CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2004

« Back


2004.1.27
"ELECTRIC CREATURES vol.2"
SPARKY/cellophane
DJ>中村義響


cellophane

SPARKY
SPARKY企画“ELECTRIC CREATURES vol.2”。スクリーンにはVJの作った映像が流され、DJはイヴェントを盛り上げるナイスな音楽を流し続けていた。ところがそんな酒の進みそうな雰囲気から一転、口火を切ったのはマイティ(マネキン)の前説。2マン・ライヴを見にきた感覚だったおいらは“なんだ? このイヴェントは”という驚きとワクワク感に駆られた。マイティの前説に続いて現れたのはcellophaneだ。持ち合わせていた優しさはそのままに、歌と音楽がよりざっくりと混ざり合ったように思う。カスタードクリームができあがる直前の、食欲をそそる感じ。ポップだったりロックだったりマニアックだったり王道だったり、より人間らしさ溢れる、音楽の宝箱のようだった。続いて本日の主催者SPARKY。ステージ上、ドラムの両脇にテレビ2台が配置され、演奏と共に映像が流される。下手には前説を務めたマイティも鎮座していた(笑)。彼らのライヴはとにかく“強力”のひとこと。電球メガネをチカチカさせながら現れた強烈な第一印象から、“え? 宇宙人?”と尋ねたくなるエレクトリックで不可思議な音楽。かと思えば響く歌。最初の曲が演奏された時、後ろから当てられた照明でシルエットになった彼らを見て、本当にドキドキして、とてもきれいだと思った。右から左から飛んでくる音楽をキャッチしてキャーキャー言ってたら、あっという間に時間は過ぎていた。遊び心満点。たぶん、バンド知らない人でも楽しめたんじゃないかと思う。すげーいいイヴェントだった。
(撮影/広瀬由季、文/平川友紀)
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.