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Live Report ライブレポート 2005

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2005.10.3
"CLUB Que 11th Anniversary FES. ELEVEN ROUNDS of GROUNDS"
"怪しい隣人 vol.8"
青山陽一/MAMALAID RAG


青山陽一

MAMALAID RAG

セッション
青山陽一氏企画のイベントも回を重ね、今宵8人目の隣人として迎えられたのはMAMALAID RAG。“目抜き通り”から始まり会場は一気に風色空気に。中盤には青山氏がギターで参加して“街灯”をセッションし、切ない旋律を聞かせてくれた。笑顔を交わし演奏する二人の放つ穏やかな雰囲気でライブは進み「では最後に暖かい雨を」というVo.田中氏の言葉より“春雨道中”へ。田中氏の落ち着いた歌声は涼やかに響き渡り、心地良さを増していた。続いて青山陽一氏が登場。“Odrel”でグッと大人な雰囲気に。“Horizon”“罪深きグルーヴィー”“難破船のセイラー”とたたみ掛けていくと、淡々とした歌声とは対に響くギターの音色にお客さんの熱も徐々に高まっていく。彼のギターと、BM'sの奏でる音達が絡まり織り成す音楽は、秋の装いを更に晩秋へと誘い出すかのようだ。アンコールではMAMALAID RAG田中氏を加えて、はっぴいえんどの“抱きしめたい”とCreamの“I'm so Glad”をカバー。ギタリスト同士の軽いバトルが見られた部分もありつつ(笑)、お互いの相性の良さを感じることが出来たセッションだった。この日Queを吹き抜けた風は、お客さんを暖かな余韻で包み込んだことだろう。
[撮影/鈴木恵、文/佐野ゆうこ]
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