CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2005

« Back


2005.10.5
"CLUB Que 11th Anniversary FES. ELEVEN ROUNDS of GROUNDS"
堂島孝平/ROUND TABLE/epoch


堂島孝平

ROUND TABLE

epoch
一番目はepoch。nino trincaのメンバーであり、個々にも多くのバンドのサポート活動をしておられる3人。さすが安定した演奏、落ちついた雰囲気。全曲英語詞だけれど、ボーカル上田さんのまくしたてるような歌い方とキャラクターで自然と耳に馴染むのだ。まるで洋画のエンドロールで流れる曲のような暖かい色彩を感じさせてくれた。そして次に登場したのも落ち着いた雰囲気のROUND TABLE。あいかわらずなポップでオシャレなサウンドも、ホーンとパーカッションが入って更にパワーアップ。時々見え隠れする遊び心にニヤニヤしちゃう。そんなコドモな部分とスタイリッシュな部分が共存するユニットだなぁと再確認。トリは堂島孝平。どんなメンバーで演奏してくれるのかな?と期待で胸が膨らむ。今回はちょと珍しい。cafelonのシュンスケさんとの「シュンドウ」、二人での演奏はいつもバンドスタイルで聴いている曲が更に染み渡るように体に入り込んでくるように思う。キレキレで演奏した「25才」やアンコールの「still」がやたらと染みたのだった。この日の堂島さんは日々の葛藤であったり、不安であったりとかそんなことを「Yeah!って叫べば忘れられる!」ってひたすらシャウトして、最後には「俺に幸あれ!」という言葉で締めて去っていった。ありきたりかもしれないけど、みんな同じように悩んでるけど前を向いて行こうって思えるような、元気をもらえた演奏だった。「みんなに幸あれ!」そんなことをライヴの熱でホクホクした帰り道に言いたくなっちゃうような、ね。
[撮影/相川健一、文/長谷川彩子]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.