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Live Report ライブレポート 2003

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2003.12.14
TOMOVSKY




下北沢CLUB Queにて12月14日…TOMOVSKYワンマンライヴが行なわれた。この日38歳のお誕生日を迎えた大木知之氏。会場は身動きがとれない程のオーディエンスと熱気に包まれ、彼がステージに登場するのを心待ちにしていた。第一部と第二部に構成され、まずはTOMOVSKYの弾き語り"ひとりTOMOVSKY"で幕開け。とても和やかで温かい雰囲気を創り出し、やわらかな歌声がスッと心に入り込む。そして1曲1曲をじっくりと大切に歌い上げ、カステラ時代の曲も数曲披露。ワンマンならではの試み…ということで終始笑顔を浮かべステージを動き回る楽しそうな姿に「音楽」を心から楽しんでいるのはもちろんのこと、今日この日、この瞬間…をとても大事にしているのが手にとるように伝わってきた。MCでは、オーディエンスとやり取りをしつつアットホームな時間が流れていた。TOMOVSKY…彼だからこそ創りだせる空間がココには確かにあった。ギター1本と歌。とてもシンプルな形だけれど、一瞬たりとも目が離せない魅力を存分に引き出したステージだった。休憩を挟み、第二部はサード・クラスと共に"バンドTOMOVSKY"の登場!Tシャツ姿に着替え、更に嬉しそうな表情で会場 を見渡し「この日のために新たな曲をマスターしてくれたサード・クラスに拍手を!」とメンバーを盛り上げる。息のピッタリ合ったステージを繰り広げ「俺達の走馬灯!」と言って『GO!』を。会場のボルテージも上昇し、お祝いムード一杯でとても心地よかった。アンコールでは3曲披露。終演後…TOMOVSKY作2004年カレンダーを買い求めるオーディエンスの列が地上まで連なっていた。忘れることの出来ない、素晴らしい時間を共有できた夜だった。
(撮影/岩井瑞香、文/清水瑠里子)
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