というMCのあと、いつのまにかライヴはスタートする。なんとなくというよりかは、至って自然にロックンロールと向き合っているといったライヴだ。それは会場の、至って自然なお客さんの揺れを見ていてもよくわかる。誰も無理をしていないし、ただ楽しくて、それをそのまま楽しんでいるのだ。至ってシンプル。気づけば2回のアンコール、1時間以上のライヴになっていたが、あっという間に感じられた。素直に「楽しかった！」と言えるイベントだった。それぞれに形があり、その形が異なっていても不思議と違和感がない。それは、この空間と時間を楽しむというスペシャリストたちだったからこそ、可能なことだったのかもしれない。"「DO THE DAViES」発売記念ライヴ" マモル&THE DAViES／ザ・スピンドルス／バンチェット guest>ワタナベイビー
[撮影／関谷美保、文／平川 友紀] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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