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Live Report ライブレポート 2005

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2005.7.31
"new soul collection"
川上次郎/スメルマン寿
guest>MCU(KICK THE CAN CREW)/MOMO MC


川上次郎

川上次郎+MCU

スメルマン寿
7月最終日でもあり、フジロック最終日でもあった7/31。CLUB Que夏の陣を締めくくるイベント“new soul collection”が開催。開演前にDJナオキ、MCガックン、SINGERりんりんのミニライブなんかもあって、いい具合に暖まった会場にまず登場したのはKUSU KUSU、MUITO BONITO解散後、ソロとして活動を続けている川上次郎。彼の性格を投影したような明るくポジティブな楽曲と、演奏時間より長かったのでは?と思ってしまうほどよく喋っていたMCで、オーディエンスも終始和やかムード。ゲストのMCUと「ACT ON MY STYLE」を歌った後、明日誕生日のMCUのためにみんなでハッピーバースデイを歌い、更にはステージ上でプレゼントを渡すという、サービス精神旺盛な川上らしいにくい演出もあり。続いて登場したスメルマン寿は元チン☆パラのメンバーを母体に結成された6人組アカペラグループ。下北沢での初ライブにしてトリという大役に臆することなく、圧倒的なステージを展開。ボイスパーカッション、ボイスベースの力強くも安定感のあるビートに、コーラス隊の美しいハーモニーが色を添え、熱のこもったヴォーカルでオーディエンスをぐんぐん引っ張っていく。何がすごいってファンの一体感がすごい。一緒に跳ねるし歌うし手は叩くし、スメルマン寿のメンバーといっても過言ではないくらいファンがいい仕事してて、そりゃあもう見事なもんだった。モーニング娘。やジャニーズのファンも顔負けでしょう。ファーストミニアルバムの表題曲「小さな鳥」で本編を締めくくり、アンコールでは川上次郎と「STAND BY ME」をセッション。世代やジャンルは違えど、素晴らしいエンターテイナーという点ではなんの違いもない彼等のショーの完成度の高さには、ただただ頭が下がるばかりなのであった。敬礼。
[撮影/鈴木恵、文/宮本貴子]
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