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Live Report ライブレポート 2004

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2004.3.23
"POKKA POKKA"
サンプリングサン/Magnum BOWL⑧/nitt


nitt

サンプリングサン

Magnum BOWL⑧
ようやく春の兆しも見えかくれし始めたこの日、久し振りの“POKKA POKKA”がココCLUB Queで開催された。今回はジャンルは違えど体温と熱気を感じる事のできるバンドが揃った。まずは新田兄弟のユニット、nitt。落ち着きのあるツインボーカルが混ざり合う瞬間が何とも心地よく、彼等の最大の武器であろう。親友との再会を唄った“海岸通りで会いましょう」は別れのこの季節だからこそ余計にじわじわと染み込んで来た。続くサンプリングサンは久々のライヴにも関わらず、有無を言わせない楽曲と演奏のクオリティの高さがすでに将来を予感させるものがあった。新曲が次々と披露される中MCで「新曲がつまらなかったら手を上げて!」なんて言ってたけど、つまらないどころかストライクゾーン。周りの反応を見れば一目瞭然。スローナンバーもポップでエキサイティングな曲も彼等の魅力がたっぷりと詰っていた。ラストはお馴染み“ヒューリ”、新旧織りまぜたライヴにお腹が一杯になった。客席から手拍子にのって、おまけに勢いにものっているMagnum BOWL⑧の登場。彼等の弾けんばかりの笑顔とパフォーマンスにつられ会場にも笑顔が溢れる。安心して身をゆだねらるサウンドとステージングは正にエンターティメント。Key.の摩訶不思議な音色にやられながらアンコールの“ルート8”までガッツリ楽しませてもらった。やっぱり音楽って温もりのキャッチボールだろう。この一体感は是非ライヴ会場で。
(撮影/塩谷英理子、文/だるまっち)
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