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Live Report ライブレポート 2004

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2004.5.14
The Coachwhips(from san francisco)/DMBQ/ゆらゆら帝国


ゆらゆら帝国

The Coachwhips

DMBQ
会場に入るなり、お客さんの熱気に圧倒され、戦いを挑む態勢が整い過ぎていて、唖然とした。最初、ステージに現れたのは、ゆらゆら帝国。なるほど…会場のこの雰囲気が納得できた。淡々と曲が進む中で、着実にお客さんのテンションは上がっていた。その何ともいえないライヴの進み具合が気持ちがよく、ノリまくってしまう。「グレープフルーツちょうだい」で、会場は、何かがぶち切れたかのように絶頂に達した。 最後の曲「つきぬけた」まで、会場全体は上がりぱなしのテンションだった。次のセッティングが始まり、ドラムセットがステージギリギリまで前(中心)にきていて、見慣れない配置だった。The Coachwhips(from西海岸サンフランシスコ)登場です。演奏が始まったのだが、声は聴こえるがボーカルがいない! 客席が以上に狭くなっている。おかしい…と思っていたら、目の前に、同じ高さにボーカルはいた!ギター、ドラム、そしてカシオトーンからくり出される異常に歪んだガレージ・サウンド+客席フロアを大移動しながらの演奏。あまりの楽しさに踊り狂うお客さんが続出。お客さんもメンバーの一員?になったかのような盛り上がり具合の客席、いいや、ステージだった。最後にDMBQ 。これ以上もう無理だろうぐらいに会場は熱くなっていたが、やはり彼らはスゴイ!最初のMCでさらに煽ってしまい、曲が始まったころにはすごいテンションになっていた。彼らのライヴは迫ってくる感じが強く、すごく圧倒されてしまう。最後の曲では、ドラムセットが解体され、ボーカルが客席の天井に解体されたものを引っ掛けていた。そのとき、お客さんがボーカルの足を支えている光景が、とても会場が一体となっている感じがした。すべてドラムセットを引っ掛け終わると、出演バンド全員が出て来て、写真撮影をしていた。ひとつの家族のようだった。本当に本当に贅沢な、おなかいっぱいな1日でした。
(撮影/鈴木恵、文/関谷美保)
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