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2005.8.14
素敵な女性2人が企画しているイベント、ninohira。なんと今回で13回目！毎回音楽好きのツボをついたブッキングで楽しませてくれるイベントである。まず始めに登場したのは、自宅録音家ことまつきあゆむ。豪華なバックバンドを従え歌い始めた彼の姿からは、新世代の旗手というオーラが感じられる。22歳の彼が受けてきた音楽の衝撃、それは同時期に私たちも体験したものであり、その同時代性に胸が熱くなる。最後に披露した「中村一義（仮）」はそれを最も感じさせてくれる名曲だ。次に登場したのは5人編成で落ち着いた雰囲気を放つTWELLVE。Gt.阿部さんとkey.福嶋さんがそれぞれボーカルを取る声が心地よく、また時に熱く演奏する姿に引き込まれる。蒸し暑い花火大会の日を歌ったという「打ち上げ花火」では気だるい夏の夜へ誘う。3番目は兄弟ユニットnitt。彼らのライブを見る度に大きな変化を感じる。さらに力強さが増し、バンドサウンドとして大きく成長した姿は頼もしさすら感じるほどだ。耳に残るメロディと力強さを武器に進化するnittの“これから”もとても楽しみである。そして最後はbonjour。ホーンの華やかな音が鳴ると会場全体が高揚感に包まれる。まさにハッピーサウンド！笑顔にならずにはいられない。客席との掛け合いもまたbonjourの魅力の一つであり、ステージと客席が一体となって音楽を楽しんでいる。本編終了後もまだまだ踊りたいとばかりに客席からはアンコールが起こり、アンコール2曲でイベントは幕を閉じた。"ninohira☆13" TWELLVE／nitt／bonjour／まつきあゆむ
［撮影／相川健一、文／土田理奈］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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