CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2005

« Back


2005.4.18
"KNOCKED DOWN ON THE DANCE FLOOR 050418"
the blondie plastic wagon/UNDER THE COUNTER/凛として時雨/Semi Human Size


凛として時雨

UNDER THE COUNTER

Semi Human Size

the blondie plastic wagon
トップは凛として時雨。激しくとばす曲で始まる。すごく熱いのに、とても冷たく突き放されるような、相反する印象を受ける。熱すぎる炎が赤を通り越して青白く燃えているようなバンドだと思う。男女ボーカルの掛け合いも絶妙。男vs女ってまったく聴こえないところもすごい!全5曲で一つの世界観を創りあげているところがすごい!どっぷり浸ってしまわずにはいられない濃い時間だった。2番目に登場はUNDER THE COUNTER。前向きでPOP、どこまでも広がる草原、そんなイメージの曲、からスタート。切なくメロディアスな曲あり、POP全開な曲あり、ワーッと走りたくなるような曲ありと、楽しくてカラフル、キレイなドロップみたい。缶をふって、次は何色、何味が出て来るのかな?ってワクワクな気持ちになった。3番目はSemi Human Size。始まりは青くて疾走感溢れる曲。続けて激しく煽る、熱い曲。歌い方がとっても印象的で思わず引き込まれる。疾走感そのままに、時間が駆け抜けて行った。最後に登場はthe blondie plastic wagon。いつものSEが流れず、BGから突然本編スタートに軽くヤラレる。最新のアルバムからの曲と最近のライブで定番の曲。聴き慣れているはずなのに、いつも新鮮に響くのは何でなんだろう?トリオというシンプルなバンド形態をシンプルなまま、ただあるものを見せる、聴かせる。そんな潔さを感じる。シンプルだから、頭より身体が先に反応してしまうのかな。身体が気持ち良く感じるから、何度でも聴きたい、観たいって思うのだろう。帰り道、またあの曲で揺れたいなって、もう思っていた。
(撮影/鈴木恵、文/元井牧子)
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.