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2003.7.22
今年もやってきました“RETURN TO NATURAL 夏の陣”。と言えばVSシリーズ。まずはRadio Carolineである。パッチとウエノコウジとMr. Sheenと言う一見異色な組み合わせにも思えるが、いやこれがばっちりはまり過ぎている。激しいながらも確実なリズムを刻むドラム＆ベースで完全に作り上げ、パッチの強力なギターヴォーカルでその世界が無限大なものになる。とてもやばい物を観てしまったと言う感じ。いつも思うが、人を引き付けるもの（魅力）って相当な力だ。このバンドのそれはまだまだこんなもんじゃないと感じたのは私だけではないはずだ。続いて「どーもこんばんわ！」と登場した怒髪天。増子氏を見ると何故だか安心する。いつでもファンの期待を裏切らず、それ以上のものを与え続ける彼等。好きな音楽に対して妥協せず徹底的に演る様は、ちょっとくらい懐かしい味がしても切なくてもほろ苦くとも全然おかまいなしだ。むしろそうではないと意味がなく、もの足りないのである。ちょっと意外だったのはファンの年齢層が予想より若かった事。やはりいいモノは受け継がれていくんですね、増子兄イ！ そしてこれが本日の目玉？ 特別企画。CLUB Queの9周年で二位店長が監督を務める映画のライヴシーンの撮影(※1)。ヴォーカル増子さん、バックがRadio Carolineの面々(※2)。これまたやばいものをしつこいくらいに堪能させてもらいましたよ。観てない人、観れなかった人は映画で楽しむと言う事で！"RETURN TO NATURAL 2003 CLUB Que 夏ノ陣" "2003 VS SERIES" 怒髪天 vs Radio Caroline
（撮影／鈴木恵、文／河野美穂） ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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