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2003.2.21
外は北風吹き荒ぶ真冬だというのにフロアは半袖姿でいっぱい。楽しみに目を輝かせているお客さんを見ているだけでJLPの魅力が伝わってくるくらいだ。まずはヒサシのたっての希望でゲスト出演が決まった、元WINOの久永氏がアコースティックギターを手に登場。「今肩書きがないので、コーヒー農園の社長でもやろうかと思ってます」なんてMCを挟みながらも、その卓越したギターサウンドとブルージーな歌声でじっくりと観客を酔わせた。続いてはお待ちかねJLP、ヒサシがJLPタオルを掲げながら登場すると大歓声が上がる。JLPの放つディスコ・ロックは魔法のように会場中を駆けめぐり、一瞬にしてハッピーなダンスフロアに変えてしまう。じっとしてるなんてできっこない、勝手にカラダがリズムを刻みだすのだ。「STARMAN」「Asian High」と頭から飛ばしまくり、4月発売予定のアルバム曲を織りまぜながら、息つく暇も与えない怒涛の選曲で盛り上げる。まさにバンドと客のガチンコ勝負。「今日は難しいこと何にも考えないで、踊って歌って楽しもう！」というMC通り、観客の最高のレスポンスにメンバーも心から楽しそうに演奏していたのが印象的だった。最後の「FREEDOM」では久永氏もステージに登場し、笑顔笑顔で完全燃焼。よりJLPらしさを追求するために「PUNK★THE★DISCO」という自主レーベルを設立した彼ら。これからがますます楽しみになった、熱い一夜だった。"CLUB PUNK★THE★DISCO" THE JERRY LEE PHANTOM guest>久永直行(ex.WINO)
（撮影／鈴木恵、文／松永恵里子） ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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