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Live Report ライブレポート 2005

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2005.7.26
"RETURN TO NATURAL CLUB Que 夏ノ陣 2005 ~VERSUS SERIES~"
TOMOVSKY vs ダブルオー・テレサ


ダブルオー・テレサ

TOMOVSKY
東京に台風襲来?! 湿った風が吹き荒れる中、CLUB Queでは今夜も見事なバトルが繰り広げられた。最初に登場しますは植木氏の熱いMCが脳天を直撃するダブルオー・テレサ。「台風なのに来てくれたことにあなたに感謝!」とメッセージをこめて歌う“雨のち晴れ”。何から何まで熱い演奏にフロアも応え、思い思いに叫び踊りまくる。“ロックンロール天国”ではステージから飛び降りマイクスタンドまでもフロアに立ててファンとの掛け合いをするなど大変な盛り上がりを見せていた。お次に登場しますはサード・クラスのメンバーをバックバンドに率いるTOMOVSKY。彼の詞にこめられたメッセージは時に頭をドキッとさせ、常時、心を明るくさせる。“歌う39歳”から幕をあげたステージは終始穏やかに過ぎ行き、胸にふつふつと希望がわいてくる。「天国はきっと嫌なところだから死ぬな」と歌う“天国は天国じゃなさそう”。「夢は思えば叶うというなら悪夢も叶ってしまうのだ」と説く“BAD DREAMS ALSO COME TRUE”。「脳で動くより骨で動け、俺は骨派!」な“骨”。すべてが後ろ向きゆえの前向きソング。トモフの笑顔に開放感が溢れる。サード・クラスの演奏とコーラスが心地良いハーモニーを奏で、良い味を醸し出している。締めの曲はこれまた“歌う39歳”。台風が直撃するかと思いきや肩透かしを食らった東京に、熱くて優しい風が吹き荒れた夜であった。
[撮影/相川健一、文/小川純子]
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