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Live Report ライブレポート 2003

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2003.6.21
"THE NEATBEATS「ROCKAWHILE」TOUR 2003"
THE NEATBEATS



生粋のロックンローラー&ライヴバンド、THE NEATBEATSのワンマン。いざ入場すると、思った通りのスシ詰め状態!メンバーとガチンコ勝負を挑む気マンマンの観客が、タオルを首に臨戦態勢で開演を待ち構えている。客電が落ちると同時に、観客はドドッと前へ押し寄せ、メンバーもそれを受けて立つようにモニターに立って客をあおる。ドラム・MR.SHEENの威勢のいいカウントから、ライヴで大人気のナンバーが続々と繰り出され、観客は終始、飛び跳ねっぱなし!メンバーと観客の間にはピリッとした緊張感が張り詰め、両者ともメそっちが楽しむよりこっちの方が楽しんじゃる!という気迫が感じられて実に痛快!この臨場感と躍動感こそライブの醍醐味だ!休む間もなくライヴはどんどんヒートアップし、本編は約1時間で終了。それでも鳴り止まないアンコールに応えて、メンバーも壮絶なステージを繰り広げ、結局アンコールだけでも3回!熱狂的なライブはようやく終わり、観客は心地よい疲労感と爽快感をたたえた笑顔で帰っていく。ステージ上では暴れまくっていたメンバーだったが、終演後に訪れるとクタクタ。地方で2公演のライヴをやった次の日のワンマンだけにさすがに疲れたわと呟いていた。それを全く感じさせないところに、プロ根性とライヴバンドとしての誇りが感じられる。やっぱすごいわ、この人たち。安っぽく聞こえるかもしれないが、改めてロックの偉大さ、なんていう一番大切なことを体験できた夜だった。
(撮影/鈴木恵、文/金田千恵美)
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