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Live Report ライブレポート 2004

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2004.11.5
"ひとりトモフ・ワンマン"
TOMOVSKY




今夜は"ひとりトモフ・ワンマン"。ステージ上に置かれているのは家から運んできたという一台のテレビ。そこに映し出されるもうひとりのTOMOVSKY、"2号"が現れショータイムのはじまりはじまり! ギターを弾いたりピアノを弾いたり、愉快に走り回りながら進んでいくステージは、まるで飽きが来ない。「円盤を待っている」では映像トモフ2号と見事にかけあいをし、メトロノーム(メトロフスキー)と楽しく歌い、この日のために撮ったという夕焼けをバックに「夕焼け小焼け」も披露する。MDを鳴らしながら2号と歌う「星ラップ」。ドラムを叩く映像トモフとかけあう「たりる」。汗をかいて大変だと言いながら気持ちよく奏でられるピアノの音色。何が飛び出してくるのか分からないワクワク感が体中に溢れてくる。なんて素敵な夜なのだろう。なんて芸術的な人なのだろう。トモフの前向きな歌にどれだけの人が癒されているのだろう。未来を明るいものに変えてくれる彼の歌声は、たくさんの人々に笑顔をもたらし、安心感を与える。1曲終わるごとに拍手喝采。TOMOVSKYの楽しいショータイムに声をあげて笑い、みんな幸せそうである。彼自身もとてつもなく楽しんでいるようで、終盤、楽器を何も奏でず歌うご満悦の表情は素晴らしく、見ていて気持ちよくなるほど。最初から最後まで至れり尽くせりのホームメイド感覚のステージに感極まって思わず涙してしまった。色々な場面で感動し、見ごたえ十分。再び見たい!と思わず唸る夜だった。
(撮影/鈴木恵、文/小川純子)
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