2005.8.17
シュリンプエッグチリソースのホームパーティーはまさに「ホーム」だった。幼稚園のバザーのような飾り付け。ここはQueなのか、と見まがうほどのかわいらしい雰囲気。この日のステージは独特なノリで客席をガンガン唄わせ踊らせるシナトラで幕を開ける。夏の祭りを熱く演出。続いてOHIO101は、緊迫感に溢れた世界を作り上げ、心のロマンチックな部分を鷲掴みにしていく。祭りから一転、夜の砂漠を思い浮かべる。3番手、ハンサム兄弟は演奏力の高さと言葉の熱で心を掻き乱す。voハンヂのオーラは安心感を与えてくれる。まるで大木のような人だ。男気。各ステージの合間には、この日の隠し味、ゲ~マ~ズが「ドラクエ」「ツインビー」などのゲーム音楽をアコギ2本で再現。懐かしさのあまり歓声をあげるフロア。ラストはホームパーティーのホスト、シュリンプが登場。僕は初見。若い。かわいらしい。それまでベテラン音楽猛者のステージが続いたのでビックリした。大丈夫だろうか?なんて心配も杞憂。大きな花が咲いた。Voのタエコが「ここに立つのが夢だった」とか「今日はみんなを楽しませてあげる。」なんてストレートな言葉をフロアに放ち、そのキラキラした佇まいと歌声に撃たれる。演奏は素晴らしく、恐るべき17歳、Bのエビちゃんは海老のようにピョンピョン跳ねながら、リズムを操り、波を作る。終演後、シュリンプの仕掛けたホームパーティーの温かさにクラクラした。真夏の夜の夢はとても眩しかった。"シュリンプエッグチリソースのホームパーティー ~初めての××…真夏の夜の夢~" シュリンプエッグチリソース/シナトラ/ハンサム兄弟/OHIO101/ゲ~マ~ズ
[撮影/鈴木恵、文/大堀寛顕] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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