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Live Report ライブレポート 2005

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2005.5.27
"今日が休みになる方法:セミナー1"
POMERANIANS/曽我部恵一/golf
DJ>荒川聡(ex.Rock.jp/Fishmans night)


golf

曽我部恵一

POMERANIANS
POMERANIANSと言えば下北沢。下北沢と言えばPOMERANIANS。というのが私の印象。そんなわけで下北裏打ちバンドPOMERANIANS初の単独主催イベント。記念すべき本日のトップを飾ったのはgolf。変幻自在のサウンドと男女ツインヴォーカルのハーモニーで独自の世界観を構築。個々の楽曲はストーリー性が強く、1本の短編映画を見たような気分にさせられるステージだった。続いて邦楽ロック界の重鎮、曽我部恵一。この日の曽我部はぶっ飛んでて、最高だった。「ジュークボックスBLUSE」を熱唱しながらダブルオー・テレサと共に客席から登場。のっけからハイテンション。特に「FIRE ENGINE」では、客席に何度も下りてくるわ、ギター、ベースを天井から吊って弾くわ、ぐるぐる回ってケーブルに絡まるわ、ドラムセットにダイブするわで物凄いはじけっぷりを見せつけてくれた。ステージとオーディエンスの壁をぶち壊し、観客との蜜月空間を意図も簡単に創りあげてしまう彼の力量にはいつも驚かされるばかり。あと、日を追うごとにダブルオーの面々が曽我部に似てきてるのが気になる。そんなこんなで本日の主役、POMERANIANS。アルバム『雑踏ダイバー』から立て続けに曲を披露。裏打ちサウンドはフロアを揺らし、彼等の楽曲は極めて日常的な出来事の中に潜む、大切な想いや風景を思い出させてくれる。Que史上初の試みかと思われる巨大バルーン客席投入なんてサプライズもありつつ、「Rudy music」でしっとりとイベントは終了。今日はたくさん笑って踊った。
(撮影/田中貴史、文/宮本貴子)
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